ハイボール=ウイスキーじゃない!? 焼酎ハイボールのたのしみ方

ハイボール=ウイスキーじゃない!? 焼酎ハイボールのたのしみ方
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ハイボールといえばウイスキーのソーダ割り、と思っていませんか? じつは、日本では昔から焼酎をソーダで割った「焼酎ハイボール」が親しまれてきました。焼酎ハイボールの定義や歴史、おいしい飲み方などについて紹介します。

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ハイボールってそもそもどんなお酒? チューハイやサワーとの違いは?

ハイボールってそもそもどんなお酒? チューハイやサワーとの違いは?

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ハイボールは、日本では「ウイスキーをソーダで割った飲み物」と認識されていますが、本来はスピリッツやリキュールをソーダや炭酸で割ったカクテルのこと。つまり、他のお酒をソーダで割ったものも「ハイボール」と呼ぶことができます。

そして、おなじみの「チューハイ」もハイボールと深い関わりがあります。「チューハイ」の語源は、焼酎の「酎(チュー)」と、ハイボールの「ハイ」を組み合わせたものといわれています。
しかし、現在では、焼酎以外のお酒、たとえばウォッカなどをベースに果汁などを加えて炭酸で割った飲み物も「チューハイ」と呼ぶところが多いようです。

また「チューハイ」と同様、スピリッツをベースに果汁を加えてソーダを加えた飲み物を「サワー」と呼ぶお店もあります。明確な定義はなく、お店によって、同じようなカクテルを「チューハイ」と呼んだり、「サワー」と呼んだりしているようです。

知られざる焼酎ハイボールの歴史

知られざる焼酎ハイボールの歴史

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焼酎をソーダで割った「焼酎ハイボール」は、昭和20年代に東京の下町で誕生したといわれています。甲類焼酎に独自のエキスを加えたもので、当時はまだ飲みにくかった焼酎をおいしく飲むために工夫されたもの。店によってソーダの割合や、加えるエキスもさまざまで、独自のレシピが受け継がれています。

現在でも、下町などの古くからある居酒屋さんなどでは、「ハイボール」といえば当たり前に焼酎ハイボールのことで、「ボール」などと略して呼ばれることもあります。

「焼酎ハイボール」は誕生以来、70年以上にわたり愛されてきた定番の一杯。最近の大衆居酒屋ブームなどで再び注目され、さっぱりとした飲み口と値段の安さから、幅広い世代に親しまれています。

焼酎ハイボールのおいしい飲み方

焼酎ハイボールのおいしい飲み方

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焼酎ハイボールは炭酸水と焼酎があれば、すぐに作ることができます。焼酎と炭酸水の割合は、焼酎のアルコール度数にもよりますが、1:3から2:3程度がオススメです。

まず、氷を入れたグラスに焼酎を注ぎ、そのあとにソーダをゆっくりと入れます。マドラーで2回ほど混ぜればできあがり。かき混ぜ過ぎると炭酸ガスが逃げてしまうので注意しましょう。

甲類の焼酎で作るとスッキリした味わいになりますが、芋焼酎や麦焼酎などで作ると風味がある焼酎ハイボールになります。

レモンのスライスを浮かべたり、通信販売などでも購入できるエキスを加えたりすると、お店で飲むような「焼酎ハイボール」に近づきます。

下町風を忠実に再現したい場合は、焼酎、割り材、グラスともにキンキンに冷やしておき、氷なしで作ります。氷が溶けて薄まってしまうことのない、正統派下町ハイボールのできあがり!

暑い季節にぴったりの焼酎ハイボール。果汁を加えたり、シソや梅の風味を加えたりと、いろいろなアレンジをたのしんでください。

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