スコッチウイスキーの代表銘柄をピックアップ!
スコッチウイスキーの銘柄として、まず思い浮かべる銘柄は人によってさまざまでは? 「ウイスキーの代名詞」ともいわれるスコッチウイスキーには、それだけ多くの人気銘柄が揃っています。順番をつけるのは難しいですが、代表的な5銘柄を紹介しましょう。
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目次
スコッチウイスキーの代表銘柄(1)世界的ベストセラー「ジョニーウォーカー」
出典:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社サイト
スコッチウイスキーのなかでも英国王室御用達の名門銘柄
スコッチウイスキーの銘柄として、まず「ジョニーウォーカー」を挙げる人も多いかもしれません。
この世界的なベストセラーの歴史は1820年に幕を開けます。ジョン・ウォーカー氏が、紅茶のブレンディングにヒントを得て生み出したブレンデッドウイスキーは、その品質の高さで人気を集め、やがて創業者の名を冠したブランド「ジュニーウォーカー」として世界120カ国で愛されるまでに。1934年には英国王室御用達の栄誉を授かるなど、まさにスコッチウイスキーを代表する銘柄といえるでしょう。
スコッチウイスキーの代表銘柄(2) シングルモルトのロールスロイス「ザ・マッカラン」
出典:サントリー社
スコッチウイスキーのシングルモルトと言えばこれ!
ブレンデッド・スコッチの代表格が「ジョニーウォーカー」なら、単一の蒸溜所の原酒のみを瓶詰したシングルモルトの代表格と言えるのが「ザ・マッカラン」でしょう。
スコッチウイスキーの6大生産地のなかでも、最大の規模を誇るスペイサイドの自然に育まれた「ザ・マッカラン」は、その完成度の高さから“シングルモルトのロールスロイス”とも称されるほど。18世紀以来の歴史を持つ「ザ・マッカラン蒸溜所」が、こだわりの製法で磨きぬいた品質を、一度は味わいたいものです。
スコッチウイスキーの代表銘柄(3)スコッチの代名詞的存在「バランタイン」
出典:サントリーサイト
“スコッチウイスキーの代名詞”とも呼ばれる人気銘柄
スコッチウイスキーは、世界5大ウイスキーのなかでも「ウイスキーの代名詞」といわれますが、そのスコッチの代名詞とされる銘柄が、「ザ・スコッチ」と呼ばれる「バランタイン」です。
スコットランド各地から選りすぐった40種類以上の原酒を、絶妙のバランスでブレンドした、まさにブレンデッド・スコッチの最高峰。そのブレンド技術は、創業者であるジョージ・バランタイン氏の理想を、後継者たちが受け継ぎ、磨き上げたものです。
スコッチウイスキーの代表銘柄(4) 完璧すぎるウイスキー「グレンモーレンジィ」
出典:MHD モエ ヘネシー ディアジオ社サイト
スコットランドでもっとも愛される銘柄
スコッチウイスキーは世界中のウイスキー愛好家に愛飲されていますが、母国・スコットランドでもっとも愛されている銘柄といわれるのが、スコットランド北部の高地、ハイランドを代表するシングルモルト「グレンモーレンジィ」です。
原料となる大麦麦芽や仕込み水は、すべてスコットランドの大地が育んだもの。これらをネックの長い独特の蒸溜器を用いて蒸溜し、複数種の樽で熟成する「追加熟成」を行うことで、複雑でありながらも、まろやかでなめらかな口当たりを実現しています。
スコッチウイスキーの代表銘柄(5) シングルモルトのパイオニア「グレンフィディック」
出典:サントリーサイト
スコッチウイスキーで初めて「シングルモルト」を冠した銘柄
スコッチウイスキーは、クセが少なく飲みやすいブレンデッドウイスキーの誕生によって世界的な人気を博しましたが、近年では、蒸溜所ごとの個性を活かしたシングルモルトが注目されています。そのシングルモルトの先駆けといえる銘柄が「グレンフィディック」です。
1887年にスペイサイドの「鹿の谷」において、創業者家族が一丸となって造り上げたグレンフィディック蒸溜所は、ブレンデッドが主流だった1963年、初めて「シングルモルト」と冠したウイスキーを発売。今日のシングルモルト人気に火をつけた銘柄として、ウイスキー愛好家にとって特別な意味を持っています。
スコッチウイスキーの人気銘柄は、ここで紹介したもの以外にも多種多様。とても1記事では紹介しきれません。さまざまな銘柄を飲み比べて、お気に入りの一本を見つけてください。