芋焼酎のおいしい割り方を大調査! 初心者におすすめの割り方から通好みの割り方まで

芋焼酎のおいしい割り方を大調査! 初心者におすすめの割り方から通好みの割り方まで
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芋焼酎は、独特の甘味と香りを持つ本格焼酎です。個性が強い分、割り材選びが難しい印象があるかもしれませんが、実際は多彩な割り方がたのしめます。今回は、芋焼酎のおいしい飲み方をピックアップ。初心者におすすめの割り方から通好みの割り方までを紹介します。

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芋焼酎の魅力と特徴

芋焼酎の魅力と特徴

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芋焼酎の特徴をおさらい

芋焼酎は、さつまいもを主原料に造られる本格焼酎です。芋の品種や生産地、黒麹や白麹、黄麹といった種麹の種類、仕込みや蒸溜方法の違い、貯蔵方法や熟成期間など、さまざまな要素によって風味や香りが変化します。そのため、麦焼酎や米焼酎といったほかの本格焼酎と比べて甘味が強く、芳醇でコクのある味わいがたのしめるのが魅力です。

原料由来の香りが強いため、好みが分かれがちですが、近年は芋独特のクセを抑えたすっきり系芋焼酎や、フルーティーな香味を引き出した銘柄も続々と登場していて、焼酎初心者にも注目されています。

芋焼酎の魅力は独特の甘味と香りにあり

芋焼酎の魅力はさつまいも独特の甘味と香りにあります。甘いお酒は糖を多く含んでいる印象がありますが、芋焼酎は糖質ゼロ。甘味は必要だけど糖質は制限したいという人にはうってつけのお酒といえるでしょう。

特筆すべきはその香りです。さつまいも由来のフルーティーな香りに加えて、酵母由来の香り成分が含まれることが多く、なかには柑橘系の香りや、ライチやマスカット、バナナのような香りがたのしめる銘柄も存在します。

芋焼酎の定番の割り方を知っておこう

芋焼酎の定番の割り方を知っておこう

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芋焼酎の風味をじっくり味わう割り方

芋焼酎の風味を味わいつくすには、以下の定番の飲み方がおすすめです。

【ストレート】

水や氷を入れず、焼酎だけを器に注いでたのしむ飲み方。初めて飲む銘柄の個性を堪能したいときや、風味や香りをじっくり味わいたいときにおすすめです。芋焼酎のアルコール度数は20度または25度とやや高め。ストレートでいただく場合はチェイサーや和らぎ水を用意しておくとよいでしょう。


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【オン・ザ・ロック】

氷を入れたグラスに焼酎を注ぐだけのシンプルな飲み方。最初は焼酎のキリッとした味わいが押し寄せ、その後は氷が溶けるにつれてやわらかみが増し、味の変化をたのしむことができます。


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【水割り】

好みのアルコール度数に調整できるのが水割りという飲み方です。芋焼酎特有の香りが和らぎ、やわらかな口当たりがたのしめます。常温の水だけで割るのが一般的ですが、お好みで氷をプラスしてもよいでしょう。

【お湯割り】

焼酎の故郷・九州のなかでも鹿児島や宮崎でよく親しまれているのが、お湯割りです。温かいお湯に芋焼酎を注ぐことで、素材の甘味や香りが際立ち、口当たりもまろやかになります。


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【燗】

芋焼酎の本場鹿児島の伝統的な飲み方がお燗です。好みの濃度に割った芋焼酎をお燗にすると、ふくよかな甘味と香りがよりいっそう引き立ちます。


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芋焼酎初心者はこの割り方からスタート

芋焼酎初心者やアルコールを飲み慣れていない人は、度数を自在に調整できる水割りとお湯割りからスタートするとよいでしょう。

焼酎と水(お湯)の割合を6:4にする「ロクヨン」が一般的ですが、5:5で作る「ゴーゴー」、4:6で作る「ヨンロク」など、さまざまな濃度で飲み比べて、風味と香りの黄金比を探してみてください。

なお、さわやかなのどごしをたのしみたい人は、炭酸で割るのもおすすめです。

「黒霧島」で有名な宮崎県の霧島酒造では、蔵元自ら「黒霧島の炭酸割り」を「黒ッキリボール」と名づけておすすめしています。

黒ッキリボール
公式サイトはこちら

「前割り」という通好みかつ万人向きの飲み方もおすすめ

芋焼酎を飲む人にぜひおすすめしたいのが、「前割り」という飲み方です。焼酎をあらかじめ好みの濃度に割り水し、一晩から数日間寝かせることで、焼酎と水が分子レベルでよくなじみ、よりまろやかな味わいになるといわれています。また、鼻にツンとくるアルコール臭もほどよく和らぎ、芋焼酎本来の香味が際立ちます。

前割り焼酎は、常温でも冷やしても氷を入れてもおいしくいただけますが、黒千代香などを用いて燗をつけることで、さらなる風味がたのしめます。


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芋焼酎を多彩な割り方でたのしもう

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芋焼酎と相性のよい割り材を見つけてアレンジをたのしむ

芋焼酎の飲み方の王道は、ストレートやロック、水割り、お湯割りといったシンプルな割り方ですが、実際は炭酸割りやお茶割り、フルーツジュース割りやトマトジュース割りなど多彩な割り方が存在します。なかには、スパイスでアレンジするといった変化球をたのしむ通もいるとか。

柑橘系のジュースを多く使うと渋みが際立つことがあるなど、すべてのジュースと好相性というわけではありませんが、芋焼酎の甘味や香りと絶妙になじむ割り材は多数あります。機会があったらいろいろ試してみてください。

芋焼酎をカクテル風にたのしむ

芋焼酎は、カクテルのベースとしても重宝します。ここでは一例を紹介しましょう。

【コークハイ風】

通常のコークハイは、ウイスキーのコーラ割りですが、ベースを芋焼酎に替えてもおいしくいただけます。焼酎を飲み慣れていない人にもおすすめです。

【モスコミュール風】

ライムを絞ったグラスに氷と芋焼酎、ジンジャーエールを注いで軽くかき混ぜるだけ。やや苦味のある、口当たりのよいカクテルに仕上がります。

【モヒート風】

モヒートのベースをラムから芋焼酎に置き換えれば、さわやかな味わいのカクテルになります。芋の香りとミントの香りの絶妙なコントラストがたのしめます。

【カフェオレ割り】

芋焼酎独特のコクと甘味になじむのが、カフェオレ。芋由来の香りが苦手な人や、甘いカクテルが好きな人に試してほしい飲み方です。

芋焼酎の水割りやお湯割り、炭酸割りに、梅干しや大葉、生姜などを加えてサワー風にアレンジしてもおいしくいただけます。同じ割り方やアレンジテクでも、銘柄によって風味や香りが変わってくるのが芋焼酎の奥深さ。いろいろ飲み比べて、好みの味わいを探してみてはいかがでしょう。

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