ウイスキーのトワイスアップとは? 特徴からおいしい作り方、おすすめのウイスキーまで紹介

ウイスキーのトワイスアップとは? 特徴からおいしい作り方、おすすめのウイスキーまで紹介
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トワイスアップ(トゥワイスアップ)とは、ウイスキーを同量の常温水と混ぜて飲む方法。ウイスキー本来の香りを知るのに最適な飲み方で、プロのブレンダーも好んで実践しています。今回はトワイスアップの特徴や作り方、おすすめのウイスキーなどを紹介します。

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ウイスキーのトワイスアップとは?

ウイスキーのトワイスアップとは?

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トワイスアップは、数あるウイスキーの飲み方のなかでもとくに香りがたのしめる飲み方です。

ウイスキーと常温の水を1:1で混ぜ合わせて飲む方法

トワイスアップとは、ウイスキーと常温の水を1:1で混ぜ合わせて飲む方法で、ウイスキーの香りを十分にたのしみたいときにおすすめの飲み方です。

一般的にウイスキー本来の香りが一番引き立つのは、アルコール度数が20〜30度とされています。アルコール度数40度程度のウイスキーをトワイスアップにすると、ちょうどこの程度の度数となり、もっとも香りが引き立つ状態になります。

ウイスキーのブレンディングを手掛ける「ブレンダー」が、テイスティングする際にトワイスアップという飲み方を採用している理由はここにあります。

水割りやオン・ザ・ロックとの違い

水割りと混同されがちなトワイスアップですが、日本で一般的な水割りとは、氷とミネラルウォーターを用いて割合にこだわらず割った飲み方のこと。アルコール度数を自在に調整できるので、お酒を飲み慣れていない人でも安心して飲むことができます。一方、オン・ザ・ロックは、氷を入れたグラスにウイスキーだけを注ぐ飲み方のこと。氷が溶けていくにつれて変化する味わいをたのしめます。

どちらもウイスキーのスタンダードな飲み方ですが、水割りもオン・ザ・ロックも氷を用いるので、温度が下がりすぎたり、氷が溶けて味が変化したりする可能性があります。
トワイスアップは氷を使わないため、味の変化を抑えることが可能です。プロのブレンダーや愛好家などに好まれるのはそのためです。

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トワイスアップの特徴

トワイスアップの特徴

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ウイスキーが苦手という人のなかには、アルコール度数の高さや舌への刺激の強さなどを挙げる人も多いのではないでしょうか。トワイスアップはそんなウイスキー初心者にもぴったりの飲み方です。

トワイスアップでウイスキーのアルコール度数を下げる

そもそもアルコール度数とは、飲み物全体に占めるアルコールの割合のことです。トワイスアップは単純に同量の水で割っただけのシンプルな飲み方ですが、これだけでも40度のウイスキーなら20度に下がり、その分飲みやすくなります。

ちなみに、トワイスアップ(Twice Up)の「トワイス(Twice)」とは2倍の意味、そして「アップ(Up)」は「ストレートアップ(Straight Up)」の略です。つまり氷なしで飲む2倍量のウイスキーという意味になります。

トワイスアップでウイスキーの味がわかりやすくなる

アルコール度数が高いままのウイスキーを飲み続けていると、舌への刺激が強くなり、味がよくわからなくなることがあります。

トワイスアップは単純に水で割るだけなので、ウイスキーの味を邪魔することがありません。温度は下げずにアルコール度数だけを下げ、舌への刺激を抑えてウイスキーの味わいをしっかりとたのしむことができます。

おいしいトワイスアップの作り方

おいしいトワイスアップの作り方

Adilson Sochodolak/ Shutterstock.com

トワイスアップの作り方はとてもかんたんです。

トワイスアップをたのしむために必要な材料

トワイスアップに必要な材料は、常温のウイスキーとグラス、そして常温の水だけです。ウイスキーの味に影響しにくいのは蒸溜水や軟水ですが、ウイスキーの原産地の水と合わせることで、おいしさは格段にアップします。「たかが水」とあなどることなく、相性を考えた水選びをするとウイスキーがもっとおいしくなりますよ。

トワイスアップはウイスキーから立ちのぼる香りを存分にたのしめる飲み方なので、その香りを存分に味わえるグラスにこだわりたいもの。引き立つ香りを十分にたのしむためには、飲み口が狭くなったテイスティンググラスが最適です。
テイスティンググラスがないときは、ワイングラスやフルートグラスなどで代用可能です。

トワイスアップのおいしい作り方

トワイスアップの作り方で大切なのは、ウイスキーと水を注ぐ順番です。グラスを用意したら、初めにウイスキーを注ぎます。まずは少なめに入れて、水を加える前の香りを確かめておくとよいですね。
次に水を加えます。ウイスキーと水の比率は1:1が基本です。1ミリリットルの違いでも味や香りは変化するといわれているので、目分量ではなくきちんと量って混ぜることをおすすめします。

なお、マドラーなどを使って混ぜる必要はありません。グラスを手に取って、軽く回すだけでトワイスアップの完成です。

トワイスアップにおすすめのウイスキー

トワイスアップにおすすめのウイスキー

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トワイスアップには、加水してもバランスが崩れずに香りが膨らむタイプのウイスキーがおすすめです。

グレンモーレンジィ オリジナル

グレンモーレンジィ オリジナル

出典:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社

「グレンモーレンジィ」は、スコットランドのハイランド地方にわき出るミネラル豊富な硬水と、スコットランド原産の大麦麦芽だけで造られたシングルモルトの逸品。「完璧すぎるウイスキー」として世界中の人々から愛されています。
その代表作である「グレンモーレンジィ オリジナル」は、柑橘(かんきつ)系のさわやかな香りと華やかなバニラの風味が特徴の人気商品。加水するとなめらかな口当たりとなり、バーボン樽の香りが膨らみます。

販売元:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
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ハイランドモルトウイスキー「グレンモーレンジィ」を味わう!

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ

「イチローズモルト」は、国際的にも高い評価を得ているジャパニーズウイスキー。「ダブルディスティラリーズ」は、2000年に閉鎖された羽生蒸溜所と2008年に新設した秩父蒸溜所、2つの蒸溜所(distillery)の原酒をブレンドした逸品です。ミズナラの樽で熟成されミントやハーブのようなさわやかさが口いっぱいに広がり、トワイスアップにすることで一層風味が複雑で深くなります。

製造元:株式会社ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所
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【人気の地ウイスキー】「イチローズモルト」は世界が評価する埼玉発のウイスキー

フロム・ザ・バレル

フロム・ザ・バレル

出典:ニッカウヰスキー株式会社ホームページ

ニッカウヰスキーが製造する「フロム・ザ・バレル」は、51度という高いアルコール度数が特徴の樽出しブレンデッドウイスキー。熟成されたモルト原酒とグレーン原酒をブレンドし、もう一度樽に詰めて再貯蔵することで、調和の取れた深い味わいを生み出しています。「マリッジ(結婚)」と呼ばれる再貯蔵から生まれた香りは、濃厚にして繊細。まさにトワイスアップで味わうのにうってつけの1本といえそうです。

製造元:ニッカウヰスキー株式会社
公式サイトはこちら

ニッカウヰスキーの「フロム・ザ・バレル」は、世界に誇る樽出しブレンデッドウイスキー

ウイスキー本来の香りと旨さを引き出すトワイスアップ。特別な材料や作り方も必要ないため、家庭でもかんたんに試すことができます。グラスや水にもこだわって、自分好みの割合や組み合わせを探してみるのもたのしそうですね。

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