ウイスキーハイボールのおいしい作り方!飲み方!

ウイスキーハイボールのおいしい作り方!飲み方!
出典 : Brent Hofacker/ Shutterstock.com

爽快感が魅力のウイスキーハイボールは、食事に合わせやすく、カジュアルにたのしめるので人気があります。ウイスキーとソーダがあれば、自宅で簡単に作れるのもポイントです。今回は、ウイスキーハイボールのおいしい作り方と飲み方を紹介します。

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おいしいハイボールを作る基本の手順

おいしいハイボールを作る基本の手順

Dmytro Khlystun/ Shutterstock.com

ハイボールの基本の作り方

ハイボールの基本的な作り方をおさらいしましょう。
まず、氷を入れて冷やしたグラスに、ウイスキーを適量注いで軽くまぜます。次に、ソーダを静かに注ぎ入れ、軽くマドラーでまぜます。お好みでカットレモンを加えてできあがり。
ウイスキーとソーダの比率は、ウイスキー1に対してソーダを3~4倍ほど加えるのがおすすめです。自宅で作るときはこの比率を目安に、お好みの味を探してみるのもよいですね。

ハイボールをおいしく作るためのポイント

おいしいハイボールを作るには、いくつかコツがあります。ここでは2つのポイントを紹介します。

【ポイント1:グラス類を冷やす】

ウイスキー、ソーダ、グラスはキンキンに冷やすのがコツ。ウイスキーはボトルごと冷凍庫に、ソーダは冷蔵庫に入れて冷やします。グラスはハイボールを作る前に、氷を入れて冷やします。(ステアして氷が溶けた分の水は捨てます。)
それぞれよく冷やしておくことで、氷が溶けにくくなり、ウイスキーの味が薄まりすぎるのを防げます。また、冷たい氷に常温のウイスキーを注ぐよりも、氷やソーダとの温度差がないほうがなじみやすくなります。

【ポイント2:炭酸抜けに気をつける】

炭酸の爽快感が損なわれないようにていねいに作ることも大事です。ソーダを加えるときは泡立たないようにゆっくりと注ぎ、まぜるときも静かにひと回しする程度に抑えましょう。そうすることで、シュワシュワッとした爽快感をたのしめます。

自分好みのハイボールに仕上げるには?

自分好みのハイボールに仕上げるには?

Turumtaev Ildar/ Shutterstock.com

ハイボールの主役となるウイスキーを、産地の違いで選ぶ

ウイスキーの産地にこだわって、ハイボールを作るのもおすすめです。スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本で造られるウイスキーを「世界5大ウイスキー」といいますが、各地の風土に合わせた製法で造られているため、それぞれ独自の個性を持っています。
スコットランドから順に代表的なウイスキーを紹介しましょう。スコッチはピート由来のスモーキーなフレーバーが特徴です。アイリッシュはスッキリとした味わいのものが多く、バーボンは甘く力強い味わいです。カナディアンはライトでクセがないので、カクテルベースとしても人気。ジャパニーズウイスキーはスコッチに近い味わいですが、趣のある多彩な原酒を味わえます。
産地別に飲み比べて、好きなスタイルを見つけましょう。

ハイボールに使うソーダにこだわって、自分好みの1杯を作る

強炭酸、微炭酸、硬水、軟水など、ハイボールは使用する炭酸水(ソーダ)によっても味わいが変わってきます。
たとえば、強炭酸水を使えば爽快感が増し、微炭酸水を使えばまろやかな味わいをたのしめます。
またミネラルウォーターと同じように、炭酸水にも硬度があります。一般に、硬度が高い硬水は口当たりがしっかりしていて、高度が低い軟水はやさしい口当たりです。どれを選ぶかは好みですが、ウイスキーと炭酸水の生産国を合わせてみるのもよいでしょう。

多彩なハイボールカクテルにチャレンジしよう

多彩なハイボールカクテルにチャレンジしよう

Brent Hofacker/ Shutterstock.com

ハイボールをソーダ以外の定番割り材でたのしむ

ハイボールはカクテルの一種です。「ソーダ割り」が基本ですが、さまざまなもので割ってたのしむこともできます。定番の割り材や飲み方、味わいなどをいくつか紹介しましょう。

【トニックウォーター】

トニックウォーターは、ソーダ水にレモン・ライム・オレンジなどの皮のエキスとシロップをブレンドした、イギリス生まれの炭酸飲料水。クリアな口当たりのトニックを使えば、ハイボールの味が引きしまります。スコッチに合わせるとおいしいですよ。

【ジンジャーエール】

ジンジャーエールは生姜入りのノンアルコール炭酸水。ジンジャーエールで割ったものを、ジンジャーハイボール、ジンジャーハイといいます。合わせるウイスキーは、日本のウイスキーやバーボン、カナディアンがおすすめ。生姜由来のスパイシーな風味が、ウイスキーによく合います。

【コーラ】

おなじみのコーラで割ったハイボールは、コークハイボールやコークハイ、ウイスキーコークと呼ばれます。コーラで割っているので、味わいは甘めで飲みやすいのが特徴。ほどよい甘味とコクのあるジャックダニエルなどのバーボンや、カクテルベースとしてよく用いられるカナディアンウイスキーに合います。

【オレンジジュース】

ウイスキーは柑橘類との相性がよく、レモンやオレンジ、ゆずなどともぴったり。ジュースを使えば、簡単にハイボールカクテルをたのしめます。たとえば100%オレンジジュースで作れば、甘味と酸味がアクセントのフルーティーな1杯になりますよ。

流行りの進化系ハイボールもおいしい

ハイボールは、定番以外の割り材と合わせても、おいしくたのしめるのが魅力です。たとえば、近年では黒コショウなどのスパイス、ヨーグルトや乳酸飲料、梅干し、冷やしアメなどを加えた、進化系ハイボールも登場しています。
カクテルレシピをアレンジしたり、フルーツを入れたり、さまざまな割り材をハイボールで試してみてはいかがでしょう。これまでにはない、おいしい組み合わせが見つかるかもしれませんよ。

ハイボールは、ウイスキーの種類や割り材によって、多彩な表情をたのしめる飲み方です。各地で個性豊かなウイスキーが造られているので、ハイボールで世界を巡ってみるのもよいでしょう。おいしいウイスキーハイボールをたのしんでくださいね。

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