人気クラフトバーボン「メーカーズマーク」の魅力を徹底分析! 歴史や味、種類、おすすめの飲み方も紹介

人気クラフトバーボン「メーカーズマーク」の魅力を徹底分析! 歴史や味、種類、おすすめの飲み方も紹介
出典 : 出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

「メーカーズマーク」は、アメリカ・ケンタッキー州生まれのクラフトバーボンウイスキー。初心者にも飲みやすいまろやかな味わいで、世界的な人気を誇ります。今回は、「メーカーズマーク」の歴史や味わい、種類、おすすめの飲み方などについて紹介します。

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赤い封蝋がトレードマークの「メーカーズマーク」は、手づくりへのこだわりから生まれるプレミアムなバーボン。その魅力に迫ります。

「メーカーズマーク」とはどんなウイスキー?

メーカーズマークはバーボンウイスキー

evgeeenius / Shutterstock.com

「メーカーズマーク」は、1959年にアメリカ・ケンタッキー州で誕生したプレミアムなバーボンウイスキーです。家業を引き継ぎ新たなブランドとして立ち上げたのは、ビル・サミュエルズ・シニア氏。ブランド名が意味するのは「製造者の印」です。ボトルトップを覆う赤い封蝋には、高い品質とクラフトマンシップへのこだわりが現れています。

アメリカ・ケンタッキー州生まれのバーボン

「メーカーズマーク(Maker's Mark)」は、アメリカのケンタッキー州ロレットで生産されているバーボンウイスキーです。1959年に世に送り出されて以来、世界品質のプレミアムバーボンとして、アメリカのみならず世界中で愛されてきました。

「メーカーズマーク」を立ち上げたのは、ビル・サミュエルズ・シニア氏。家業のバーボンづくりを一から見直し、新たなブランドとしてリリースしました。ブランド名の「メーカーズマーク」が意味するのは、「製造者の印」。創業以来、1本1本ていねいにつくることを大切にし、機械まかせではなく、手づくりにこだわる姿勢を貫いてきました。

メーカーズマーク蒸溜所の建物は、1805年に建てられたもので、現在稼働しているバーボン蒸溜所としては最古級。「メーカーズマーク」が生まれる前は、バークス蒸溜所が所有していました。

なお、全米最古の歴史を持つバーボン蒸溜所として、バッファロー・トレース蒸溜所などが挙げられますが、「メーカーズマーク」は、世界でもっとも古くから稼働しているバーボン蒸溜所として、ギネス世界記録を保持しています。

(参考)
Guinness World Records(英語)|Oldest operating bourbon distillery

メーカーズマーク蒸溜所

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

美しい庭園が広がるメーカーズマーク蒸溜所の敷地内には、「ライムストーンウォーター」が湧き出る小さな湖、スプリング・フェド湖があります。ライムストーンウォーターは、石灰岩で磨かれ余計な鉄分が取り除かれた、バーボンづくりにうってつけの良質な水。メーカーズマークではこれを、仕込み水として使用しています。

「メーカーズマーク」の故郷ケンタッキー州は、別名「ブルーグラスステイツ(ステイト)」と呼ばれ、牧草地帯に囲まれた自然豊かな地域として知られています。由緒ある「ケンタッキーダービー」の開催地としても有名です。こうした、歴史と自然に恵まれた環境で、上質なバーボンが育まれています。

メーカーズマークのキャップの赤い封蝋は手作業でつけられる

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

赤い封蝋(ろう)がトレードマーク

「メーカーズマーク」の特徴といえば、ボトルネックを覆う赤い封蝋。一目でわかるビジュアルには、品質への責任とクラフトマンシップへの思いが込められています。

手づくりにこだわるメーカーズマーク蒸溜所では、「ディッピング」と呼ばれる蝋づけ作業を、1本ずつ手作業で行っています。同じ形は2つとない、唯一無二の仕上がりが魅力で、蝋にどっぷり浸したボトルが、コレクターの間で高額取引されることもあるとか。蒸溜所を訪れれば、赤い蝋にボトルをディップする作業を体験でき、オリジナルの1本を手に入れられます。

この赤い封蝋のアイデアを思いついたのは、6代目の妻マージョリー(マージー)・サミュエルズ氏。マージョリー氏はマーケティングに長けた人物で、封蝋以外にも、ラベルやボトルデザイン、「メーカーズマーク」というブランド名も考案しました。男性中心のバーボンの世界で、ブランドイメージの確立に貢献した彼女の活躍は、まさに内助の功といえます。

メーカーズマークは小さな蒸溜所で生まれる

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

プレミアムバーボン「メーカーズマーク」は歴史ある銘柄

創業一家、サミュエルズ家のバーボンづくりのルーツは、18世紀末にまでさかのぼります。

1780年代、スコッチ・アイリッシュ系移民一族のひとり、ロバート・サミュエルズ氏が、ペンシルベニアからケンタッキーに移り住み、農業のかたわら家族用のウイスキーづくりを始めました。1840年、3代目のテーラー・ウィリアム・サミュエルズ氏が、ネルソン郡でサミュエルズ蒸溜所を立ち上げ、本格的なバーボンウイスキーの製造を開始。1920~1933年の禁酒法時代には、操業停止を余儀なくされましたが、禁酒法廃止後、5代目が製造を再開しました。

現在の蒸溜所に移転したのは、1951年のこと。6代目のビル・サミュエルズ・シニア氏が、廃屋同然となっていたバークス・スプリング蒸溜所を購入・改修し、1954年に独自のレシピで生み出したウイスキーが樽に詰められました。

ビル氏が新たな蒸溜所でめざしたのは、「機械まかせにせず、できる限り人の手でつくる」こと。以来、人の手によるていねいな製造を守り続け、世界的に評価されるプレミアムバーボンへと成長しました。

ちなみに、「ウイスキー」の英語の綴りは、アメリカでは「WHISKEY」と表記するのが一般的ですが、「メーカーズマーク」のボトルラベルには「E」のない「WHISKY」が記載されています。その理由については、以下の記事をお読みください。

最高品質をめざす「メーカーズマーク」のこだわり

メーカーズマークは冬小麦を採用

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

「メーカーズマーク」の味わいを支えているのは、副原料の冬小麦です。一般的なバーボンがライ麦を使うところ、冬小麦を採用することで、豊かな風味が生み出されています。また、少量生産と、一貫した手づくりへのこだわりが、高い品質維持に役立っています。

原料の冬小麦(ウィート)が豊かな風味を生む

ケンタッキー州北部から、イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州にかけてのエリアは、冬小麦の産地として知られています。蒸溜所近郊の契約農家で収穫された、最高品質の冬小麦は、「メーカーズマーク」のレシピの要です。

「メーカーズマーク」のレシピは、トウモロコシ(コーン)約70%、冬小麦約16%、大麦麦芽約14%。一般的なバーボンでは、ライ麦を使用するところ、「メーカーズマーク」ではやわらかな冬小麦、「Soft red winter wheat」というマイナー品種を採用しています。

冬小麦の採用にあたり、ヒントになったのは、パンづくりでした。6代目のビル氏は、繰り返しパンを焼き、まろやかで口当たりのよい風味を引き出す材料として冬小麦を選びました。そうして、試行錯誤を重ねて発見した冬小麦と、仕込み水のライムストーンウォーターを組み合わせ、理想のバーボンの風味に近づけていったのです。

メーカーズマークの貯蔵庫

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

スモールバッチとクラフトマンシップが品質を守る

メーカーズマーク蒸溜所では、大量生産を行わず、今もスモールバッチの少量生産を貫いています。その理由は、手間暇かけたつくりと、一定の品質を維持するためです。

仕込みの工程で原料に加えるのは150年以上受け継がれてきた先祖伝来の酵母。発酵槽には、バークス蒸溜所から引き継いだ、樹齢100年以上のレッドサイプラス(赤イトスギ)を採用しています。どの工程にも、できる限り人の手でつくるという信念が息づいています。

手づくりにこだわるのは、それだけではありません。原酒を貯蔵するための樽づくりにも妥協を許さず、樽材の選別から火入れ(チャー)に至るまで、職人が徹底して管理しています。

また、貯蔵庫での樽の席替えも大切な工程です。「メーカーズマーク」の熟成期間は通常6~7年。その間、樽が均等に熟成するため、職人がテイスティングを重ねながら、手作業で定期的に入れ替えています。

このように、機械まかせにせず、細部まで熟練の職人による手作業にこだわることで、高品質の味わいを生み出しているのです。

「メーカーズマーク」の味わいの特徴

メーカーズマークの味わいの特徴

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「だれが飲んでもおいしい味」をめざして開発された「メーカーズマーク」は、華やかな香りと、まろやかで上質な味わいが特徴のクラフトバーボンです。冬小麦由来のやさしいまろやかさや、樽由来の香ばしさ、バニラのような甘味、そしてなめらかな余韻が続きます。一般的なライ麦入りバーボンより刺激が少なく、初心者でも飲みやすい味わいが魅力です。

「メーカーズマーク」のまろやかさに寄与するのは、冬小麦だけではありません。鉄分の少ないクリアな仕込み水は、まろやかな味を生む要素のひとつ。また、樽材の9カ月にわたる自然乾燥や貯蔵樽のローテーションにより、タンニンの苦味を抑え、まろやかな仕上がりを実現しています。

「メーカーズマーク」の種類と違い、価格は?

メーカーズマークの種類

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「メーカーズマーク」のラインナップには、スタンダードボトルの「メーカーズマーク」をはじめ、ワンランク上の「メーカーズマーク46」、無ろ過・樽出し原酒の「メーカーズマーク カスクストレングス」などがあります。

「メーカーズマーク」のおすすめ銘柄

日本で味わえる「メーカーズマーク」は、おもに3種類です。

【メーカーズマーク|Maker's Mark(R)】

メーカーズマーク

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

スタンダードモデルの唯一無二のクラフトバーボン。オレンジやハチミツ、バニラのような香り、冬小麦のやさしいまろやかさと、しなやかな口当たりに加え、ふっくらとした甘味や香ばしさも大きな魅力。樽由来のバニラのような甘味も感じられます。

希望小売価格:3,400円(税別)
アルコール度数45%

【メーカーズマーク46|Maker's Mark 46(TM)】

メーカーズマーク46

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

「ウッドフィニッシュ製法」シリーズの初代ボトル。原酒に、焦がしたフレンチオークの「インナーステーブ(板)」を追加し、さらに熟成することで、甘いキャラメルのようなアロマや、リッチで複雑な風味が加わった、ワンランク上の1本です。

希望小売価格:5,800円(税別)
アルコール度数47%

メーカーズマークには贈答用ボトルも

MightyRabittCrew / Shutterstock.com

過去には赤以外の封蝋も! 贈答用限定ボトルがあった

「メーカーズマーク」には、赤い封蝋のレッドトップ以外に、金色の「ゴールドトップ(ゴールドワックス)」や、緑色の「グリーントップ」も存在します。

ゴールドドップの「メーカーズマークVIPゴールドドップ」は、メーカーズ・マーククラブの会員だけが購入できた、VIP限定の贈答品用ボトル。オリジナルラベルを作成して貼れるという、特別な仕掛けもありました。ブランドの「最高峰」の味わいとも評価されていますが、現在は終売しています。

グリーントップの「メーカーズマーク ミントジュレップ」は、ケンタッキーダービー公式カクテルの「ミントジュレップ」を、自宅でかんたんに作れるミント風味のリキュール。こちらは、年に1度限定販売されていましたが、現在は休売しています。

どちらも、流通量が少なくネット上ではプレミア価格となっていますが、オーセンティックバーなどで出会えることもあります。機会があれば、試してみてはいかがでしょう。

「メーカーズマーク」のおすすめ飲み方、たのしみ方

メーカーズマークの飲み方

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

スタンダードな「メーカーズマーク」の、イチ押しの飲み方はハイボール。公式サイトが提案する「メーカーズマーククラフトハイボール」は、「メーカーズマーク」とソーダを1:4でグラスに注ぎ、オレンジピールを軽く搾ります。華やかな香りと甘味が引き立ち、爽快感も抜群です。

「メーカーズクラフトハイボール」の作り方はこちら

クラシックミントジュレップ

出典:サントリー「メーカーズマーク」公式ブランドサイト

「メーカーズマーク」はカクテルベースとしても優秀で、「オールドファッションド」や「ミントジュレップ」「モスコミュール」など、クラシックカクテルでも存在感を発揮します。
「メーカーズマーク46」で作る「マンハッタン」もおいしい飲み方で、奥行きのある味わいをたのしめます。

公式サイトで紹介されているカクテルレシピも、ぜひ試してみてください。

メーカーズマーク公式カクテルレシピはこちら

なお、樽出しの「カスクストレングス」は、まずはストレートで香味をたしかめるのがおすすめです。ソーダなどで割っても、力強さは失われず、香り高い味わいをたのしめます。

もちろん、どのボトルも、ストレートやロック、ハイボール、水割り、トワイスアップなど、いろいろな飲み方に合うので、好みの飲み方を見つけてみてはいかがでしょう。

「メーカーズマーク」と相性のよいおつまみは、チーズやチョコレート、ドライフルーツなど。定番のナッツや、バニラアイスなどとも合います。ハイボールや水割りには、肉系の料理や、スナック類もマッチしますよ。

アメリカのケンタッキー州で誕生した、クラフトバーボンウイスキー「メーカーズマーク」。冬小麦由来のやさしくまろやかな味わいは、日本でも人気があります。赤い封蝋のボトルを見つけたら、ぜひ味わってみてくださいね。

※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。

国内販売元:サントリー株式会社
「メーカーズマーク」公式サイトはこちら

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