生酒の豊かな風味とマッチする料理って? フードジャーナリスト里井真由美さんが和食料理店で指南

生酒の豊かな風味とマッチする料理って? フードジャーナリスト里井真由美さんが和食料理店で指南

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「味わいのバランスが非常に取れているので、どんな料理でも楽しめると思います。そこでふだんは、あまり日本酒と合わせる機会のなさそうな『ソーセージ炙り焼き』を。さまざまな部位のお肉に多彩なスパイスが配合されたソーセージの複雑な味を、しっかりお酒が包み込んでいます。マスタードでなく、わさびでいただいくのには驚きましたが、和の趣があって良いですね」。

<青森県>八戸酒類『ねこのうたたね 純米吟醸生酒』

―試飲された印象をお聞かせください。
「口に含んだ瞬間、お米本来の香りと旨味がふわ~と広がっていきます。ふくよかさの中に品の良い甘さ。余韻にはキレがあって喉越しも良く、マルチな魅力を持ったお酒ですね」。

―どんな料理とのペアリングがオススメですか?

「お米の強さが感じられるので、料理も軽いおつまみではなく、味のしっかりしたメインディッシュで。『山形牛サーロイン炙りステーキ』の凝縮した味わいを、主食のごはんのようにお酒が受け止めます。塩とわさびでいただくと肉寿司、野菜などを煮詰めたスパイシーなタレでいただくと焼肉のイメージ。ジューシーなステーキでごはん、いやお酒がぐいぐいと進みますね(笑)」。

個性で選んだ4本と料理を合わせてみて、「料理と合わせることで、よりその個性が際立ったという感想です。お酒と料理がお互いを高め合って、まさにマリアージュ(融合)という言葉がふさわしいです」と微笑む里井さん。さらに『あさねぼう』や『ねこのうたたね』のラベルに「いびきをもじっているところに遊び心を感じたり、愛らしいイラストにほっこりさせられたり…。こんな楽しみ方もあるのですね」と、『蔵しぼり生酒』の魅力の多彩さも実感されたようでした。

里井真由美さん

里井真由美さん
全国47都道府県、着物で世界20カ国以上を食べ歩くフードジャーナリスト。1級フードアナリストや米・食味鑑定士、唎酒師など多くの食資格を持つ。世界の高級レストランから和食・デパ地下グルメスイーツなど幅広い分野で情報発信し、テレビ出演も多数。現在、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会委員、フードアクション・ニッポンアンバサダー、フランス観光開発機構オフィシャルレポーターにも任命され、国際的に活躍中。

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