新潟に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【甲信越編】

新潟に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【甲信越編】
出典 : siraphat/ Shutterstock.com

新潟県は県民一人あたりの日本酒消費量が全国1位という“日本酒王国”です。“淡麗辛口”というスタイルで酒文化史に名を刻み、地酒ブームの発祥の地ともいわれています。県内各地に約90の酒蔵があり、越後杜氏が伝統の技術を発揮しています。

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越後杜氏の頂点・山川譲が醸す酒【白龍(はくりゅう)】

天保10年(1839年)創業、白鳥の湖として有名な瓢湖(ひょうこ)のある阿賀野市(旧水原町)にある白龍酒造。主力銘柄の「白龍」は分家して酒造業を営む前の本家が回船問屋だったことから、海の安全を守る神としてまつられる白い龍にちなんで命名されました。地元産の良質な米と、阿賀野川の良質な伏流水、現役最年長の越後杜氏・山川譲氏の卓越した技術と熱意ある蔵人によってすっきりとまろやかな酒を醸しています。
福井県にも「白龍」という銘柄がありますが、こちらは吉田酒造によるもの。混同しがちなので注意しましょう。

460年を超える伝統の技と味【吉乃川(よしのがわ)】

扇状に広がる越後平野の“扇の要”に相当する長岡市で、460余年の長きにわたって酒造りを続けている吉乃川酒造。蔵の井戸から湧き出る水は、信濃川の伏流水と東山連峰の雪解け水が地中で深く交わり、少量のミネラルをバランスよく含んだ軟水。この水を「天下甘露泉」と名付けて、仕込み水として使用しています。原料米には、地元・新潟生まれの酒造好適米「五百万石」を蔵人自らが栽培して“究極の蔵人栽培米”とし、越後杜氏が伝統の技で醸しています。

製造元:吉乃川株式会社
公式サイトはこちら

佐渡の小さな蔵元の淡麗ではない美酒【至(いたる)】

佐渡島の真野地区にある明治創業の逸見酒造は、佐渡で一番小さな酒蔵です。主要銘柄である「真稜(しんりょう)」は、小さな蔵ならではの全工程手造りの日本酒です。「素顔のままのお酒を飲んでほしい」という思いから、ろ過に使用する炭を極力抑え、酒本来の色味を残すこだわりで、地元ファンに愛されてきました。
その「真稜」ファンからの「贈答用に使えるお酒が欲しい」という要望に応えて造られた限定品が「至」です。テレビ番組で某アイドルが「お気に入りの日本酒」として紹介したことを機に、全国から問い合わせが殺到。たちまち品薄・品切れ状態になっているのだとか。

製造元:逸見酒造株式会社
公式サイトはこちら

ほかにも、「根知男山(ねちおとこやま)」「〆張鶴(しめはりづる)」「柏露(はくろ)」「越乃景虎(こしのかげとら)」「雪中梅(せっちゅうばい)」「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」「真野鶴(まのつる)」「麒麟(きりん)」など、新潟県の酒は百花繚乱です。


酒造りに恵まれた環境のなかで、伝統の技と心意気で醸しだされる新潟県の酒。過剰にもてはやされた“淡麗辛口”一辺倒のブームは去りましたが、日本酒王国の酒造りは健在です。

新潟県酒造組合
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