世界のウイスキー6大産地のひとつ、「スコッチウイスキー」の種類

世界のウイスキー6大産地のひとつ、「スコッチウイスキー」の種類

世界五大ウイスキーのなかでも突出した存在感を持つスコッチウイスキー。スコットランドは隣国アイルランドとともにウイスキー発祥の地といわれ、“元祖ウイスキー”ともいえます。今回は、スコッチウイスキーの種類や生産エリア、味わいのバリエーションを紹介します。

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スコッチウイスキーの定義と種類

Kirill Z/ Shutterstock.com

世界のさまざまな国で造られているウイスキーは、国によってその種類や定義も異なります。たとえば、世界のウイスキー6大産地のひとつであるスコッチウイスキーは、「水、酵母、モルトおよびその他の穀物を原料とする」「スコットランドの蒸留所で糖化、発酵、蒸留を行う」「容量700ℓ以下のオーク樽に詰める」などいくつもの法定基準があります。

また、その種類は原料と製法の違いで「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」に大別。前者は大麦を発芽させた「モルト=大麦麦芽」のみで造られたウイスキーで、ウイスキーの源流となるもっともスタンダードなもの。一方、後者は大麦のほかコウモロコシや小麦などの穀物を使って造られるもので、大量生産に向いた製法で造られウイスキーを世界中に広めるきっかけとなりました。

製品としては、単一蒸留所で造られたモルトウイルキーの複数樽を混ぜてボトリングした「シングルモルト」と、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの両者を混ぜあわせた「ブレンデッドウイスキー」が一般的です。

スコッチウイスキーの造られる場所

Joseph White/ Shutterstock.com

冷涼で自然豊かなスコットランドは、国全体がウイスキー造りに適した風土。ウイスキーの主原料となる大麦の一大産地であり、スコッチ特有の風味をつくる「ピート」にも恵まれていることから、“ウイスキー王国になるべくしてなった”といわれるほどウイスキー造りに適した環境が揃っています。

さらに、スコットランドは地域ごとに自然環境も多種多様。現在、スコッチの生産地区は「スペイサイド」「ハイランド」「ローランド」「キャンベルタウン」「アイラ」「アイランズ」の6地区に大別。渓谷や海など地域ごとの自然環境がそのままウイスキーの個性につながり、スコッチの飲み比べをするだけでもスコットランドを旅した気分が味わえます。

スコッチの個性的な味わいたのしむ

Sergiy Palamarchuk/ Shutterstock.com

世界の五大ウイスキーのなかではもっとも個性が強いといわれるスコッチ。その味わいをもっとも象徴するのが、「ピート」由来の“スモーキーフレーバー”です。これは煙のような風味のことで、地域や蒸留所ごとに煙香の強弱や風味に特徴を持っています。

なかでもとくにピートを積極的に使い、個性的な味わいを持つのが「アイラ」のスコッチ。ピート由来だけでなく、すべての蒸留所が海岸沿いに建つ立地条件から潮や海藻の香りも感じられ、初心者にはインパクト大。好き嫌いが分かれることもありますが、一度ハマるとやみつきになるともいわれています。

アイラのような個性の強いものもあれば、「スペイサイド」のような上品で華やかな万人受けするウイスキーも。同じ原料から造ったとは思えない味わいのバリエーションに、ウイスキーの奥深さを感じることができますね。

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