ニッカウヰスキーの「フロム・ザ・バレル」は、世界に誇る樽出しブレンデッドウイスキー

ニッカウヰスキーの「フロム・ザ・バレル」は、世界に誇る樽出しブレンデッドウイスキー
出典 : Yavuz Sariyildiz/ Shutterstock.com

ニッカウヰスキー「フロム・ザ・バレル」は、昭和60年(1985年)の発売以来、根強い人気を誇るブレンデッドウイスキーです。この記事では、世界的な品評会でも高い評価を得ているフロム・ザ・バレルの魅力を紹介します。

  • 更新日:

「フロム・ザ・バレル」はどんなウイスキー?

「フロム・ザ・バレル」はどんなウイスキー?

出典:ニッカウヰスキー公式サイト

フロム・ザ・バレルはモルツとグレーン原酒を合わせたブレンデッドウイスキー

フロム・ザ・バレルは、モルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒をブレンドして造られるブレンデッドウイスキーです。アルコール度数は51度。熟成したモルト原酒とグレーン原酒をブレンドし、数か月間再貯蔵した後、割り水を最小限に留めたものがボトリングされています。フルボディのしっかりとしたコク、濃厚な味わい、豊かな香りをたのしめる、人気のウイスキーです。

ニッカのウイスキーの種類はこんなにある!
「ブレンデッドウイスキー」がウイスキー業界に果たした役割とは? 【ウイスキー用語集】

ニッカウヰスキー2大蒸溜所が造る、モルト原酒とグレーン原酒の特長

フロム・ザ・バレルの原酒には、麦芽が原料のモルト原酒と穀物が原料のグレーン原酒が使われています。

【モルト原酒】

ニッカウヰスキーでは、北海道の余市蒸溜所と宮城県の宮城峡蒸溜所でモルト原酒を造っています。
余市蒸溜所は、創業者の竹鶴政孝がウイスキー造りをスタートさせた出発点。創業当時のエスプリと伝統技術を受け継ぐ、ニッカウヰスキーの聖地です。余市のモルト原酒は「力強く重厚」な味わい。ブレンデッドウイスキーの主軸となる、大事な役割を担っています。
これに対して宮城峡溜所のモルト原酒は、華やかで軽やか、そしてほんのりとした甘味が特長で、初心者でも飲みやすい味わいです。

「モルトウイスキー」の定義や特徴とは?【ウイスキー用語集】

【グレーン原酒】

ニッカウヰスキーでは宮城峡蒸溜所で、とうもろこしや大麦麦芽などを原料とするグレーン原酒も製造しています。宮城峡が誇るカフェ式連続式蒸溜機で蒸溜されたグレーンウイスキーは、原料本来の風味が残る、独特な甘味と香りが特長。ブレンドされることで個性豊かなブレンデッドウイスキーが誕生します。

「グレーンウイスキー」とはどんなウイスキー?【ウイスキー用語集】

フロム・ザ・バレルは、世界的な酒類品評会などで多くの受賞歴を持つ

フロム・ザ・バレルは、イギリスの酒類専門出版社が主催する品評会、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2015」のウイスキー部門で最高賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ています。
また、“ウイスキーの小さな塊”をコンセプトとした、シンプルな四角いボトルも好評です。このボトルデザインを開発したのは、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏。1985年の登場以来、世界中の人に愛されています。

「フロム・ザ・バレル」の個性は、再貯蔵(マリッジ)で磨かれる

「フロム・ザ・バレル」の個性は、再貯蔵(マリッジ)で磨かれる

出典:ニッカウヰスキー公式サイト

ブレンデッドウイスキーの製造工程で行われる「再貯蔵(マリッジ)」

一般にブレンデッドウイスキーは、いくつかの原酒をブレンドしたあと、樽に詰めて数週間~2年ほど再貯蔵することで完成します。日本ではこれを「後熟(こうじゅく)」ともいいます。
再貯蔵は、個性の異なる複数の原酒をなじませ、新たな味わいと風味を生み出すのに必要な工程です。ブレンドしたウイスキーを樽詰めして寝かせる、「再貯蔵=マリッジ(結婚)」の期間を経ることで、バランスのとれたハーモニーが生まれます。

フロム・ザ・バレルは再貯蔵のあと、ほぼ樽出しそのままをボトリング

フロム・ザ・バレルは数か月ほど寝かせたのち、再貯蔵樽からほぼそのままの状態でボトリングされます。
ウイスキーは、瓶詰めする前に加水してアルコール分を40~45%程度に調整するのが基本。しかしフロム・ザ・バレルは、それよりも高いアルコール分51%に設定されています。瓶詰め前の割り水の量が極力抑えられているため、骨太で飲みごたえのある芳醇なウイスキーの味を堪能できます。

「フロム・ザ・バレル」はハイボールとオン・ザ・ロックがおすすめ

「フロム・ザ・バレル」はハイボールとオン・ザ・ロックがおすすめ

kai keisuke/ Shutterstock.com

フロム・ザ・バレルをハイボールでたのしむ

フロム・ザ・バレルのおすすめの飲み方は、ハイボール。アルコール分51%の濃厚なウイスキーなので、ソーダ水で割ってもウイスキーの味をしっかり感じられます。
氷を入れて冷やしたグラスにウイスキーを適量注ぎ、マドラーで混ぜたらソーダを入れます。ウイスキーとソーダの割合は、1:3.5がおすすめ。ソーダを入れたら、炭酸が抜けないようにかき混ぜすぎないのがおいしく飲むコツです。
フロム・ザ・バレルをソーダで割ることで、個性的な香りとコクをより一層感じられますよ。

フロム・ザ・バレルをオン・ザ・ロックでたのしむ

しっかりとしたコクを味わうなら、オン・ザ・ロックがおすすめです。グラスをよく冷やし、大きめの氷を入れてウイスキーを適量注いで軽く混ぜればできあがり。チェイサーも用意して、ゆっくりとたのしみたいものです。
またウイスキーミストもおすすめの飲み方。グラスにクラッシュアイスをたっぷり入れて、適量のウイスキーを注ぎ、お好みでレモンピールを添えてマドラーで混ぜれば完成です。華やかで厚みのある余韻をたのしめますよ。

ウイスキーミストで冷涼感たっぷりのウイスキーをたのしもう!

世界的にも評価の高いニッカウヰスキーのフロム・ザ・バレル。濃厚で力強い味わいと豊かな香りが特長のジャパニーズブレンデッドウイスキーをぜひお試しください。


製造元:ニッカウヰスキー株式会社
公式サイトはこちら

おすすめ情報

関連情報

ウイスキーの基礎知識