焼酎は飲み方いろいろ! あらゆる飲み方でたのしもう

焼酎は飲み方いろいろ! あらゆる飲み方でたのしもう
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乙類焼酎、甲類焼酎、混和(こんわ)焼酎と大きく3つに分けられる焼酎。ロックや水割り、お湯割りなど、焼酎にはさまざまな飲み方がありますが、それぞれの焼酎には、どんな飲み方が合うのでしょうか。今回は、焼酎の種類別におすすめの飲み方を紹介します。

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乙類焼酎はこうたのしもう

乙類焼酎はこうたのしもう

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乙類焼酎(本格焼酎)とは?

乙類焼酎は、酒税法上は「単式蒸溜焼酎」に分類されるお酒で、「単式蒸溜機で蒸溜した、アルコール分45度以下のもの」と定義されています。単式蒸溜焼酎(乙類焼酎)のなかでも、決められた原料や製法など、いくつかの条件を満たして造られた焼酎は「本格焼酎」と呼ばれます。

昔ながらの単式蒸溜機で蒸溜する乙類焼酎(本格焼酎)は、芋の香りや米の旨味など原料由来の風味が色濃く表れるのが特徴です。

なお、代表的な乙類焼酎(本格焼酎)には、芋焼酎、麦焼酎、米焼酎、黒糖焼酎などがあります。

乙類焼酎(本格焼酎)のおすすめの飲み方

乙類焼酎(本格焼酎)はさまざまな飲み方でたのしまれています。おすすめの飲み方には、以下のようなものがあります。

【ロック】

グラスに大きめの氷を入れて、焼酎を注いで飲むロック。作り立ては原料由来の風味が強く感じられますが、少しずつ氷が溶けてアルコールによる刺激がやわらぐと、まろやかな口当たりに変化します。

【水割り】

水で割るので、口当たりがやわらかくなり、ロックやストレートよりも飲みやすいのが特徴。水割りは、グラスに氷を入れて焼酎を注ぎ、好みの量の水を加えて作ります。焼酎の濃度によって味わいが変わるので、いろいろ試してみるのもおすすめ。

【お湯割り】

焼酎の香りが際立ち、華やかに感じられる飲み方。陶器など耐熱性のある容器にお湯(70度くらいが適温)を入れ、焼酎を加えます。水割りとは異なり、焼酎をあとから加えるのがポイント。焼酎の濃度を変えると、違った味わいをたのしめます。

【前割り】

焼酎をあらかじめ水で割って冷蔵庫などで寝かせたものを「前割り焼酎」といいます。前割りをすると、焼酎と水が分子レベルでよくなじんで、まろやかな味わいになるのが特徴。前割り焼酎は、そのまま飲んでも、お燗にしてもおいしくいただけます。

【乙ハイ】

乙類焼酎をソーダで割ったハイボール。乙類焼酎の風味にソーダの爽やかさが加わる独特の飲み方で、近年人気を集めています。

【ストレート】

アルコール度数が低めのマイルド焼酎は、そのままでも飲みやすいので、ストレートでもおいしくたのしめます。

甲類焼酎はこうたのしもう

甲類焼酎はこうたのしもう

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甲類焼酎とは?

甲類焼酎とは、酒税法上は「連続式蒸溜焼酎」といい、「連続式蒸溜機で蒸溜した、アルコール分36度未満のもの」と定義されています。

連続的に蒸溜する製法によって雑味が取り除かれるため、クリアで飲みやすいのが特徴。クセが少ないので、炭酸やジュースなどで割って、自分好みのお酒をたのしむことができます。

また、乙類焼酎と比べてリーズナブルなのも魅力です。

甲類焼酎のおすすめの飲み方

クセが少なくクリアな味わいの甲類焼酎は、チューハイやサワー、カクテル、果実酒などさまざまなお酒のベースに使われています。ここでは、チューハイ・サワーに注目して、おすすめの割り方を紹介します。

【炭酸割り】

グラスに氷を入れて焼酎を注ぎ、炭酸水を静かに注ぎ入れて作る炭酸割り。焼酎と炭酸水の割合は3:7くらいがおすすめです。レモンやライムを搾って果汁を加えると爽やかさが加わります。炭酸水をソーダやコーラなどの炭酸飲料に変えれば、アレンジをたのしめます。

【ジュース割り】

炭酸割りに、フルーツジュースなどを加えて作ります。ジュースの種類を変えれば、バリエーションが無限に広がるのも魅力です。グレープフルーツなど生の果実を搾った生搾り果汁を使うのもおすすめ。

【お茶割り】

氷を入れたグラスに焼酎を注ぎ、好みのお茶を加えたものがお茶割りです。温かいお茶でも作れますが、その場合は焼酎をあとから加えます。定番の緑茶やウーロン茶のほか、ジャスミン茶や紅茶など、さまざまなお茶類で割ってたのしめます。

【ホッピー割り】

氷の入ったグラスに焼酎を入れ、ホッピーを注いで飲む飲み方。焼酎とホッピーの割合はお好みで。だいたい、ホッピー1本につき2~3杯たのしむのが目安です。

混和焼酎はこうたのしもう

混和焼酎はこうたのしもう

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混和焼酎とは?

混和焼酎とは、乙類焼酎と甲類焼酎をブレンドしたもので、乙類の風味の豊かさや甲類のすっきり感など、両方のよいところを兼ね備えた焼酎です。焼酎らしい味わいがありながら飲みやすく、リーズナブルにたのしめることから、注目を集めています。とくに人気の混和焼酎は、麦焼酎をベースにしたものが多いようです。

なお、混和焼酎には、甲類焼酎をベースに乙類焼酎をブレンドした「甲類乙類混和焼酎」と、乙類焼酎をベースに甲類焼酎をブレンドした「乙類甲類混和焼酎」の2種類があります。前者は飲みやすさを追求し、後者は豊かな香りやコクが感じられるように仕上げられています。

混和焼酎のおすすめの飲み方

混和焼酎は、乙類と甲類のよいところを併せ持つ焼酎なので、両者の飲み方でたのしめるのが魅力です。ここでは原料別におすすめの飲み方を紹介します。

【麦系の混和焼酎】

水割りやお湯割り、ロック、お燗、お茶割り、ハイボール、ジュース割りなど、幅広い飲み方でたのしめます。

【芋系の混和焼酎】

水割りやお湯割り、ロック、お燗などが向いています。また、ハイボールにすると、乙ハイのような味わいをたのしめます。

【しそ系の混和焼酎】

定番のロックのほかに、緑茶割りやグレープフルーツジュース割り、トニックウォーター割り、燗やホットレモネード割りのようにホットで飲むのもおすすめです。


「乙類焼酎」「甲類焼酎」「混和焼酎」には、それぞれの特徴に合わせたおいしい飲み方があります。ここで紹介したもの以外にもたくさんの飲み方があるので、さまざまな方法を試して、自分の好きなたのしみ方を見つけてみてはいかがでしょう。

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