ペールエールビールの魅力とその特徴

ペールエールビールの魅力とその特徴
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ペールエールはビールのスタイルのなかでも人気の高いもののひとつ。日本で「ビール」といえば、のどごしをたのしむスタイルが一般的ですが、イギリス生まれのペールエールの魅力は、麦やホップの豊かな香り。そんなペールエールの人気の秘密を探っていきます。

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ペールエールビールとはそもそもどんなビール?

ペールエールビールとはそもそもどんなビール?

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ペールエールとは、麦やホップの香りが際立つタイプのイギリス発祥のビールです。日本ではシャープなのどごしが特徴のピルスナーが一般的なスタイルですが、イギリスでは、古くから続く伝統的な「イングリッシュ・ペールエール」として定着しています。

現在では、このほかにも、アメリカに伝わって独自の進化を遂げた「アメリカン・ペールエール」や「アメリカン・IPA(インディア・ペールエール)」などがあります。いずれも上面発酵のビールであることに変わりはありませんが、それぞれのスタイルで味わいが微妙に違います。

イギリス発祥のペールエールビールは芳醇な香りが魅力

イギリス発祥のペールエールビールは芳醇な香りが魅力

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ペールエールは、イギリスの伝統的なビールであることから「イングリッシュ・ペールエール」とも呼ばれます。ハーブにも似たフルーティな香りが際立ち、ビールとは思えないほどの華やかさが特徴的です。
実際に口にしてみると、苦味だけでなく、ワインやウイスキーにも似た強い香りも感じられ、ビール本来の味をじっくりとたのしむことができます。

ビールの飲み方はスタイルによっても変わりますが、ペールエールの場合は、ピルスナーのようにのどごしをたのしむのではなく、一口ごとに香りと味を噛みしめるように味わう飲み方が適しています。

強烈な苦味がクセになる「IPA(インディア・ペールエール)」

強烈な苦味がクセになる「IPA(インディア・ペールエール)」

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ペールエールを紹介するうえで欠かせないのが、IPA。ここ数年の間にビールファンの間で高い人気を集めているスタイルです。

先述したとおり、IPAとは「インディア・ペールエール」の略で、かつてイギリスからインドにビールを輸送していた際に、劣化や腐敗を防ぐ目的で大量にホップを使用して、苦味を高めていたことから、この名前がつきました。
強烈な苦味があり、個性の強いビールでありながらも、一度飲んだらクセになる味が、多くのビールファンを虜にしています。

IPAはキンキンに冷やしすぎてしまうと香りや風味が分かりづらくなってしまうため、常温よりも少し低めの温度で味わうことがおすすめの飲み方です。

アメリカ産のペールエールは多彩な飲み口が人気

アメリカ産のペールエールは多彩な飲み口が人気

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ペールエールのなかでも近年、人気の高いスタイルのひとつが「アメリカンスタイル・ペールエール」です。イギリス発祥のペールエールがアメリカに伝わって進化を遂げたもので、より香りが強く、華やかさが増しています。

アメリカンスタイル・ペールエールの魅力は、何といっても華やかな香りと多彩な飲み口。ビールといえばキンキンに冷やして飲むのが一番と考えがちですが、アメリカンスタイル・ペールエールはあまり冷えていなくてもおいしさを感じられるのが特徴的です。

一口に「ペールエール」といっても、スタイルによって少しずつ特徴も変わります。イングリッシュ・ペールエール、IPA、アメリカンスタイル・ペールエールなどを飲みくらべながら、お気に入りのスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。

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