【泡盛コーヒー】久米仙酒造が生んだ泡盛の新しいたのしみ方を紹介!

【泡盛コーヒー】久米仙酒造が生んだ泡盛の新しいたのしみ方を紹介!
出典 : malinkaphoto / Shutterstock.com

「泡盛コーヒー」を飲んだことはありますか?沖縄で広く親しまれているお酒、泡盛の新しいたのしみ方です。商品としては泡盛の蔵元、久米仙酒造がリキュール「泡盛珈琲」を開発・発売しました。今回は、発売以来人気を集める「泡盛珈琲」や、飲み方としての「泡盛コーヒー」をご紹介します。

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泡盛コーヒーは、コーヒーの香りと泡盛の風味が同時にたのしめる

泡盛コーヒーは、コーヒーの香りと泡盛の風味が同時にたのしめる

Nishihama/ Shutterstock.com

泡盛は、沖縄で古くから造られる蒸溜酒で、日本最古の蒸溜酒ともいわれています。タイ米を原料としていることや、黒麹を使用すること、1度しか行わない全麹仕込みなど、焼酎など他のお酒とは異なる泡盛独特の方法で造られており、華やかで甘い香りをたのしむために、ロックや水割りで飲むのが一般的です。

そんな泡盛の新しいたのしみ方として、コーヒーと組み合わせて飲む「泡盛コーヒー」が人気を呼んでいます。
その風味は、コーヒーの芳醇な香りと、泡盛の個性豊かな味わいが見事に溶け合い、両者のよいところを1度に堪能できるというもの。泡盛特有のクセがあまり得意ではないという人も、コーヒーと合わせることで飲みやすくなり、泡盛のおいしさを再発見できるのではないでしょうか。

飲み方はいたってシンプル。泡盛をブラックコーヒーで割るだけでOK、アイスはもちろん、ホットでもたのしめます。また、泡盛を入れた容器に焙煎したコーヒー豆を入れ、そのまま1〜2週間置けば、自家製泡盛コーヒーのできあがり。シロップや牛乳との相性もよいため、飲む際にお好みでアレンジしてみましょう。

泡盛コーヒーを生んだ老舗焼酎蔵の想い

泡盛コーヒーを生んだ老舗焼酎蔵の想い

Alp Aksoy/ Shutterstock.com

泡盛とコーヒーを合わせた「泡盛コーヒー」をはじめて商品化したのは、昭和27年(1952年)創業の久米仙酒造です。久米仙酒造では、主力銘柄の泡盛「久米仙」を造りながら、若者や女性にも親しまれる商品開発にも注力。軽い口当たりと手軽さが魅力の卓上ボトルの泡盛は、泡盛を全国区に押し上げた立役者といっても過言ではありません。

そんな久米仙酒造が、「若者にもより気軽に親しんでもらえる泡盛を」と考案したのが「泡盛コーヒー」です。試した食材はなんと50種類以上! 1年を超える期間を費やして発見したのが、濃いめのエスプレッソとの組み合わせ。2008年に泡盛コーヒーを発売して以降、大ヒットを博しています。

現在、久米仙酒造で販売している泡盛コーヒーは、黒糖でコクを出し、キャラメル風味に仕上げた「泡盛珈琲」と、甘さ控えめでヘーゼルナッツの風味がたのしめる「エスプレッソ コーヒーリキュール」の2種。スタイリッシュなボトルにも注目です。

製造元:久米仙酒造株式会社
公式サイトはこちら

泡盛コーヒー人気に火をつけたのはコンビニ!?

泡盛コーヒー人気に火をつけたのはコンビニ!?

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泡盛の蔵元、久米仙酒造が泡盛コーヒーを開発して以降、その人気は瞬く間に広まっていきます。そして、その人気にさらに火をつけたのが、沖縄県のコンビニチェーンで限定販売されている「ファミコレ BLACK泡盛コーヒー」。コンビニで気軽に買えるとあって、若者や女性を中心に、多くの支持を集めました。

ちなみに、この泡盛コーヒーを造っているのは、沖縄最古の蔵元として名高い新里酒造です。丹精込めて造った泡盛と、すっきりした無糖の水出しコーヒーのハーモニーが絶妙で、気軽にカップを傾けるにはぴったりの仕上がりです。

販売元:株式会社沖縄ファミリーマート
公式サイトはこちら

泡盛とコーヒーの組み合わせは絶品ですが、焼酎のコーヒーの組み合わせもなかなかのもの。焼酎をコーヒーで割ったり、焼酎にコーヒー豆を漬け込んだりと、さまざまなたのしみ方が知られていますので、コーヒー好きの人はぜひ、試してみてください。

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