新潟に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【甲信越編】

新潟に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【甲信越編】
出典 : siraphat/ Shutterstock.com

新潟県は県民一人あたりの日本酒消費量が全国1位という“日本酒王国”です。“淡麗辛口”というスタイルで酒文化史に名を刻み、地酒ブームの発祥の地ともいわれています。県内各地に約90の酒蔵があり、越後杜氏が伝統の技術を発揮しています。

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新潟のそのほか注目銘柄

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“淡麗辛口”だけにとどまらない、日本酒王国・新潟のそのほかの人気銘柄・注目銘柄を紹介します。

米の味を引き出した“旨口”の酒【鶴齢(かくれい)】

豪雪地帯であり、コシヒカリの産地としても有名な魚沼のなかでも、とくに上質の水が流れる塩沢地区で300年もの間、絶えることなく酒造りを続ける青木酒造。雪国がもたらす恵みと、越後杜氏による伝統の技によって醸された「鶴齢」は、“淡麗辛口”ではなく米本来の旨味を残した“淡麗旨口”。その銘柄は魚沼出身の随筆家・鈴木牧之が命名したと伝えられています。
象徴的な商品「鶴齢 特別純米 山田錦」は、山田錦のふくよかな旨味を最大限に引き出し、ほのかな余韻とキレを両立させていて、味の濃い料理にもよく合います。

製造元:青木酒造株式会社
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希少酒米の原種を管理し醸す蔵【高千代(たかちよ)】

魚沼にある日本百名山のひとつ「巻機山(まきはたやま)」の麓で明治元年(1868年)に創業した高千代酒造。この蔵の井戸から湧き出るのは、山に降り積もった雪が100年かけて大自然にろ過された、不純物の極めて少ない極軟水です。その水を仕込み水に、米本来の旨味を活かして造られているのが「高千代」です。
その味わいは新潟県で主流の“淡麗辛口”とは一線を画す味わい。原々種の管理を県より移譲された希少酒米「一本〆(いっぽんじめ)」を魚沼の農家で契約栽培し、独自に仕入れた扁平精米機で精米して醸す「巻機(まきはた)」は、国際味覚審査機構(iTQi)で7年連続最優秀賞(三ツ星)を受賞、酒米「一本〆」のふくらみのある旨味とキレのよさは世界に認められています。

製造元:高千代酒造株式会社
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越後杜氏の頂点・山川譲の醸す酒【白龍(はくりゅう)】

天保10年(1839年)創業、白鳥の湖として有名な瓢湖(ひょうこ)のある阿賀野市(旧水原町)にある白龍酒造。主力銘柄の「白龍」は分家して酒造業を営む前の本家が回船問屋だったことから、海の安全を守る神としてまつられる白い龍にちなんで命名されました。地元産の良質な米と、阿賀野川の良質な伏流水、現役最年長の越後杜氏・山川譲氏の卓越した技術と熱意ある蔵人によってすっきりとまろやかな酒を醸しています。
福井県にも「白龍」という銘柄がありますが、こちらは吉田酒造によるもの。混同しがちなので注意しましょう。

深い絆で結ばれた兄弟が生み出す、地域に愛され続ける酒「白龍酒造」

460年を超える伝統の技と味【吉乃川(よしのがわ)】

扇状に広がる越後平野の“扇の要”に相当する長岡市で、460余年の長きにわたって酒造りを続けている吉乃川酒造。蔵の井戸から湧き出る水は、信濃川の伏流水と東山連峰の雪解け水が地中で深く交わり、少量のミネラルをバランスよく含んだ軟水。この水を「天下甘露泉」と名付けて、仕込み水として使用しています。原料米には、地元・新潟生まれの酒造好適米「五百万石」を蔵人自らが栽培して“究極の蔵人栽培米”とし、越後杜氏が伝統の技で醸しています。

製造元:吉乃川株式会社
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