山形の焼酎【十四代(じゅうよんだい):高木酒造】幻の日本酒の産みの親が手掛ける米焼酎

山形の焼酎【十四代(じゅうよんだい):高木酒造】幻の日本酒の産みの親が手掛ける米焼酎
出典 : Hiyoman / Shutterstock.com

「十四代」は、入手困難な幻の日本酒「十四代」と同名の焼酎銘柄です。蔵元の高木酒造は、江戸時代創業の老舗蔵ながら、芳醇旨口ブームの端緒を開くなど、数々の先駆的な取り組みを行っています。そんな蔵元や、焼酎「十四代」の魅力に迫ります。

  • 更新日:

目次

  • 焼酎「十四代」の蔵元は、入手困難な日本酒「十四代」を醸す老舗蔵
  • 「十四代」の蔵元の先駆的な3つの取り組み
  • 焼酎「十四代」のラインナップ紹介

焼酎「十四代」の蔵元は、入手困難な日本酒「十四代」を醸す老舗蔵

Mootonk/ Shutterstock.com

「十四代」は山形県村山市で造られる焼酎

「十四代」は、山形県のほぼ中央に位置する村山市の蔵元、高木酒造の焼酎銘柄です。

蔵が建つ村山市内を縦貫するのは、山形の母なる川・最上川(もがみがわ)。その恵みを受け、この地では古くから稲作が盛んなほか、サクランボなどの果樹栽培でも活発です。

中心地である楯岡(たておか)は、江戸時代に宿場町として発展し、かの松尾芭蕉(まつおばしょう)も『奥の細道』の旅のさなかに立ち寄りました。今も最上川では、芭蕉の名句「五月雨を集めて早し最上川」を思い起こさせるスリル満点の川下りがたのしめます。

焼酎「十四代」と同名の日本酒は、「幻の酒」と呼ばれるプレミアム銘柄

「十四代」の蔵元、高木酒造は江戸時代の初期、元和元年(1615年)創業の老舗蔵です。

400年以上の歴史を持つ高木酒造は、もともと日本酒「朝日鷹(あさひたか)」を主力としてましたが、現在は地元流通がメインで、全国的には焼酎銘柄と同名の「十四代」で知られています。高い知名度を持ちながらも生産量が少ない「十四代」は、希少価値が高く、入手困難なプレミアム銘柄となっています。

「幻の酒」ともいわれる「十四代」の酒名は、もともと現当主である15代目・高木顕統(あきつな)氏の父、14代目の高木辰五郎氏が手掛けた古酒につけられていたもの。顕統氏は東京の百貨店で働いていたころから、「十四代」という名にインパクトを感じ、帰郷後、自らが醸した日本酒に改めて名づけたのだとか。

「十四代」の蔵元の先駆的な3つの取り組み

Payless Images / Shutterstock.com

「十四代」の蔵元の先駆的な取り組み1:蔵元杜氏

焼酎と日本酒、2つの「十四代」を造る高木酒造の現当主、高木顕統氏は、蔵の経営者が酒造りを統括する杜氏(とうじ)を兼ねる「蔵元杜氏」の先駆けの一人として知られています。

まだ多くの蔵が、仕込みの時期になるとベテラン杜氏を招き、酒造りを任せていたころのことです。高木氏は、東京農業大学農学部醸造学科を卒業後、東京の百貨店に勤めていましたが、高齢の杜氏の引退をきっかけに蔵に戻り、蔵元杜氏に就任。平成6年(1994年)、20代の半ばで「十四代」を世に送り出しました。

若き天才杜氏、高木氏の活躍に刺激を受け、近年、若い世代の蔵元杜氏も増えつつあります。そうした動きのなかから、いくつもの新たな銘酒が誕生しているのです。

おすすめ情報

関連情報

焼酎の基礎知識

日本ビール検定(びあけん)情報

イベント情報

おすすめ情報

Ranking ランキング

おすすめの記事