本格焼酎のことをもっと知りたい! 定義や特徴、代表的な銘柄まで紹介

本格焼酎のことをもっと知りたい! 定義や特徴、代表的な銘柄まで紹介
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本格焼酎とは、規定の原料を使って伝統的な製法で造られた焼酎のこと。単式蒸溜焼酎(乙類焼酎)の一種で、原料独特の風味や香りを味わうことができます。今回は、本格焼酎の定義や特徴、種類などの基本情報から、おいしい飲み方、選び方、代表的な銘柄まで紹介します。

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「本格焼酎」の定義を知ろう

「本格焼酎」の定義を知ろう

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「本格焼酎」とは、昔ながらの伝統製法で造られた焼酎のこと。まずは、定義や種類などの基本情報をみていきましょう。

焼酎の種類のおさらい

焼酎は、酒税法によって「連続式蒸溜焼酎」と「単式蒸溜焼酎」の2種類に大別されます。

◇連続式蒸溜焼酎(甲類焼酎)
アルコール含有物を蒸溜した酒類のうち、連続式蒸溜機で蒸溜したもので、アルコール分36度未満のものを「連続式蒸溜焼酎」といいます。
平成18年(2006年)の酒税法改正以前は「焼酎甲類」に分類されていたことから、「焼酎甲類」や「甲類焼酎」の呼び名が使われることもあります。また、連続式蒸溜焼酎は新しい製法を採用していることから、「新式焼酎」と呼ばれることもあります。

連続式蒸溜機で繰り返し蒸溜された連続式蒸溜焼酎は、クセのないピュアな味わいが特徴。割り材を選ばないので、チューハイやカクテルのベースに最適です。

◇単式蒸溜焼酎(乙類焼酎)
アルコール含有物を蒸溜した酒類のうち、単式蒸溜機で蒸溜したもので、アルコール分45度以下のものを「単式蒸溜焼酎」といいます。
平成18年(2006年)の酒税法改正以前は「焼酎乙類」に分類されていたことから、「焼酎乙類」または「乙類焼酎」の名で呼ばれることがあります。

昔ながらの単式蒸溜機で一度だけ蒸溜された単式蒸溜焼酎は、原料由来の風味や香りを生かした個性豊かな味わいが特徴です。

「本格焼酎」は、この単式蒸溜焼酎にあたります。

「本格焼酎」と表示できる条件とは?

ラベルや商品紹介に「本格焼酎」と表記するには、以下の条件を満たしている必要があります。

◇本格焼酎の条件
(1)日本で古くから行われてきた単式蒸溜で仕込む。
(2)「米や麦などの穀類」「芋類」「清酒粕(かす)」「黒糖」の4品目、または国税庁長官が定める49品目の原料と麹を使用する。
(3)水以外の添加物を一切使わない。

何でも「本格焼酎」の原料に使えるわけではない

単式蒸溜焼酎は穀類や芋類で造った麹と主原料を発酵させ、蒸溜して造られますが、「本格焼酎」は麹の原料に穀類か芋類を使うというきまりがあります。また、原料に使える素材も、以下の「国税庁長官の指定する物品」に限定されています。

(国税庁長官の指定する物品)
あしたば、あずき、あまちゃづる、アロエ、ウーロン茶、梅の種、えのきたけ、オタネニンジン、カボチャ、牛乳、銀杏、くず粉、クマザサ、栗、グリーンピース、こならの実、ごま、昆布、サフラン、サボテン、シイタケ、シソ、大根、脱脂粉乳、タマネギ、つのまた、つるつる、とちのきの実、トマト、なつめやしの実、ニンジン、ネギ、のり、ピーマン、ひしの実、ひまわりの種、ふきのとう、べにばな、ホエイパウダー、ほていあおい、またたび、抹茶、まてばしいの実、ゆりね、よもぎ、落花生、緑茶、レンコン、ワカメ
※国税庁ホームページより

これらの規定以外の材料を使った場合は、1回の蒸溜ごとにもろみを入れ替える単式蒸溜機で造られているとしても、「本格焼酎」と呼ぶことはできません。

この素材の選択肢の多さ、そして造り手の技術が加わって無限に広がる味わいのバリエーションが、本格焼酎のたのしみでもあるのです。

ちなみに、奄美群島の特産物に「黒糖焼酎」がありますが、原料となる「黒糖」は本格焼酎の素材に該当しません。じつは、黒糖焼酎は過去の島の経済的問題もあり、奄美群島区でだけ造ることが許された本格焼酎。奄美群島以外の地域で造られる黒糖が原料のお酒は本格焼酎どころか焼酎としても認められず、スピリッツ扱いとなります。

「本格焼酎」という呼称が生まれた背景

「本格焼酎」という呼称が生まれた背景

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「本格焼酎」は酒税法から生まれたものではありません。「本格焼酎」という呼称が生まれた背景には、焼酎の味わいを追求する蔵元たちの熱い思いがありました。

本格焼酎」とは酒税法上の定義ではない

「本格焼酎」は単式蒸溜焼酎(乙類焼酎)の一種と紹介しましたが、酒税法で定義されているわけではありません。

「本格焼酎」という名称は、「クロキリ」の愛称でおなじみの「黒霧島(くろきりしま)」を手がける宮崎県の霧島酒造株式会社が使い始めたものでした。

「本格焼酎」は「甲類/乙類」に優劣はないという思いを込めた名称

焼酎は、もともとは単式蒸溜という昔ながらの技術で造られていましたが、明治43年(1910年)に海外から連続式蒸溜という先端技術が導入され、以後、「連続式=新式焼酎」「単式=旧式焼酎」という分類が生まれました。
その後、昭和12年(1937年)から酒税法で両者の税率が区分されるようになり、昭和24年(1949年)の酒税法改正で、前者を「甲類」、後者を「乙類」とする区分が定められました。

ところが、この名称が定着したことで飲み手の誤解を招くことになり、伝統的な焼酎の造り手たちは逆風にさらされます。「甲乙」は優劣を表すときに用いる言葉。「乙類焼酎は旧式で、新式の甲類焼酎より劣るもの」という印象が浸透したことで、どんなにおいしい焼酎を造ってもマイナスイメージを払拭することは困難に思われました。

そこで登場したのが、「本格焼酎」という名称です。宮崎県の老舗蔵元・霧島酒造の二代目社長・江夏順吉氏は、昭和32年(1957年)の「九州旧式焼酎協議会」で「乙類焼酎を本格焼酎と表記できるようにしてはどうか」と提案。その後5年の年月をかけて普及活動に取り組み、昭和37年(1962年)にようやく「本格焼酎」の呼称が大蔵省令で認められたのです。

「本格焼酎」の魅力とおいしさを堪能する飲み方

「本格焼酎」の魅力とおいしさを堪能する飲み方

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本格焼酎の醍醐味やたのしみ方を紹介します。

本格焼酎の魅力は原料そのものの風味

本格焼酎は、伝統的な単式蒸溜機で一度だけ蒸溜して造られるため、原料の持つ風味や香りが色濃く残って、独特の個性を生み出します。米焼酎や麦焼酎、芋焼酎など原料の違いや、造り手ごとの個性がたのしめるのが、本格焼酎の醍醐味といえるでしょう。

麹の原料や麹造りに使われる種麹の違い、常圧蒸溜や減圧蒸溜といった蒸溜方法の違い、貯蔵に用いる容器や熟成期間など、製法上のこだわり次第で、原料から引き出される個性の幅は無限に広がります。同じ原料から造られたものでもバリエーションは驚くほど豊富なので、機会があったら飲み比べをたのしんでみてください。

本格焼酎には「地理的表示(GI)」が認められたものも

伝統的な製法で造られる本格焼酎は、地域の風土に根ざした独自の食文化として認められています。なかには、ウイスキーのスコッチやバーボン、ブランデーのコニャック、ワインのボルドーやシャンパーニュなどと同様、WTO(世界貿易機関)のTRIPS(トリプス)協定にもとづいて「地理的表示(GI)」が認められたブランドもあります。

お酒の地理的表示は、「正しい産地」で造られたことや「一定の基準」を満たして生産されたことを示す信頼の証。現時点では、長崎の麦焼酎「壱岐焼酎(いきしょうちゅう)」、熊本の米焼酎「球磨焼酎(くましょうちゅう)」、鹿児島の芋焼酎「薩摩焼酎(さつましょうちゅう)」、そして沖縄の「琉球泡盛(りゅうきゅうあわもり)」が地理的表示が認められ、「産地呼称焼酎」として支持を集めています。

本格焼酎のスタンダードな飲み方

個性が決め手の本格焼酎は、原料本来の風味や香りを堪能できるスタンダードな飲み方で味わいたいものです。

焼酎本来の風味や香りを知るにはストレートがおすすめ。初めての銘柄を味わうときは、最初の一口だけでもこの飲み方でたのしんでみてください。

ひんやりとした冷感と、焼酎本来の味わいを堪能したいときはオン・ザ・ロックが、好みのアルコール度数で焼酎のやわらかい口当たりをたのしみたいときは水割りがおすすめです。

焼酎の香りを満喫するなら、お湯割りが一押し。水割りと同じく濃度を自在に調節できるので、アルコールに強くない人でも安心して味わうことができます。

焼酎の種類ごとの特徴と代表的な銘柄

焼酎の種類ごとの特徴と代表的な銘柄

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本格焼酎は、主原料によってさまざまな種類に分類されます。ここでは広く飲まれている本格焼酎の種類ごとの特徴と代表的な銘柄を紹介します。

個性的な味わいをたのしみたいなら芋焼酎

芋由来の独特の香りがファンを魅了する芋焼酎。主原料のサツマイモにはたくさんの品種があり、使う種類によって個性が違ってきます。

よく使われる品種は、九州南部で多く栽培されている「コガネセンガン(黄金千貫)」や「シロユタカ」などですが、基本的にはどの品種を使った焼酎でも濃厚で深みのある味わいをたのしめます。

原料芋の処理や蒸溜方法、貯蔵・熟成期間などによっても変わってきますが、一般的に黒麹仕込みの芋焼酎は原料の個性が生きた重厚な味わいに、白麹仕込みの芋焼酎はマイルドで軽快な味わいに、黄麹仕込みの芋焼酎はフルーティーな味わいに仕上がる傾向があります。

芋焼酎の代表的な銘柄(1):黒霧島(くろきりしま)

黒霧島(くろきりしま)

出典:霧島酒造株式会社ホームページ

「本格焼酎」という名称を生んだ霧島酒造の定番芋焼酎。黒麹仕込みならではのトロッとした甘味とキリッとしたあと切れが魅力です。和食や洋食、中華、エスニックなどさまざまな料理と引き立て合う万能な食中酒としても知られています。

製造元:霧島酒造株式会社
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芋焼酎の代表的な銘柄(2):木挽(こびき)BLUE

宮崎県の雲海酒造が手がける「木挽」は、南九州産の厳選された黄金千貫で造る芋焼酎シリーズ。白麹仕込みの「木挽BLUE」は、日向灘(ひゅうがなだ)で採取された独自の酵母「日向灘黒潮酵母」を使用し、すっきりキレのある甘味とさわやかな口当たりに仕上げられています。

製造元:雲海酒造株式会社・綾蔵
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クセが少なくスッキリした味わいをたのしむなら麦焼酎

飲みやすさが人気の麦焼酎は、ほのかにフルーティーな香りと、軽やかでキレのある味わいが特徴。米麹を使ったものは米の甘味を、麦麹を使った麦100%の麦焼酎は麦の香ばしさを堪能できます。
その名のとおり、主原料は麦。「二条大麦」という、穀粒が2列に並んでいる品種が多く使われています。

麦焼酎にはリーズナブルな価格帯の銘柄が多く、焼酎の初心者でも気軽に試せるのが魅力です。なかには麦チョコのような風味の個性派もありますが、あっさりとした味わいのものが多いので、ロックや水割りだけでなく、サワーのベースとして使ってもおいしくたのしめます。

麦焼酎の代表的な銘柄(1):大分むぎ焼酎 二階堂

大分むぎ焼酎 二階堂

出典:二階堂酒造有限会社ホームページ

第二次焼酎ブームの火付け役で知られる伝説の麦焼酎。主原料も麹も麦という麦100%の麦焼酎を開発し、大分麦焼酎の名を全国に知らしめた二階堂酒造の主要銘柄です。クセのないすっきりとした味わいが特徴で、麦特有の甘味と芳醇な香りがたのしめます。「二階堂」をじっくり熟成させた「吉四六(きっちょむ)」も一飲の価値あり。

製造元:二階堂酒造有限会社
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麦焼酎の代表的な銘柄(2):いいちこ 25度

いいちこ 25度

出典:三和酒類ブランドサイト

まろやかで飲みやすく、コスパも抜群の「いいちこ」は、「二階堂」と並んで1980年代の焼酎ブームを牽引した人気銘柄。お酒を飲まない人でも、「下町のナポレオン」の愛称や印象的なCMでその名を知る人は多いようです。麦100%の「いいちこ」は、華やかな香りとクセのない味わいから、地元大分をはじめ多くの人に愛されています。ワンランク上の「いいちこシルエット」もおすすめです。

製造元:三和酒類株式会社
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ほのかな米の旨味と甘味を味わいたいなら米焼酎

米の旨味と甘味が感じられる米焼酎。麦焼酎よりもコクがあってやや濃厚な味わいに特徴があります。また日本酒よりもやさしい甘さで、スッキリとした飲み口もたのしめます。

主原料には国産米、とくに九州で多く生産される「ヒノヒカリ」という品種がよく使われています。また、米が焼酎の味を大きく左右することから、「コシヒカリ」や「あきたこまち」などのブランド米を使う蔵元もあるようです。

米焼酎の代表的な銘柄(1):白岳(はくたけ) しろ

白岳(はくたけ) しろ

出典:高橋酒造株式会社ホームページ

「白岳 しろ」は、米焼酎発祥の地といわれる熊本県人吉球磨地方で造られている球磨焼酎のひとつ。自家製酵母で仕込み、米の旨味や上品な香りが引き出されています。透明感があってすっきりと飲みやすく、口当たりはまろやか。どんな料理とも合う食中酒です。

製造元:高橋酒造株式会社
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米焼酎の代表的な銘柄(2):吟香鳥飼(ぎんかとりかい)

熊本県人吉市で400年の歴史を持つ老舗蔵が手がける、吟醸酒のような香りの米焼酎。精米歩合58%まで磨き上げた米と自家製の吟醸麹が育む、華やかで上品な香りとやわらかな味わいが特徴です。和食に合うのはもちろん、フレンチやイタリアンとも相性抜群です。

製造元:鳥飼酒造株式会社
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芋・麦・米以外の本格焼酎も人気!

芋焼酎や麦焼酎、米焼酎のほかにもおいしい本格焼酎はたくさんあります。
本格焼酎の種類はあまりにも多いため、ここではよく飲まれているものを紹介します。

【泡盛】

沖縄の産地呼称焼酎として知られる「泡盛」も、本格焼酎の一種です。主原料は米ですが、米焼酎との違いは、タイ米に黒麹菌を植えつけてすべてを米麹にし、一度の仕込みで発酵させている点。この独特の製法によって、泡盛特有の味わいや複雑な香りがもたらされるのです。

泡盛を3年以上熟成させた「古酒(クース)」も人気です。

泡盛の代表的な銘柄(1):残波(ざんぱ)

残波(ざんぱ)

出典:有限会社比嘉酒造ホームページ

昭和23年(1948年)設立の比嘉酒造が手がける人気銘柄。「ザンシロ」の名で親しまれる「残波ホワイト25度」は、フルーティーな香りとすっきりとしたクセのない味わいの飲みやすい1本。「ザンクロ」の愛称でおなじみの「残波ブラック30度」は、フルーティーな香りとすっきりとしたキレのある味わいがたのしめるロングセラー商品です。

製造元:有限会社比嘉酒造
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泡盛の代表的な銘柄(2):久米仙(くめせん)

「泡盛珈琲」でおなじみの久米仙酒造が造る人気銘柄。古酒と新酒があり、新酒は30度、25度、20度と比較的低めのアルコール度数で展開。「久米仙25度」は、熟れたバナナを思わせる香りとまろやかな味わいが特徴です。

製造元:久米仙酒造株式会社
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【黒糖焼酎】

鹿児島県の奄美群島だけで造られる、サトウキビを主原料にした本格焼酎。黒糖の甘い香りと米麹の風味がたのしめます。

黒糖焼酎の代表的な銘柄:朝日(あさひ)

奄美群島に現存する最古の蔵元、朝日酒造の看板銘柄。白麹で仕込んだ定番の「朝日」は、黒糖ならではの豊かなコクとキレがあるおすすめの1本です。アルコール度数15度、25度、30度の3種からお気に入りをチョイスして。

製造元:朝日酒造株式会社
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【そば焼酎】

宮崎県の雲海酒造が生んだ、そばの実を主原料に造る本格焼酎。すっきりした味わいのなかに、ほのかなそばの風味が感じられる初心者にも飲みやすい焼酎です。

黒糖焼酎の代表的な銘柄:そば雲海(そばうんかい)

宮崎県の雲海酒造が開発した日本初のそば焼酎。すっきりとした甘さとほのかなそばの香りがたまらない、食中酒におすすめの人気商品です。そばの個性を存分に味わいたい人には、黒麹仕込みの「そば雲海 黒麹」やそば100%の「雲海 全麹仕込み」もおすすめ。

製造元:雲海酒造株式会社
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【その他の本格焼酎】

上記以外にもさまざまな素材を使った焼酎があります。たとえば、ニンジン、栗、カボチャ、シソ、えのきたけ、ごま、昆布、またたび、牛乳など。素材ごとに独特な味わいがあるので、機会があったらぜひ試してみてください。

ここでは、原料に栗を使った「栗焼酎」や、原料の一部にごまを用いたごま焼酎の代表銘柄を紹介します。

栗焼酎の代表的な銘柄:ダバダ火振(だばだひぶり)

あの「半沢直樹」が愛飲していたことで話題を呼んだ栗から造る本格焼酎。四万十栗をたっぷり50%使用し、低温でゆっくり蒸溜。栗のほのかな香りとソフトな甘味を引き出した、やみつきになる1本です。

製造元:株式会社無手無冠(むてむか)
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ごま焼酎の代表的な銘柄:紅乙女(べにおとめ)

紅乙女(べにおとめ)

出典:株式会社紅乙女酒造ホームページ

香り高い酒にこだわる福岡県の紅乙女酒造の看板ブランド。原料は麦とごまと米麹。白麹仕込みのスタンダード品「紅乙女 STANDARD」は、ごまの香ばしい香りとやわらかな旨味がたのしめます。焙煎した黒ごまと黒麹を使用した「紅乙女 KURO」は、ごまの香ばしさが一層引き立つ逸品。ごまの芳醇な香りをたのしみたい人には、ごまをふんだんに使った長期貯蔵の「紅乙女ゴールド」もおすすめです。

製造元:株式会社紅乙女酒造
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本格焼酎には、焼酎造りの伝統を守り続ける造り手それぞれの個性やこだわりが色濃く表れています。本格焼酎を飲む際は、その造り手や産地にも思いを馳せながら、独特の個性を味わってみてください。

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