神奈川のおすすめ地酒10選【神奈川の日本酒】

神奈川のおすすめ地酒10選【神奈川の日本酒】
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神奈川県の酒造りの大きな特徴が「水」。「神奈川の屋根」と呼び親しまれている丹沢山地が育む水は、水量が豊かなうえ、おいしさにも定評があります。そんな名水を仕込み水にした、神奈川県のお酒の数々を紹介します。

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神奈川のそのほかの注目銘柄

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日本酒好きが支持する神奈川の注目銘柄を紹介します。

蔵元自ら酒米を栽培して醸す【いづみ橋(いづみばし)】

代表銘柄である「いづみ橋」と社名の泉橋は、蔵を構える海老名耕地にかつて流れていた「泉川」と、蔵元の屋号「橋場(はしば)」が由来になっています。
蔵元の創業は安政4年(1857年)で、その信念は「酒造りは米作りから」。古くより稲作が盛んだった海老名耕地で、蔵元自らが農薬の使用量を抑えた米を栽培し、精米・醸造まで一貫して行う「栽培醸造蔵」として、酒造りに取り組んでいます。米と米麹のみを原料とする純米酒だけを造っているのも特徴です。
※「栽培醸造蔵」は、泉橋酒造株式会社の商標登録です。

製造元:泉橋酒造株式会社
公式サイトはこちら

やわらかで洗練された淡麗辛口【箱根街道(はこねかいどう)】

「箱根街道」を醸す石井醸造は、明治3年(1870年)の創業です。大きな特色が、「モチ米四段仕込み」。通常は醪(もろみ)を3回に分けて仕込むところを4回に分け、さらに掛け米にモチ米を使う技法です。この伝承の技を用いて、重厚感のある“濃醇辛口”の銘柄「曽我の誉(そがのほまれ)」を多数生み出しています。
そんな蔵にあって、「箱根街道」の魅力は“濃醇辛口”とは対照的な“淡麗辛口”。さわやかな酸味とやわらかい口当たりに仕上げたお酒です。

製造元:石井醸造株式会社
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湘南で唯一の蔵元が醸す、地域を代表する酒【湘南(しょうなん)】

「天青」で知られる熊澤酒造は、明治5年(1872年)の創業以来、湘南の風土が生み出す、良質な酒を造り続けてきた蔵元です。その地域の名を冠した「湘南」は、まさに湘南を代表する地酒。純米大吟醸と純米吟醸、吟醸酒と、特定名称酒ばかりがラインナップされており、原料米に対するこだわりの強さがうかがえます。
すっきりとした辛口で、口に含むと、しっかりとした吟醸香が広がる味わいです。

製造元:熊澤酒造株式会社
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古くから伝わる方法で麹造りを行う【菊勇(きくゆう)】

「菊勇」が代表銘柄の吉川醸造の創業は、大正元年(1912年)。とくに麹造りに情熱を注ぎ、今ではほとんど見られないという「蓋麹法」をすべての銘柄に採用しています。蓋麹法とは、蒸した米を小型の木箱を使って小分けにし、温度や水分量をきめ細かく管理して麹を造る製法です。
そんなこだわりの麹で、酒造好適米「山田錦」を醸した「吟醸純米」は、吟醸酒らしい上品な甘味とフルーティな香りがバランスよく調和した1本です。

製造元:吉川醸造株式会社
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