「コークハイ」はウイスキーをコークで割ったハイボール! おいしい作り方や割合を知ろう

「コークハイ」はウイスキーをコークで割ったハイボール! おいしい作り方や割合を知ろう
出典 : Andrei Mayatnik / Shutterstock.com

「コークハイ」は、「コカ・コーラ」とウイスキーで作るカクテルのことで「コークハイボール」の略。海外では「ウイスキーコーク」と呼ばれます。今回は「コークハイ」のおいしい作り方や割合、「コークハイ」におすすめのウイスキーなどについて紹介します。

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「コークハイ」は自宅でもかんたんに作れます。基本の作り方をマスターして、おいしい1杯をたのしみましょう。

「コークハイ」とは?

コークハイとは?

5PH / Shutterstock.com

「コークハイ」とは、かんたんにいうとウイスキーをコークで割ったカクテルのこと。「コークハイ」の「ハイ」はお酒をソーダで割ったハイボールのことを差し、略さずに「コークハイボール」と呼ぶ人もいます。

「コークハイ」の「コーク(R)(Coke)」は「コカ・コーラ(Coca-Cola)」の愛称なので、厳密にいうと割り材のコーラ飲料はなんでもよいわけではなく、「コカ・コーラ」に限定されます。なお、コカ・コーラ以外のコーラ飲料で作る場合は「コーラハイ」となりますが、日本では明確には分類されていません。

ちなみに、「コークハイ」は日本ならではの呼び名で、海外では一般的に「ウイスキーコーク(Whisky and Coke)」と呼ばれています。アメリカなどのバーで「コークハイ」といっても通じないので、気をつけてくださいね。

また、日本でオーダーするときも、お店によっては「焼酎のコーラ(「コカ・コーラ」)割り」のことを「コークハイ」と呼ぶ場合もあり、事前に確認したほうが安心です。

※コカ・コーラ、Coca-Colaは、The Coca-Cola Companyの登録商標です。

「コークハイ」の基本的な作り方

コークハイの作り方

Brent Hofacker / Shutterstock.com

「コークハイ」の基本的な作り方をみていきましょう。

「コークハイ」の材料をチェック

「コークハイ」の材料は、「コカ・コーラ」とお好みのウイスキー、氷の3つ。よりさわやかに仕上げたいなら、カットレモンやカットライムも用意します。

「コークハイ」はビルドタイプのカクテルなので、シェイカーなどは使わず、グラスに直接材料を入れて作ります。特別な器具は不要で、細長いタンブラーグラスとマドラーなどがあれば、かんたんに作れるのも「コークハイ」の魅力です。

なお、「ウイスキーコーラ」を作る場合は、「コカ・コーラ」以外のコーラ飲料を使ってもOKですが、「コークハイ」を作る際にはぜひ「コカ・コーラ」を用意してください。

コークハイとは?

5PH / Shutterstock.com

コークハイを作るときのポイント

基本的な作り方は、まず氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、マドラーでよく混ぜて冷やします。次に「コカ・コーラ」を泡立てないようにゆっくりと注いで、仕上げにマドラーでタテに1回混ぜます。お好みで、レモンやライムを搾り、グラスに添えれば完成です。

よりおいしく作るポイントは、「コカ・コーラ」の炭酸ができるだけ抜けないようにすること。「コカ・コーラ」は、氷に当てないようにグラスに沿わせながら静かに注ぎ入れ、最後にマドラーでやさしく下から持ち上げるようにして混ぜれば、ほどよく炭酸感のある爽快な1杯に仕上がります。

氷に当てずに注ぐのが難しい場合は、氷をグラスにぎっしり詰めずに、片側に寄せて「コカ・コーラ」を注ぐための隙間を作っておくと注ぎやすくなります。

1:4の割合でおいしい「コークハイ」に

「コカ・コーラ」とウイスキーの割合は、1:4くらいが目安ですが、ショートカクテルのような黄金比はないので割合はお好みでOKです。アルコールを弱めにしたいときは、ウイスキーの量を減らして「コカ・コーラ」の量を増やすなど、自由に調整してみてください。

ちなみに、「コカ・コーラ」とウイスキーを注ぐ順番がわからなくなったときは、「コークハイ」の英語名が「ウイスキーコーク」であることを思い出してください。名前のとおり、比重の軽いウイスキーが先で「コカ・コーラ」があととなります。

「コカ・コーラ」の種類によって魅力が変化

コカ・コーラ

出典:「コカ・コーラ」公式サイト

「コカ・コーラ」と一口にいってもいろいろな種類があり、タイプによって「コークハイ」の味わいが違ってきます。

初めて「コークハイ」を飲むなら、やはりスタンダードな「コカ・コーラ」からスタートするのがおすすめです。そのあとに、カロリーを控えめにしたいときはカロリーゼロの「コカ・コーラ ゼロ」、カフェインが気になる日は「コカ・コーラ ゼロカフェイン」と、好みのものをセレクトしてください。

ほかにも、健康志向の人向けに開発されたトクホ(特定保健用食品)の「コカ・コーラ プラス」もあり、そのときの気分や状況にぴったりの「コークハイ」を作れます。

「コカ・コーラ」
公式サイトはこちら

「コカ・コーラ」×「ジャックダニエル」で作るコークハイは格別

ジャックダニエル ブラック(オールドNo.7)

画像提供:アサヒグループホールディングス株式会社

至極の「コークハイ」を飲みたいなら、「コカ・コーラ」と「ジャックダニエル」を合わせるのがイチオシです。

「ジャックダニエル」で作るコークハイは別名「ジャックコーク」

世界で愛されているアメリカのテネシーウイスキー「ジャックダニエル」は、約4割がコーラ飲料と一緒に飲まれているといわれる銘柄。とくに「ウイスキーコーク」の本場アメリカのバーでは、「コカ・コーラ」×「ジャックダニエル」を合わせた「ジャックコーク(Jack and Coke)」が、大定番カクテルとして親しまれています。

日本では「コカ・コーラ」と「ジャックダニエル」をコンビニでも入手できるので、ぜひ相性抜群の味わいを試してみてください。

輸入販売元:アサヒビール株式会社
「ジャックダニエル」公式サイトはこちら

「ジャックダニエル&コカ・コーラ(ジャックコーク)」も人気

ジャックダニエル&コカ・コーラ

出典:日本コカ・コーラ株式会社サイト

もっと気軽にたのしみたいなら、缶入りの「コークハイ」を購入するのも手です。アメリカのバーカクテルの大定番に着目し、日本コカ・コーラ株式会社から満を持して登場したのが「ジャックダニエル&コカ・コーラ」通称「ジャックコーク」。あらかじめ「コカ・コーラ」と「ジャックダニエル」が絶妙なバランスでミックスされているので、グラスと氷さえあれば、自宅でいつでも味わうことができます。

なお、アルコール度数は国によって調整されており日本とアメリカ向けは7%、先行販売されたメキシコでは5%で販売されています。機会があればメキシコバージョンも飲んでみたいものですね。

製造元:日本コカ·コーラ株式会社
ブランドサイトはこちら

「コークハイ」におすすめのウイスキー

コークハイにおすすめのウイスキー

Alexey Stiop / Shutterstock.com

「コークハイ」は、アメリカ生まれの「コカ・コーラ」を使うカクテルなので、ウイスキーもアメリカ生まれのバーボンウイスキーやテネシーウイスキーを使うのがおすすめです。

アーリー・タイムズ ホワイト

アーリー・タイムズ ホワイト

出典:PR TIMES

アメリカのケンタッキー州で造られている、アメリカンブレンデッドウイスキー「アーリー・タイムズ ホワイト」。丸みのある口当たりと上品な甘味、なめらかな味わいが魅力で、「コークハイ」にも合います。

また、2023年9月1日より、ストレート・バーボン・ウイスキー「アーリー・タイムズ ゴールド」も新発売。機会があればぜひ試してみてくださいね。

アーリー・タイムズ ゴールド

出典:株式会社明治屋サイト

輸入販売元:株式会社明治屋
「アーリー・タイムズ」購入(明治屋オンラインショップ)はこちら

ワイルドターキー 8年

ワイルドターキー 8年

CT Spirits Japan 株式会社サイト

アメリカのケンタッキー州で造られるプレミアムバーボン。ほどよい甘味とコク、スパイシーさがコークと絶妙に引き立て合います。

輸入販売元:CT Spirits Japan 株式会社
ブランドサイトはこちら

「コークハイ」は甘めで飲みやすいカクテルなので、ウイスキーを飲み慣れていない人でも親しみやすいのが魅力です。「コカ・コーラ」×「ジャックダニエル」で作る「ジャックコーク」のような、自分なりのベストマッチを探してみてくださいね。

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