山形県の日本酒は令和4酒造年度 全国新酒鑑評会「金賞受賞数第1位」吟醸王国 山形の日本酒の特色
山形の日本酒は、蔵元数も多く、バリーエーションに富んだ米の旨味とキレの良い後味が特色です。「吟醸王国 山形」と呼ばれるほど吟醸酒造りが盛んで、地理的表示制度GI「山形」指定されました。十四代、上喜元(じょうきげん)、初孫(はつまご)、ばくれん、東光(とうこう)など、山形県の人気の日本酒を紹介します。
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金賞受賞数が日本一!山形県の日本酒の特色
山形は、古くから日本酒作りが盛んで、官民一体での酒造好適米の開発や伝統的な杜氏制度の変革などを行い「吟醸王国 山形」と呼ばれるほど。そんな山形の日本酒は、蔵元が多く、バリーエーションに富んでいますが、米の旨味とキレの良い後味が特色です。
「令和4酒造年度 全国新酒鑑評会」で山形県の日本酒は、都道府県別の「金賞受賞数第1位」に輝きました。1位山形県の受賞数は20点、ちなみに2位は兵庫県の19点、3位が長野県の16点、4位が新潟県の15点。去年まで9回連続で金賞受賞数が日本一の福島県は、今回14点で5位という結果になりました。
注:「全国新酒鑑評会」とは「独立行政法人 酒類総合研究所」が主催し、日本酒の製造技術と品質の向上のため、明治時代から開催している唯一の全国規模の日本酒の鑑評会です。111回目の令和4酒造年度は818点が出品され、特に優れた「金賞」には218点が選出。(令和4酒造年度とは、2022年7月1日~2023年6月30日までを指します)