ニッカのウイスキーの種類はこんなにある!

ニッカのウイスキーの種類はこんなにある!
出典 : ニッカウヰスキーサイト

ニッカのウイスキーといえば「ブラックニッカ」や「余市」など、数々の種類がありますが、果たしてどれほどの種類があるのか、即答できる人は少ないのでは? 昭和9年(1934年)の創業以来、世界に誇るジャパニーズウイスキーの数々を世に送り出してきたニッカウヰスキー。そのウイスキーの種類を調べてみました。

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ニッカのウイスキーの種類1:モルトウイスキー「余市」「宮城峡」「竹鶴ピュアモルト」

ニッカのウイスキーの種類1:モルトウイスキー「余市」「宮城峡」「竹鶴ピュアモルト」

出典:ニッカウヰスキーサイト

ニッカのウイスキーの種類は、公式サイトでは、大きく「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」に分類され、くわえて「缶入りハイボール・水割りウイスキー」といった商品も紹介されています。

なかでも、ジャパニーズウイスキーの逸品として、世界的な評価を獲得しているのが、「モルトウイスキー」に分類される「余市」「宮城峡」「竹鶴ピュアモルト」です。

このうち、「余市」と「宮城峡」は単一の蒸溜所で造られたモルト原酒(大麦麦芽だけを原料としたウイスキー原酒)のみを使用した「シングルモルトウイスキー」です。

【シングルモルト余市(よいち)】

「余市」は、NHKの連続テレビ小説「マッサン」の主人公のモデルとして知られるニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏が、昭和9年(1934年)に設立した余市蒸溜所で造られるシングルモルト。
ウイスキーの本場・スコットランドを思わせる冷涼で湿潤な気候のもと、創業以来の「石炭直火蒸溜」で造られるモルト原酒の数々が、「余市」ならではの豊かで重厚な味わいを支えています。

高級ウイスキー【余市(よいち)】 「日本のスコットランド」で造られるシングルモルトウイスキー

【シングルモルト宮城峡(みやぎきょう)】

「宮城峡」は、ニッカウヰスキー第二の蒸溜所として、仙台の西にある2つの清流に囲まれた地に建てられた、宮城峡蒸溜所で造られるシングルモルト。名水と穏やかに気候に恵まれた環境のなかで、スチームによる間接蒸溜でじっくりと造られるモルト原酒は、「余市」とはまた異なる、独特の味わいを生み出しています。

【竹鶴ピュアモルト】

余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所という、異なる個性をもった2つの蒸溜所で造られたモルト原酒などをヴァッティングさせたのが「竹鶴ピュアモルト」。ブレンダーの熟練の技によって、複数の蒸溜所で造られたモルト原酒の個性を絶妙のバランスで調和させ、豊かな味わいを実現しています。

「竹鶴ピュアモルト」はウイスキー造りへの夢と情熱が結晶したピュアモルト

ニッカのウイスキーの種類2:「ブラックニッカ」をはじめとしたブレンデッドウイスキー

ニッカのウイスキーの種類2:「ブラックニッカ」をはじめとしたブレンデッドウイスキー

出典:ニッカウヰスキーサイト

ニッカのウイスキーの種類のなかでも、ひときわ高い知名度をもっているのが、宅飲みウイスキーの定番として知られる「ブラックニッカ」をはじめとした、ブレンデッドウイスキーではないでしょうか? その豊富な種類について振り返ってみましょう。

【ブラックニッカ】

「ブラックニッカ」はモルト原酒とグレーン原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキー。個性豊かなモルト原酒の味わいと、クセのないグレーン原酒の口当たりを兼ね備えた、幅広い層に愛されるウイスキーです。

「ブラックニッカ」ブランドが誕生したのは、今から半世紀以上も遡る昭和31年(1956年)のこと。本場スコットランドでウイスキー造りを学んだ竹鶴氏がめざしたのは「本場に負けない国産のブレンデッドウイスキー」を造ること。その夢を実現すべく、余市蒸溜所の開設から20年もの歳月を重ねて生み出した自信作が「ブラックニッカ」でした。

ウイスキー初心者にもおすすめ「ブラックニッカ」

「ブラックニッカ」は、その後も改良を重ね、ラインナップを拡充しながら、現在まで続くロングセラーとなっています。その一方で、ニッカウヰスキーは「ブラックニッカ」とは異なる魅力をもったブレンデッドウイスキーを次々と生み出しています。

【スーパーニッカ】

「スーパーニッカ」は、竹鶴氏が亡き妻・リタへの愛情を込めて、昭和37年(1962年)に生み出したブレンデッドウイスキー。当初はその稀少性から“幻のスーパーニッカ”とも呼ばれました。
その後、時代に合わせてリニューアルが重ねられていますが、2015年には発売当初の味わいを再現した復刻版が数量限定で販売されました。

【ハイニッカ】

「良質なウイスキーを、ひとりでも多くの人に飲んでほしい」との想いを込めて、昭和39年(1964年)に誕生した「ハイニッカ」は、そのリーズナブルさに見合わぬほどの確かな品質で人気を博しました。

【フロム・ザ・バレル】

「フロム・ザ・バレル」は、ブレンド後に改めて樽詰めし、再熟成した濃厚な味わいが魅力。昭和60年(1985年)に発売を開始して以来、世界的なウイスキー品評会でも高く評価されています。

近年でも、2014年には創業80周年を記念した「ザ・ニッカ」が発売されるなど、ニッカウヰスキーのブレンデッドウイスキーの進化は、今も絶えることなく続いています。

ニッカのウイスキーの種類3:グレーンウイスキー「カフェグレーン」

ニッカのウイスキーの種類3:グレーンウイスキー「カフェグレーン」

出典:ニッカウヰスキーサイト

ニッカのウイスキーの種類のなかでも、異彩を放っているのがグレーンウイスキーの「カフェグレーン」です。

グレーンウイスキーとは、大麦麦芽に加えてトウモロコシや小麦などの穀物も原料としたグレーン原酒のみで造られたウイスキー。個性のはっきりしたモルト原酒に対し、穏やかでクセがないグレーン原酒は、そのまま飲まれることは少なく、おもにブレンデッドウイスキーにおいて飲みやすい口当たりを支える役割を果たしています。

ニッカウヰスキーでは、グレーン原酒の製造にあたって、今では希少となった伝統的な「カフェ式連続式蒸溜機」を採用。近年の主流となっている連続式蒸溜と比較して、効率では劣るものの、その分、原料のもつ香りや味わいまでもしっかりと抽出できます。

こうして造られる味わい豊かなグレーンウイスキー「カフェグレーン」は、世界的なウイスキー品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」で2016年度の金賞に輝くなど、世界中のウイスキーファンを魅了しています。

ニッカウヰスキーの歴史は、世界で通用する国産ウイスキー造りをめざした挑戦の歴史でした。現在、ラインナップされている豊富なウイスキーの種類は、竹鶴氏をはじめとしたニッカウヰスキーの歴代のウイスキー職人たちの努力の結晶といえるでしょう。

製造元:ニッカウヰスキー
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