麦焼酎と米焼酎、芋焼酎のどれを選ぶべき? 本格焼酎の種類ごとの味わいの傾向や魅力を知っておこう

麦焼酎と米焼酎、芋焼酎のどれを選ぶべき? 本格焼酎の種類ごとの味わいの傾向や魅力を知っておこう
出典 : kitsune05/ Shutterstock.com

本格焼酎は、原料によって味わいの傾向が変わるバラエティ豊かなお酒ですが、種類が多くてどれを選ぶべきかと迷った経験はありませんか? ここでは本格焼酎のなかでもとくに銘柄数の多い麦焼酎、米焼酎、芋焼酎に焦点を絞り、それぞれの傾向や魅力を紐解いていきます。

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クセが少なくスッキリした味わいをたのしむなら麦焼酎

クセが少なくスッキリした味わいをたのしむなら麦焼酎

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麦焼酎の特徴・魅力

麦焼酎は、麦と麦麹、または麦と米麹から造られる本格焼酎です。おもに大分県や長崎県壱岐市で生産されています。

麦焼酎の特徴は、麦特有の香ばしさとスッキリ軽快な飲み口にあります。なかには麦チョコのような香りを持つクセの強い銘柄もありますが、多くはマイルドな味わいで後味もさっぱりとしています。

軽やかで飲みやすく、やさしい香味を持つ麦焼酎は、幅広い料理を引き立てる万能の食中酒。また、ソーダや甘いジュースとも好相性で、カクテルベースとしても注目されています。


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麦焼酎のおすすめ銘柄

麦焼酎の人気銘柄のなかでも、初心者におすすめの2商品を紹介します。

【大分むぎ焼酎 二階堂】

第二次焼酎ブームの火付け役で知られる伝説の麦焼酎。主原料も麹も麦という麦100%の麦焼酎を開発し、大分麦焼酎の名を全国に知らしめた二階堂酒造の主要銘柄です。クセのないすっきりとした味わいが特徴で、麦特有の甘味と芳醇な香りがたのしめます。「二階堂」をじっくり熟成させた「吉四六(きっちょむ)」も一飲の価値あり。


製造元:二階堂酒造有限会社
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焼酎ブームの火付け役・二階堂酒造が手がける伝説の麦焼酎

【いいちこ 25度】

まろやかで飲みやすく、コスパも抜群な「いいちこ」は、「二階堂」と並んで1980年代の焼酎ブームを牽引した人気銘柄。お酒を飲まない人でも、「下町のナポレオン」の愛称や印象的なCMでその名を知る人は多いようです。麦麹100%の「いいちこ」は、華やかな香りとクセのない味わいから、地元大分をはじめ多くの人に愛されています。ワンランク上の「いいちこシルエット」もおすすめです。


製造元:三和酒類株式会社
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「下町のナポレオン」の愛称でおなじみ大分麦焼酎【いいちこ】

ほのかな米の旨味と甘味を味わいたいなら米焼酎

ほのかな米の旨味と甘味を味わいたいなら米焼酎

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米焼酎の特徴・魅力

米と米麹から造られる米焼酎は、米の旨味や甘味、フルーティーな香りが魅力です。味わいは米の品種や精米歩合によって若干変わってきますが、米を愛する日本人にとっては、比較的どの銘柄でも親しみやすいでしょう。

米焼酎は、刺身や焼き魚、肉味噌など、比較的どんな料理とも好相性です。とくに、野菜料理や豆腐料理のようにさっぱりとした料理と引き立て合えるのは、米焼酎ならではの特徴といえます。


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米焼酎のおすすめ銘柄

米焼酎のなかでも、初心者にもおすすめの、一度は飲んでおきたい人気の銘柄を紹介します。

【白岳(はくたけ) しろ】

「白岳 しろ」は、米焼酎発祥の地といわれる熊本県人吉地方で造られている球磨(くま)焼酎のひとつ。自家製酵母で仕込み、米の旨味や上品な香りが引き出されています。透明感があってすっきりと飲みやすく、口当たりはまろやか。どんな料理とも合う食中酒です。


製造元:高橋酒造株式会社
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【吟香鳥飼(ぎんかとりかい)】

熊本県人吉市で400年の歴史を持つ老舗蔵が手掛ける、吟醸酒のような香りの米焼酎。精米歩合58%まで磨き上げた米と自家製の吟醸麹が育む、華やかで上品な香りとやわらかな味わいが特徴です。和食に合うのはもちろん、フレンチやイタリアンとも相性抜群です。


製造元:鳥飼酒造株式会社
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熊本の焼酎【鳥飼(とりかい)】自然が育む豊かな香りに酔いしれる焼酎

個性的な味わいをたのしみたいなら芋焼酎

個性的な味わいをたのしみたいなら芋焼酎

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芋焼酎の特徴・魅力

芋焼酎は、おもに芋と米麹から造られる本格焼酎です。なかには麹も芋を使った全量芋仕込みのものもあります。

麦焼酎や米焼酎に比べて原料の個性が色濃く残る印象があるかもしれませんが、ガツンと濃厚なものからスッキリ軽快なものまで種類はさまざまです。

芋焼酎に共通する特徴は、芋独特の甘い香味とやさしい味わい。とはいえ、芋の品種や麹の種類、蒸溜法などの製法によってかなりの違いがあります。

なお、個性が強い芋焼酎のつまみには、さつま揚げや煮物など、しっかりとした味わいの料理がよく合います。

芋焼酎のおすすめ銘柄

数ある芋焼酎の銘柄のなかから、初心者にも親しみやすい銘柄を紹介します。

【木挽(こびき)BLUE】

日本初のそば焼酎「雲海」の造り手として知られる、宮崎県の雲海酒造が手掛ける芋焼酎。日向灘(ひゅうがなだ)で採取された独自の酵母「日向灘黒潮酵母」を使用し、すっきりキレのある甘味とさわやかな口当たりに仕上げられています。「木挽」シリーズのなかでも、まろやかで飲みやすいと定評のある1本です。


製造元:雲海酒造株式会社・綾蔵
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【茜霧島(あかねきりしま)】

「黒霧島」でお馴染みの、宮崎県の霧島酒造が造る芋焼酎。「茜霧島」には、オレンジ芋「玉茜(たまあかね)」と霧島酒造独自の「芋の花酵母」が使用されていて、フルーティーな甘味と、桃やオレンジを思わせる香りをたのしめます。飲みやすいのでビギナーにもおすすめの逸品です。


製造元:霧島酒造株式会社
公式サイトはこちら

【海(うみ)】

鹿児島県の大海酒造が造る「海(うみ)」は、赤芋の「ベニオトメ」と日本酒にも使われる黄麹を使用し、低温発酵で仕上げた芋焼酎です。華やかなフルーティーさがあり、爽快な味わいで飲みやすいため、芋焼酎が初めての人にもおすすめできます。
※「海」は関連会社の大海酒販オリジナル商品で、大海酒販特約店のみで販売されています。


製造元:大海酒造株式会社、販売元:大海酒販株式会社
公式サイトはこちら

鹿児島・大隅半島の大海酒造の焼酎造りは、造り手の感性とこだわりの原料が決め手【焼酎用語集】

本格焼酎の味わいは、原料の品種や麹の原料、種麹の種類、仕込みに使う道具、蒸溜法、貯蔵に使う容器や熟成期間などによって変わってきます。まずはこの記事で紹介した麦焼酎、米焼酎、芋焼酎の一般的な特徴から、好みのものを選び、いくつかの銘柄を飲み比べて味わいの違いをたのしんでみてはいかがでしょう。


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