ホットウイスキーで身も心もぽかぽかに! 基本レシピからアレンジレシピまで一挙紹介!

ホットウイスキーで身も心もぽかぽかに! 基本レシピからアレンジレシピまで一挙紹介!
出典 : Liv friis-larsen/ Shutterstock.com

ウイスキーをホットで飲んだことはありますか? ウイスキーのお湯割りは、格式あるバーでもオーダーできる定番の飲み方です。ジャムなどを加えてアレンジできるのもホットの醍醐味。今回はそんなホットウイスキーの魅力や、おいしいレシピを紹介します。

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レシピを知る前に。ホットウイスキーってどんなウイスキー?

レシピを知る前に。ホットウイスキーってどんなウイスキー?

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ホットウイスキーの魅力

ホットウイスキーとは、ウイスキーのお湯割りのことです。ウイスキーをお湯で割るだけのシンプルな飲み方ですが、グラスから立ち上る香りが際立って感じられ、贅沢な気分を味わえます。

ウイスキーには、スモーク香やフルーツ香、フラワー香、木材香、穀物香など、さまざまな香りが凝縮されていますが、これらの香りはウイスキーをお湯割りにすることで、芳醇さが増すといわれています。

そのため、ウイスキーの香りを存分にたのしめるのが、ホットウイスキーの大きな魅力といえるでしょう。

ホットウイスキーは体を温めたいときにもぴったり

ホットウイスキーは、肌寒い季節におすすめの飲み方です。カップを持つ手をじんわりと温め、ゆっくり飲め進めるうちに、冷えた体を芯からぽかぽかにしてくれます。芳醇なアロマが漂うホットウイスキーをリラックスタイムなどに飲めば、心ほぐれる時間を過ごせることでしょう。

ホットウイスキーは、山や川辺などでたのしむアウトドアシーンにもぴったりの飲み物です。キャンプなどで、焚火を囲みながらホットウイスキーを飲んで、暖を取るのもよいでしょう。

【基本レシピ】ホットウイスキーを作ってみよう

【基本レシピ】ホットウイスキーを作ってみよう

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ホットウイスキーの材料

ホットウイスキーを作る前に、まずは次の材料と道具を用意しましょう。

◇お好みのウイスキー
◇お湯(80度程度)
◇耐熱グラス
◇マドラー


ウイスキーの銘柄はお好みでOKですが、なかでも、複雑な香りをたのしめるブレンデッドウイスキーや、甘い香りが特徴のバーボンウイスキーなどがおすすめです。

また、耐熱グラスは、二重構造になったダブルウォールグラスやステンレスタンブラーなど、保温性の高いものを選ぶとよいでしょう。

ホットウイスキーの基本レシピ

1.耐熱グラスを温める
耐熱グラスにお湯を注いで少しおいたら、お湯を捨てます。グラスを温めるのは、ホットウイスキーが冷めるのを防ぐためです。

2.ウイスキーを注ぐ
耐熱グラスの3分の1くらいまで注ぎ入れます。好みにもよりますが、ウイスキーとお湯の比率は1:2~3くらいがおすすめです。

3.ウイスキーにお湯を加える
80度程度のお湯を加えます。沸騰したお湯を別の容器に移し替えて数分おくと、80度くらいの温度になるといわれています。なお、お湯の温度が熱すぎるとウイスキーのアルコール分が余計に気化してしまい、低いとウイスキーの香りを十分に引き出すことができません。

4.マドラーでかき混ぜる
仕上げに、マドラーでひと混ぜすれば完成です。混ぜすぎると冷めてしまうので注意しましょう。

【アレンジレシピ】ホットウイスキーにひと工夫!

【アレンジレシピ】ホットウイスキーにひと工夫!

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ホットウイスキーのアレンジレシピ1:味わいを足す

基本レシピに甘味や濃厚さをプラスして、アレンジをたのしめるのも、ホットウイスキーの魅力です。まずは定番のちょい足しを試してみましょう。

【ジャム】

グラス1杯のホットウイスキーに、ティースプーン1杯程度のジャムを加えると、甘さとフルーティーな香りが加わり、初心者でも格段に飲みやすくなります。とくに、りんごを使ったジャムは、ホットウイスキーとの相性も抜群。いちごやブルーベリーなどのベリー系も合います。

【ハチミツ】

ビタミンやミネラルを豊富に含んだハチミツを、ひとさじ加えたホットウイスキーは、甘い風味が魅力。また、自然な甘味が口当たりをマイルドにするため、アルコールによる刺激を抑えたい場合は、ハチミツを多めに入れてみるとよいでしょう。

【バター】

「ウイスキーにバターなんて! 」と思われるかもしれませんが、バターはホットカクテルによく使われるアレンジ食材のひとつです。ホットウイスキーの場合、5グラム程度のバターを溶かすと、バター特有のコクが加わって、よりいっそう濃厚な味わいに。さらにハチミツを加えれば、まるでスイーツのような味わいがたのしめます。

ホットウイスキーのアレンジレシピ2:香味をプラス

芳醇な香りをたのしむホットウイスキーに、天然由来の香味を加えるアレンジレシピも試してみましょう。ウイスキーの魅力をより引き立てることができます。

【スパイス】

シナモンやクローブ、バジルなどのスパイスは、「風味を変えたいけど甘さは加えたくない」ときにぴったり。とくにシナモンは、ウイスキーの味をまろやかにします。シナモンパウダーをひと振り、またはマドラーの代わりにシナモンスティックでひと混ぜして飲んでみてください。

【柑橘類】

レモンやオレンジ、ゆずやきんかんなどの柑橘類を加えれば、華やかさのあるホットウイスキーになります。薄くスライスしたものを浮かべたり、皮を削って入れたり、果汁を絞ったものを加えるなどして、風味の変化をたのしんでみてはいかがでしょう。

ホットウイスキーのアレンジレシピ3:ホットカクテル

ホットウイスキーは、カクテルでもたのしめます。ここでは、自宅でかんたんに作れるレシピを3つ紹介しましょう。

【アイリッシュコーヒー】

コーヒーとウイスキーの香りが心地よい、なめらかな口当たりのカクテルです。
作り方は、カップ1杯分のコーヒーを淹れ、アイリッシュウイスキーを30ミリリットル程度加えます。香りが飛ばないようゆっくりとかき混ぜて、最後にホイップした生クリームを浮かべ、お好みで砂糖を加えれば完成。

【ホットウイスキーティー】

いわゆる「ウイスキーの紅茶割り」です。
作り方は、紅茶をカップ1杯分用意して、そこに30ミリリットル程度のウイスキーをゆっくりと注ぎます。紅茶は、セイロンやニルギリ、ディンブラなど渋味の少ないものがおすすめ。お好みでハチミツのほか、ミルクやレモンの輪切りなど、紅茶定番のアレンジを加えてもたのしめます。

【アップルサイダートディー】

りんごのフルーティーな香りが特徴のホットウイスキーです。
作り方は、耐熱グラスに30ミリリットル程度のウイスキーと大さじ1杯のハチミツ、レモン汁少々を入れてよく混ぜ、温めた果汁100%のりんごジュースを180ミリリットルほど加えます。仕上げにシナモンスティックを添えてできあがり。なお、ヨーロッパでは、「アップルサイダー」という無炭酸のりんごジュースを使います。

寒い季節は、つい外に出るのも億劫になってしまいますが、そんな季節だからこそ、家で飲むホットな一杯にこだわってみてはいかがでしょう。「今日のホットウイスキーはどんなレシピにしようか」と考えるのも、たのしいですよ。

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