「灘五郷」を訪ねました<後編> 若手が語る灘の今と未来。各蔵おすすめ銘柄にも注目!

「灘五郷」を訪ねました<後編> 若手が語る灘の今と未来。各蔵おすすめ銘柄にも注目!

都道府県別日本酒生産量第1位の兵庫県を支えてきた「灘五郷(なだごごう)」の探訪後編。前編では、阪神地方の海岸地域に広がるこの生産地の酒造りの特徴や魅力をレポートしました。今回はフードジャーナリストの里井真由美さんをゲストに迎え、未来を担う若手のみなさんに「灘の酒」の魅力と課題やおすすめ銘柄について語っていただきました。

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白鶴

左/特別純米酒 「山田錦」右/純米大吟醸 「白鶴錦」

左/特別純米酒 「山田錦」
兵庫県産山田錦100%。米の良さをシンプルに活かした辛口。最初はなめらかでやさしい口当たりですが、ゆっくりと山田錦らしいコクが現れた後に軽快にきれていきます。
里井「酸味がとてもシャープで、冷奴などあっさりした料理とは間違いなく好相性です」

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右/純米大吟醸 「白鶴錦」
白鶴酒造が独自に開発した「白鶴錦」100%。「山田錦」の兄弟にあたる「白鶴錦」を50%まで精米した純米大吟醸酒は、華やかさと爽やかな香りが口中でふくらみながら広がります。
里井「米の開発や商品化に10年以上かかった努力が伝わる、複雑で奥深い味わいです」

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いかかでしたか?
“灘の伝統と革新”に対する取り組みは。まだ産声をあげたばかりですが、その未来を垣間見るうえでも、これらのラインナップをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。もっと灘を身近に感じていただけるはずです。

清酒生産量全国1位の兵庫県。 その中心地「灘五郷」を訪ねました<前編>
日本一の生産量を誇る“灘のお酒”が勢揃い! 「灘の酒フェスティバル2017in銀座」取材レポート

ライタープロフィール

とがみ淳志

(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート/SAKE DIPLOMA。温泉ソムリエ。温泉観光実践士。日本旅のペンクラブ会員。日本旅行記者クラブ会員。国内外を旅して回る自称「酒仙ライター」。

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