ビールのカクテルは飲みやすい?おすすめの「ビアカクテル」を3つ、作り方も紹介!

ビールのカクテルは飲みやすい?おすすめの「ビアカクテル」を3つ、作り方も紹介!
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ビールはそのまま飲むのが一般的ですが、カクテルにしてもたのしめます。ビールを使ったカクテルは「ビアカクテル」と呼ばれ、簡単に作れて、見た目も美しいものばかり。ビール好きはもちろん、ビールが苦手という人にも試してほしいビアカクテルを紹介します。

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ビールをカクテルでたのしもう!

ビールをカクテルでたのしもう!

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ビールのカクテルって、苦くないの? ビールは飲みたいけど、ビールの苦味が少し苦手という人は、意外に多いようです。それでも、ビールをおいしいそうに飲んでいる人を見ると、自分でも飲んでみたくなるもの。苦味の少ないビールを探して飲むこともできますが、もっとお手軽なのがビールを使ったカクテル「ビアカクテル」です。

ビアカクテルとしては、さまざまなレシピが知られていますが、自分好みにアレンジすれば、たのしみも倍増します。
ホームパーティーなどでも、ビールとさまざまなジュースなどを用意して、オリジナルのビアカクテルを作れば、みんなによろこばれますし、場も盛り上がります。

ビアカクテルを作るときのポイントは2つ。グラスや材料をよく冷やしておくことと、泡立ちをよくするためビールは最後に注ぐこと。これさえ守れば、ビールの魅力である、さわやかなのどごしを活かしたまま、苦味を抑えた飲みやすいカクテルがたのしめます。
簡単に作れるうえに、手軽な材料だけでもできるので、プチプライスなのもうれしいですよね。

ビールのカクテルおすすめ1 ビールとコーラを合わせた「ディーゼル」

ビールのカクテルおすすめ1 ビールとコーラを合わせた「ディーゼル」

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ビールを使ったビアカクテルの定番といえば、まず名前が挙がるのが「レッド・アイ」や「シャンディ・ガフ」など。これら定番カクテルほどには馴染みがないかもしれませんが、ビールとコーラを合わせた「ディーゼル」というカクテルもおすすめです。

「ディーゼル」は、アメリカやドイツなどではレストランでも提供されるほど一般的なビアカクテルです。ほどよい甘さとビターな味わいで、ビール好きの人はもちろん、コーラが好きの人にはぜひ味わっていただきたいカクテル。コーラの甘さがビールの苦味を抑えてくれるので、ビールが苦手な人にもおすすめです。

伝統的なディーゼルのレシピとしては、黒ビールとコーラを合わせます。どちらも色が濃いので、黒っぽいカクテルができあがります。この色が、石油(ディーゼル)に似ていることが、名前の由来だといわれています。

一般的にはビールとコーラを1:1の割合で合わせますが、ぜひ、お好みの分量でアレンジをしてみてください。どの割合でもおいしくなるのが、ディーゼルの魅力です。
輪切りやくし切りにしたレモンをグラスに飾れば、見た目もぐっと華やぎますし、レモンを搾れば、さわやかなキレのある味に仕上がります。
ちなみに、ディーゼルのおつまみは「がっつり系」がおすすめ。ピザや唐揚げなど、濃いめのおつまみによく合います。

ビールのカクテルおすすめ2 ビールのリンゴジュース割り

ビールのカクテルおすすめ2 ビールのリンゴジュース割り

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ビールを使ったカクテルとしては、グレープフルーツやレモンなど柑橘系の果汁で割った「パナシェ」をはじめ、フルーツとの組み合わせがポピュラーです。
フルーツのフレーバーを加えた「フルーツビール」(ただし、日本ではビールではなく「発泡酒」などに分類される場合があります)が親しまれているように、ビールとフルーツは好相性。その相性の良さを活かしたビアカクテルのなかでも、最近、じわじわと人気を集めている、リンゴジュース割りを紹介します。

作り方はとてもシンプル。よく冷やしたグラスにリンゴジュースを注ぎ、そこにビールを注ぐだけ。割合はリンゴジュースが2から3に対しビールが5というのが一般的ですが、リンゴジュースが多いほど甘く感じるので、好みで調整してみてください。

ビールのリンゴジュース割りは、フルーティなリンゴの香りと、ビールの苦味がほどよく合って、とても飲みやすいのが魅力。加えて、とてもきれいな色に仕上がるのも、女性にとってはポイントが高いところ。リンゴの皮を少し厚めに飾り切りしてグラスに添えるなど、小物を使ってビールカクテルをさらにオシャレにしてもたのしいですし、見た目もぐっと華やぎます。

また、ビールに合わせるリンゴジュースもこだわりたいもの。ひとくちにリンゴジュースといっても、濃縮還元のもの、ストレートなどいろいろな種類があるので、あれこれ試してみるのもたのしいでしょう。自分好みのカクテルレシピができたら、それだけでなんだか幸せな気分になりますよね。

ビールのカクテルおすすめ3 ビールの梅酒割り

ビールのカクテルおすすめ3 ビールの梅酒割り

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ビアカクテルは、ソフトドリンクだけでなく、他のアルコールとの組み合わせもたのしめます。なかでもおすすめしたのが「梅酒」との組み合わせです。

独特のやさしい甘味がたのしめる梅酒は、お酒があまり得意ではない人にも好まれます。ソーダ割りやロックで飲むのが一般的ですが、ビールと合わせると、ビールの苦味と梅酒の甘味があいまって、手軽においしくたのしめるカクテルになります。

ビールの梅酒割りは、ビールのスタイルを変えて、さまざまな組み合わせをたのしめます。たとえば、下面発酵のピルスナータイプはキリッとした苦味とさわやかなのどごしが特徴のビールですが、梅酒と合わせるとスッキリとした味わいになります。
一方、上面発酵のエールタイプだと、コクのあるしっかりとした飲み口がたのしめます。さらに、モルトの風味を感じる黒ビールでは、独特の香ばしさは梅酒の甘味が絶妙の組み合わせとなります。

どのビールでも、梅酒との割合は1:1が基本ですが、好みに合わせて調整したり、氷を浮かべたりして、自分だけの黄金比率を見つけてください。

ビールのカクテルはほかにもたくさん

ビールのカクテルはほかにもたくさん

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ビアカクテルは誰でも簡単に作れて、なおかつおいしいのが魅力です。アルコールの強さを自分の好みで調整できるのもうれしいところ。
ビアカクテルのレシピはたくさんありますが、なかでも定番のビアカクテルと、おすすめのビアカクテルの作り方を紹介します。

【レッド・アイ】

ビールとトマトジュースで作る、ビアカクテルの定番。
割合は1:1が基本。先にトマトジュースを注いだグラスに、後からビールを注ぎ、バースプーンなどで、軽くステア(かきまぜること)します。カクテル名の由来となった美しい赤色をたのしむため、透明なグラスがおすすめです。
そのまま飲んでもおいしいですが、塩、こしょう、タバスコなど、好みのアクセントを加えてみましょう。ミントを浮かべたり、カットしたレモンを飾ると、ワンランク上のカクテルに。

【シャンディ・ガフ】

ビールとジンジャーエールを1:1で合わせた、古くから知られるビアカクテル。ビールの苦味をジンジャー(しょうが)の甘い風味が和らげ、さわやかな味わいになります。
ジンジャーエールにも炭酸の強いものや、軽い飲み口のもの、甘味の強いものと、いろいろな種類がありますので、自分好みのものを探して、アレンジしてみてください。

【カルピスビア】

老若男女を問わず人気のあるカルピスとビールの組み合わせは、どちらも発酵により造られた飲料なので好相性。お好みの割合でたのしめますが、カルピスの原液1に対し、ビール5で割ったものは「ダブルカルチャード」(カルチャー=発酵)と呼ばれ、若者のあいだで人気を集めているのだとか。
グレープやオレンジなど、いろいろな味のカルピスがありますので、お好みで試してみるのもいいですね。

ここまでは、ノンアルコールドリンクで作るレシピを紹介しましたが、もちろんアルコールで割ってもおいしいビアカクテルを作れます。

【カシスビア】

女性に人気のカシスリキュールで、ビールの苦味を抑えた甘味のあるビアカクテル。ビールとカシスリキュールは6:1が一般的。カシスの豊かな果実味がたのしめ、美しい色も魅力です。

【ビアスプリッツァー】

白ワインを炭酸水で割ったカクテルを「スプリッツァー」といいますが、「ビアスプリッツァー」はビールと白ワインを1:1で合わせたビアカクテルです。きりっとしたすっきり感がたまりません。
バリエーション豊富なビアカクテル。ぜひ、自分好みのビアカクテルを、たのしみながら作ってみてください。

ビアカクテルは、どれも簡単にできて、オシャレなものが多いのも魅力。
気の合う仲間とのホームパーティーなどで、ビアカクテルが、素敵なひとときをさらに盛り上げてくれるでしょう。

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