神奈川に行って飲んでみたい! おすすめのビール【関東編】

神奈川に行って飲んでみたい! おすすめのビール【関東編】
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神奈川は、日本で初めてビールの醸造所が設立された発祥の地として知られています。現在でも、横浜、横須賀、鎌倉、厚木などを中心に数多くのブルワリーが集まり、その個性的な味を競い合う「クラフトビール激戦区」となっているエリアです。

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神奈川のそのほかの注目ブルワリー

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神奈川でクラフトビールをたのしめるブルワリーは、まだまだたくさんあります。ここでは、これからの活躍がますます期待できる、注目のブルワリーをピックアップして紹介します。

老舗の蔵元が造る世界で認められたクラフトビール【湘南ビール】

「湘南ビール」は、明治5年(1872年)に創業し、現在では湘南で唯一残った蔵元として知られる熊澤酒造が造るクラフトビールです。麦芽やホップなど厳選された原料のみを使い、丹沢山系の伏流水を使ったビール造りには、ドイツの伝統的な製法を採用しており、地域を象徴する「湘南ビール」の名で出荷しています。
その品質の高さは、国内はもちろん世界的な評価を得ており、「湘南ビール」の定番のひとつである「シュバルツ」が、世界最大のビールコンテスト「2008年度ワールド・ビア・カップ ドイツ系黒ビール部門」で金賞に輝いています。

神奈川のビール【湘南ビール】 湘南最後の蔵元が手掛けるクラフトビール

クラフトビールで人々に「喜び」を届ける【ヨロッコビール】

「ヨロッコビール」は、2012年、神奈川県逗子市にオープンしたナノブルワリー「yorocco-beer B&B」で造られるクラフトビールです。地元の水を仕込み水に使い、季節ごとの地元の果物やスパイスなどを活かした豊富なレシピを開発するなど、「Drink Local」をテーマに、あくまでも地元にこだわったクラフトビールを提供しており、その種類は年間30~40種類にものぼります。
小規模なブルワリーゆえに、1日の仕込み量は約120リットルときわめて少なく、ほとんどが地元で消費されています。その名のとおり、地元の人々に「喜び」を届けるブルワリーといえるでしょう。

神奈川のビール【ヨロッコビール】 地元愛あふれるナノブルワリー

素材にこだわってていねいに造られるクラフトビール【箱根ビール】

「箱根ビール」は、慶応元年(1865年)創業のかまぼこの老舗、小田原鈴廣がプロデュースするユニークなクラフトビール。1997年に、本社に隣接する施設「鈴廣かまぼこの里」内に建てられたブルワリー「箱根ビール醸造所」で造られています。
「箱根ビール」の仕込み水には、かまぼこ造りにも使われる「箱根百年水」を使用しています。さらに、ホップにはチェコのザーツ産アロマホップと、ドイツのノーザンブルワー産ビターホップを、麦芽にはオーストラリア、イギリス、ドイツから直輸入された厳選素材のみを使用するなど、素材にこだわったビール造りで人気を博しています。

神奈川のビール【箱根ビール】 箱根百年水を使った芳醇なクラフトビール

クラフトビールを科学的に追求する【南横浜ビール研究所】

「南横浜ビール研究所」は、2016年4月に横浜市金沢区にオープンしたブルーパブです。地元で焼鳥屋チェーンを経営するオーナーが、ベトナム旅行の際に出会った現地のビール「ビアホイ」に触発されたことがきっかけとなり、高校時代の同級生と一緒にクラフトビール造りにチャレンジすることに。
「研究所」とついたその名のとおり、「ビール造りはロジック」をモットーに、日々理想のクラフトビールの研究を重ねており、常に「新たな味わい」にチャレンジしているお店です。

神奈川のビール【南横浜ビール研究所】 理想を追求するクラフトビール・ラボ

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