「グレンモーレンジィ」はハイランドモルトの傑作!

「グレンモーレンジィ」はハイランドモルトの傑作!
出典 : MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社サイト

「グレンモーレンジィ」は、スコッチウイスキーの6大生産地のひとつ、スコットランド北部のハイランド地方を代表するシングルモルト。世界中のウイスキー愛好家から「完璧すぎるウイスキー」と呼ばれるほどの人気を誇ります。ここでは、そんなグレンモーレンジィの歴史や魅力を紹介します。

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グレンモーレンジィはハイランドを代表するシングルモルト

グレンモーレンジィはハイランドを代表するシングルモルト

出典:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社サイト

「グレンモーレンジィ」は、今から約180年前の1843年、スコットランド北部に広がるハイランドの地に誕生したグレンモーレンジィ蒸留所が造るシングルモルトウイスキーです。

ハイランドは、ローランド、スペイサイド、キャンベルタウン、アイランズ、アイラとともに、スコッチウイスキーの6大生産地に数えられます。
ハイランドとは、直訳すれば分かるように「高地」のこと。もともとスコットランドは山の多い北部と、平地の多い南部(ローランド)とに分かれており、文化や風俗も異なります。

ハイランドは、ローランドと合わせてスコットランドを南北に2分しているわけですから、6大生産地のなかでも非常に広い面積を有しています。
ちなみに、「ザ・マッカラン」や「グレンフィディック」「ザ・グレンリベット」など多くの著名な蒸溜所を擁することから“スコッチの聖地”と呼ばれるスペイサイドも、もともとはハイランドの一部でしたが、近年になって独立したエリアと見なされるようになりました。

ハイランドは広大な面積をもつだけに、ウイスキー造りの特徴も一括りにはできず、東西南北の四つの地方で味わいの傾向が異なります。なかでもウイスキー造りが盛んで、しっかりとした風味をもつ、リッチな味わいのモルトウイスキーが造られているのが北ハイランド。この地を代表するシングルモルトとして、世界的な知名度を誇るのが「グレンモーレンジィ」です。

「グレンモーレンジィ」がスコットランドで愛される理由

「グレンモーレンジィ」がスコットランドで愛される理由

出典:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社サイト

グレンモーレンジィの魅力は、複雑でありながらも口当たりのよい、なめらかな味わいにあります。
上品で繊細、そして深みのある香りと魅惑的な余韻は、シーンを選ばず、極上のひと時を演出してくれるはず。ウイスキー愛好家はもちろん、ウイスキー初心者やシングルモルトビギナーにも受け入れられやすい味といえるでしょう。

そんなグレンモーレンジィの魅力を支えているのは、スコットランド産の原料へのこだわりです。
グレンモーレンジィ蒸留所では、原料とする麦芽は、すべてスコットランド原産の大麦麦芽のみを使用。また、仕込み水には自社所有の水源から汲み上げた硬水を使用しています。
ウイスキーの仕込みには「軟水」が使われることが多いのですが、グレンモーレンジィはあえてミネラル豊富な硬水を用いることで、さわやかなフローラルの香りを生み出しています。

これらスコットランド産原料の魅力を引き出すのが、ネックの長さが5.14メートルもある独特の銅製蒸溜器です。この蒸溜器を用いて、もっともピュアな蒸気のみを抽出することで、グレンモーレンジィのなめらかでエレガントな味が生まれるのです。

グレンモーレンジィは、スコットランド産の原料にこだわった、まさにスコットランドの大地が育てたシングルモルト。現地での消費量も多いことから「スコットランドでもっとも愛されているウイスキー」と称されるのは、その優れた品質はもちろん、現地産の原料への強いこだわりが支持されているからでもあるでしょう。

「グレンモーレンジィ」は追加熟成のパイオニア

「グレンモーレンジィ」は追加熟成のパイオニア

出典:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社サイト

グレンモーレンジィは「追加熟成のパイオニア」としても知られています。追加熟成とは、いったん樽で熟成した原酒を、別の樽でさらに熟成させることで、「カスクフィニッシュ」や「ウッドフィニッシュ」とも呼ばれます。

樽での熟成を重視するだけに、樽の品質へのこだわりも強固なものがあります。多くの蒸溜所では完成した樽を購入していますが、グレンモーレンジィでは厳選したオーク原木を買い付けて独自の樽を作成。この手法は「デザイナーズカスク」と呼ばれ、グレンモーレンジィはその代名詞といえる存在です。

さらに、樽のもつ力を最大限に発揮させるために、ひとつの樽の使用は2回までに限定するという徹底ぶり。グレンモーレンジィのまろやかでなめらかな味わいは、こうしたこだわりの賜物なのです。

ウイスキーの国際的なコンペティション「IWSC(International Wines and Spirits Competition)」において、グレンモーレンジィは、どのスコッチウイスキーよりも多く金賞に輝いています。その栄誉は、こうした熟成へのこだわりに支えられているのでしょう。

「グレンモーレンジィ」の商品ラインナップ

「グレンモーレンジィ」の商品ラインナップ

出典:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社サイト

グレンモーレンジィは、豊富な商品ラインナップも魅力のひとつ。さまざまなバリエーションを飲み比べるたのしみがあります。

【グレンモーレンジィ オリジナル】

定番商品といえるのが、10年熟成の「グレンモーレンジィ オリジナル」。柑橘系のさわやかな香りをはじめとして、140種類以上も感じられるというアロマが魅力です。
ストレートやロック、水割りなど飲み方を選ばずたのしめますが、
公式サイトでもおすすめなのがオレンジハイボール。オレンジの皮を加えることで、柑橘系の香りが引き立ち、炭酸水によってさらに広がるのだとか。

【グレンモーレンジィ18年】

「グレンモーレンジィ18年」は、18年以上もかけてじっくりと熟成させた原酒を用いたレアモルト。最上級のバーボン樽で熟成させた後、シェリー樽で再熟成することで、より濃密な味わいをたのしめます。深みを増した芳醇な香りは、パパイヤなどエキゾチックなフルーツを思わせます。

【グレンモーレンジィ シグネット】

茶色くなるまで深く焙煎した「チョコレートモルト」を用いたプレミアムなシングルモルトが「グレンモーレンジィ シグネット」。美しい色合いはもちろん、ビターチョコレートやコーヒーのような風味が加わって、より濃厚な味わいがたのしめます。その極上のなめらかさは「ベルベットのよう」とたとえられるほど。

これらのほかにも、ナッツの香味が生きた「グレンモーレンジィ ラサンタ 12年」、ブラックチョコレートとミントの風味が効いた「グレンモーレンジィ キンタ・ルバン 12年」、レモンタルトを思わせるクリーミーな香りが広がる「グレンモーレンジィ ネクター・ドール 12年」という、3種それぞれの個性をもった12年熟成もおすすめです。

「グレンモーレンジィ」だけではない、ハイランドモルトの名作

「グレンモーレンジィ」だけではない、ハイランドモルトの名作

theskaman306 / Shutterstock.com

「グレンモーレンジィ」は、ハイランドを代表するシングルモルトとして、日本も含めて世界的な知名度を誇っています。とはいえ、グレンモーレンジィだけがハイランドモルトではありません。スコットランド最大のウイスキー産地であるハイランドでは、ほかにも個性ある良質なモルトウイスキーが造られています。

たとえば、スコッチのすべてのテイストを含んでいるといわれている銘柄が「クライヌリッシュ(クラインリッシュ)」。グレンモーレンジィと同様の北ハイランドの銘柄で、世界的なブレンデッドスコッチ「ジョニーウォーカー」のゴールドラベルのキーモルトとして知られています。

また、北ハイランドで今も盛んな鹿狩りをモチーフにしたデザインで知られる銘柄が「ダルモア」です。柑橘系のフルーティな甘い香りが特徴で、後に残らない軽やかな口当たりが人気です。

ハイランドでは、ほかにも「グレンゴイン」「オールド・プルトニー」「トマーティン」など、日本でも人気の銘柄が数多くそろっています。「グレンモーレンジィ」も含めて、飲みくらべをたのしんではいかがでしょうか?

スコッチウイスキーの中心地、ハイランドスコッチのバラエティを楽しむ

グレンモーレンジィは、創業から2世紀近くにわたって愛され続けてきた、ハイランドはもとより、スコッチを代表するシングルモルト。言葉では表しきれない魅力が詰まったその味わいを、ぜひ一度試してください。

国内販売元:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
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