ウイスキーカクテルを作るならこれ! 自宅飲みの定番にしたいおすすめカクテルを紹介
ウイスキーはカクテルにしてもおいしいお酒です。ウイスキーをベースにしたカクテルは、ウイスキーの産地を中心に古くから親しまれてきました。今回は、定番カクテルから甘いホットカクテルまで、自宅飲みにもおすすめのウイスキーカクテルを紹介します。
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目次
ウイスキーカクテルはバーだけでなくおうちでもたのしめます。自宅でも作れるおいしいウイスキーカクテルを紹介します。
そもそも、ウイスキーカクテルとは?
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ウイスキーカクテルとは、文字どおりウイスキーをベースにしたカクテルのこと。ウイスキーカクテルには、氷入りのロングカクテルや、材料をシェイクして作るショートカクテル、甘いホットカクテルなどさまざまなタイプがあります。
ベースに使われるウイスキーは、スコッチウイスキーやアメリカンウイスキー、アイリッシュウイスキーなど多様にあり、それぞれのウイスキーの個性を活かしたカクテルが世界中でたのしまれています。
レシピによってはウイスキーの種類や銘柄が指定されているものもありますが、好みのウイスキーに変えて新しい味を発見できるのもウイスキーカクテルの魅力です。
アルコール度数が低めで飲みやすい! 自宅ですぐに作れるウイスキーカクテル
ウイスキーのアルコール度数は高めですが、ソーダなどで割ることで飲みやすくなります。ここでは自宅でかんたんに作れて、比較的アルコール度数が低めのカクテルを紹介します。
定番の「ウイスキーハイボール」
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おなじみの「ウイスキーハイボール」は、ウイスキーをソーダ(炭酸水)で割るだけの定番カクテル。氷をたっぷり入れたグラスに、ウイスキーとソーダを1:3~4くらいを目安に注ぎ、マドラーなどで縦に軽く1回かき混ぜれば完成です。お好みでレモンピールを加えることで、爽快感が増します。
よりおいしい一杯を作る秘けつは、冷たさと炭酸ガスを長持ちさせること。溶けにくい大きめの氷を使い、ソーダは事前によく冷やしておく、炭酸ガスが抜けないようにソーダを注ぐときはなるべく氷に当てない、最後にかき混ぜすぎないことがポイントになります。
なお、割り材のソーダを、コーラやジンジャーエール、トニックウォーターなどの炭酸飲料に変えてアレンジしても、おいしくたのしめます。
かんたん&オシャレなウイスキーカクテル
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身近な材料で手軽に作れる、オシャレなウイスキーカクテルもおすすめです。
ウイスキーフロート
「ウイスキーフロート」は、透明な水の上に琥珀色のウイスキーが浮かぶ、見た目にも美しいカクテル。氷を入れたグラスにミネラルウォーターを7分目くらいまで注ぎ、マドラーなどを伝わせながらウイスキーをそっと注いで2層にします。飲むたびにウイスキーと水が混ざり合い、香りや味わいが変化するのが魅力です。
ウイスティー
「ウイスティー」は、ウイスキーと紅茶を合わせたカクテルで、アイスでもホットでもたのしめます。氷を入れたグラスにウイスキーと紅茶を1:4の割合で注ぎ、軽くかき混ぜればアイスウイスティーに。耐熱グラスに熱々の紅茶を80ミリリットル注ぎ、そこに角砂糖1個またはスティックシュガー1本分を溶かしたウイスキー20ミリリットルを加えて軽くかき混ぜれば、「ホットウイスティー」ができあがります。
スコッチウイスキーベースの定番カクテル
スコッチウイスキーベースの定番カクテルを3つ紹介します。
ロブ・ロイ(ロブロイ)
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「ロブ・ロイ(ロブロイ)」は、カクテル「マンハッタン」のレシピをアレンジしたショートカクテルで、アメリカンウイスキーをスコッチウイスキーに変えて作ります。カクテルグラスにスコッチウイスキーとスイートベルモットを3:1の割合で注ぎ、アロマティックビターを1ダッシュ加え、お好みでレッド・チェリーを飾れば完成です。
チャーチル
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「チャーチル」は、かつての英国首相ウィンストン・チャーチル氏の名に由来するショートカクテル。氷を入れたシェイカーにスコッチウイスキー約30ミリリットルと、スイートベルモット、ホワイトキュラソー、レモンジュースをそれぞれ約10ミリリットルずつ加え、シェイクしてカクテルグラスに注ぎます。小ぶりのロックグラスなどに注いでもOK。
ラスティネイル
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「ラスティネイル(ラスティー・ネール)」は、その名のとおり「錆びた釘」を想わせる色が特徴的なカクテル。氷入りのロックグラスに、スコッチウイスキーとハーブ系リキュール「ドランブイ」を約30ミリリットルずつ注いで軽くかき混ぜます。ミキシンググラスでかき混ぜてから、氷入りのグラスに注ぐ方法でも作れます。
アメリカンウイスキーベースの定番カクテル
現代のカクテル文化の礎を気づいたアメリカにも、多彩なウイスキーカクテルがあります。ここではアメリカンウイスキーベースのカクテルを4つ紹介します。
オールドファッションド
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「オールドファッションド」は、競馬ファンのために作られたといわれる古典的なスタイルのロングカクテル。作り方は、ロックグラスに角砂糖1個を入れてアロマティックビター2ダッシュを浸み込ませ、氷を入れてバーボンウイスキー約45ミリリットルを注ぎます。スライスしたオレンジやレモン、マラスキーノチェリーを飾り、マドラーやスプーンを添えたら完成です。
ゴッドファーザー
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「ゴッドファーザー」は、映画『ゴッドファーザー』(1972)の公開直後に生まれたロングカクテル。氷を入れたグラスにバーボンウイスキーとアマレットを3:1くらいの割合で注いで作ります。ウイスキーの種類に決まりはなく、スコッチウイスキーで作る場合もあります。
ちなみに、ベースのウイスキーをブランデーに変えれば「フレンチ・コネクション」、ウォッカに変えれば「ゴッド・マザー」になります。
マンハッタン
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「マンハッタン」は、「カクテルの女王」と称されるショートカクテル。ミキシンググラスにバーボンウイスキーとスイートベルモットを3:1くらいの割合で注ぎ、アロマティックビターズを1ダッシュ加えてマドラーなどでかき混ぜます。カクテルグラスに注いで、レッド・チェリーやオレンジピールなどを飾ればできあがり。
なお、ベースのウイスキーは、バーボンウイスキー以外にカナディアンウイスキーの「カナディアンクラブ」もよく使われています。
ウイスキー・コーク
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「ウイスキー・コーク」は、氷入りのグラスにウイスキーとコカ・コーラを1:4くらいの割合で注いで作るロングカクテル。ベースはバーボンウイスキーがおすすめですが、テネシーウイスキーの代表格「ジャックダニエル」で作る「ジャックコーク」は格別の味わいです。公式に缶入りの「ジャックコーク」も市販されていて注目を浴びています。もちろん、コーク以外のコーラでも作れるので、いろいろ試してみてください。
※「コカ・コーラ」は、The Coca-Cola Companyの登録商標です。
アイリッシュウイスキーベースの定番カクテル
アイリッシュウイスキーをベースにしたウイスキーカクテルもあります。個性的な3つのカクテルを紹介します。
シャムロック
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アイルランドの国花の名を冠した「シャムロック」は、緑色がキレイなショートカクテル。氷を入れたシェイカーに、アイリッシュウイスキーとドライベルモットを約30ミリリットルずつ注ぎ、シャルトリューズヴェールとルジェグリーンミントを3ダッシュずつ加えてシェイクし、カクテルグラスに注ぎます。カクテルグラスに全材料を入れて、マドラーなどでかき混ぜる方法でも作れます。
アイリッシュリッキー
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「アイリッシュリッキー」は、ジンベースの「ジンリッキー」をアイリッシュウイスキーベースに変えたロングカクテル。カットしたライムを搾ってグラスに落とし、氷を入れます。アイリッシュウイスキー約45ミリリットルを注いでかき混ぜ、お好みの量のソーダを静かに注げば完成です。ライムを搾りながら飲むと味わいの変化をたのしめます。
アイリッシュアフタヌーン
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「アイリッシュアフタヌーン」は、ウイスキーを紅茶で割ったアイルランド生まれのホットカクテル。作り方は、温めた耐熱グラスにウイスキーとアマレットを約20ミリリットルずつと、グレナデンリキュールを約10ミリリットル注ぎ、熱い紅茶をゆっくりと注いで静かにかき混ぜます。最後にシナモンスティックを添えればできあがり。
甘いホットのウイスキーカクテルもおすすめ
最後に、甘さが魅力のホットカクテルを3つ紹介します。ホッと一息つくのにぴったりのカクテルです。
ホットウイスキー・トディ
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「ホットウイスキー・トディ」は、スコッチウイスキーベースのホットカクテル。温めた耐熱グラスに角砂糖1個とスコッチウイスキー約45ミリリットル、お好みの量のお湯を注いで静かに混ぜ合わせます。仕上げに、スライスしたレモンやオレンジを加え、シナモンスティックを添えます。フレーバーをクローブやナツメグ、ミントに変えてアレンジするのもおすすめです。
ホットカウボーイ
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「ホットカウボーイ」は、アメリカンウイスキーのミルク割りのこと。耐熱グラスに温めたミルクとバーボンウイスキーを4:1くらいの割合で注ぎ、軽くかき混ぜればできあがります。バーボンウイスキーをあとから注ぐのがポイントで、シナモンやナツメグ、甘めが好みなら砂糖を加えてもOKです。
アイリッシュコーヒー
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「アイリッシュコーヒー」は、アイルランドの空港で冬場の旅行客のために考案されたホットカクテル。温めた耐熱グラスに角砂糖1個またはティースプーン1杯分の砂糖を入れ、アイリッシュウイスキー約30ミリリットルを注ぎます。ホットコーヒー約120ミリリットルを加え、生クリーム約20ミリリットルを乗せたら完成です。
ウイスキーをベースにしたウイスキーカクテルは、ウイスキーの多彩な魅力に触れられる飲み方。定番のウイスキーハイボールから古典的なカクテル、ホットウイスキーまでいろいろなレシピがあるので、ぜひ試してみてくださいね。