神奈川のおすすめ地酒10選【神奈川の日本酒】

神奈川のおすすめ地酒10選【神奈川の日本酒】
出典 : Hachi888/ Shutterstock.com

神奈川県の酒造りの大きな特徴が「水」。「神奈川の屋根」と呼び親しまれている丹沢山地が育む水は、水量が豊かなうえ、おいしさにも定評があります。そんな名水を仕込み水にした、神奈川県のお酒の数々を紹介します。

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「天青」を醸造する熊澤酒造は、明治5年(1872年)に創業した、湘南で唯一の蔵元です。少量・手造りにこだわり、原料米は多くの品種を使わず「五百万石」と「山田錦」を中心に使い、良質なお酒を造り続けています。
「天青」の名は、“雨上がりに雲の切れ目から見える、青く澄んだ空”を意味する中国の故事「雨過天青雲破処(うかてんせいくもやぶれるところ)」にちなんだもの。その名のとおり、“突き抜けるすずやかさと潤いに満ちた味わい”をめざしています。

製造元:熊澤酒造株式会社
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造り手の情熱で誕生した好適米を使用【丹沢山(たんざわさん)】

「丹沢山」の造り手、川西屋酒造店は、明治30年(1897年)創業、以来培ってきた技術を注いで、地元愛あふれるお酒を醸し出しています。なかでも代表銘柄である「丹沢山」は、“地元産の最高級の米で、純米吟醸酒を造りたい”という蔵元の情熱のもと、地元農家の協力で誕生した足柄産の好適米「若水」を使った逸品。仕込み水には丹沢山系の伏流水を使用しています。
そんな「丹沢山」のコンセプトは、“食物との一体感”。お酒が食材の味を引き出し、料理が酒の味わいを高める、まさに理想的な食中酒に仕上がっています。

製造元:合資会社川西屋酒造店
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「丹沢山」の酒蔵が醸す限定品【隆(りゅう)】

「丹沢山」で神奈川県を代表する酒蔵となった川西屋酒造店が、さらなる酒質の高みをめざして開発した新たな銘柄が「隆(りゅう)」。全国でわずか20軒ほどの、信頼できる日本酒専門店だけに出荷されるという、選りすぐりの逸品です。単一の熟成タンクからのみ瓶詰めした、それぞれ数百本しか造られない限定品ですが、タンクごとの個性を大切にしており、1年熟成、2年熟成とで味わいがまったく異なるのだとか。

製造元:合資会社川西屋酒造店
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吟醸香が漂う調和のとれた食中酒【相模灘(さがみなだ)】

「相模灘」を醸す久保田酒造は、江戸時代後期の弘化元年(1844年)創業の老舗蔵。丹沢山系の湧水を使い、伝統的な「吟醸造り」を守りつつ、口に含んだときに吟醸香が前に出すぎない、米の旨味を活かしたバランスのよい「食中酒」をめざしています。
定番の「純米吟醸」は、さわやかな吟醸香と、使用する長野産の好適米「美山錦」ならではの軽い口当たりが特徴。料理とともに飲み進めても飲み飽きしない、味のバランスのよい1本です。

製造元:久保田酒造株式会社
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昭和半ばに欧州へも発信された【箱根山(はこねやま)】

「箱根山」が代表銘柄の井上酒造は、寛政元年(1789年)に創業。冷涼な気候を活かし、丹沢山系の伏流水と厳選した米を使って、7代、230年近くにわたって“真心込めた酒造り”を行っています。
「箱根山」は、1967年に欧州への輸出を始める際、世界に通用する日本の地名であり、蔵から毎日眺めることができる箱根にちなんで名づけられました。その味わいには、“ふくよかな米の味を活かしてこそ本来の日本酒”という信念が貫かれています。

製造元:井上酒造株式会社
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