鹿児島に行って飲んでみたい! おすすめの焼酎【九州編】

鹿児島に行って飲んでみたい! おすすめの焼酎【九州編】
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鹿児島は国内1、2位を争う焼酎王国。蔵元や酒造場の数では日本一を誇り、銘柄数は二千を超えているといわれています。なかでも全国の焼酎ファンから熱い視線を集めているのが、薩摩の芋焼酎と奄美の黒糖焼酎。その魅力を探ります。

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鹿児島のそのほかの注目銘柄

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鹿児島には、ほかにも注目銘柄が多数。なかでもおすすめしたいのは以下の5銘柄です。

クラシック音楽に育まれた黒糖焼酎【れんと】

女性杜氏が手がけ、奄美の海や空をイメージしたブルーボトルが印象的な黒糖焼酎「れんと」は、女性に大人気の銘柄。おいしさの秘密は、女性杜氏ならではの繊細な酒造りにあります。
原料には地元産のサトウキビから精製された純黒糖と、霊峰・湯湾岳の名水を使いますが、重要なのは「音響熟成」と呼ばれる国際特許取得のユニークな熟成技術。これは工場内に流れるクラシック音楽が貯蔵タンクを細かく振動させ、ほどよい熟成を促すというもので、焼酎にまろやかな味わいを与えるといいます。
アルコール度25度の通常商品のほかに、16度とやや低めのものも。これならお酒を飲みなれていない人でも安心して飲めそうです。

鹿児島の焼酎【れんと】女性杜氏が造る人気の黒糖焼酎

一日の疲れを癒す酒【なかむら】

「玉露」「かめ仙人」などの銘柄でも知られる中村酒造場の代表銘柄が、蔵元の名を冠した「なかむら」です。薩摩焼酎の製造技術を伝える杜氏集団、阿多杜氏の最後の現役杜氏が、明治21年(1888年)の創業当時から受け継がれてきた純手造りの製法で造るこの芋焼酎は、気軽に飲める食中酒として長年、親しまれてきました。
「なかむら」の味わいを特徴づけているのは、こだわりの麹造り。カルゲン農法で栽培された地元霧島産米「ヒノヒカリ」を用い、九州に3蔵しかない石造りの麹室で米麹を仕込みます。これにより、サツマイモ本来の香りと甘味が生きたまろやかな味わいが実現するのです。

鹿児島の焼酎【なかむら】芋本来の香りと味わい、余韻がたのしめる芋焼酎

木樽蒸溜ならではの香ばしさ【萬膳(まんぜん)】

天然のヤマメも生息する清流に面した小さな酒蔵で育まれる芋焼酎。「萬膳」という銘柄名には、「すべての食事の最良の友に」という造り手の想いが込められています。仕込み水と割水には、鉄分を含まない超軟水「霧島レッカ水」を使用。蒸溜には木樽を用い、ナッツのような香ばしさをもつ、なめらかな味わいに仕上げています。芋くささは少ないものの、芋の旨味は健在で、黒麹特有の深いコクや甘味がたのしめます。
すべての工程を手造りで行っているため、入手は常に困難ですが、チャンスがあればぜひ味わいたいものです。

鹿児島の焼酎【萬膳(まんぜん)】小蔵元が木樽蒸溜で醸す香り高い焼酎

奄美黒糖焼酎の原点【朝日(あさひ)】

「朝日」を造るのは、奄美諸島最東端の喜界島にある朝日酒造。大正5年(1916年)の創業当初から、土地に根ざした焼酎造りにこだわる奄美群島最古の黒糖焼酎蔵です。
黒糖焼酎「朝日」の魅力は、どんな料理とも合うさっぱりとした味わい。黒糖由来の豊かなコクに加えて、キレのよい後味もたのしめます。おすすめは、定番の「朝日」の2.5倍の黒糖を黒麹で仕込んだ「壱乃醸 朝日」。シャープな飲み口と抜群のキレを堪能してください。

鹿児島の焼酎【朝日(あさひ)】奄美群島の豊かな土壌が育む黒糖焼酎

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