ビールと炭酸飲料で作る「パナシェ」!その魅力と基本レシピを紹介
「パナシェ」を飲んだことはありますか?ビールのほろ苦さと炭酸飲料のさわやかさがベストマッチのカクテルで、アルコール度数も低めなのでだれもが気軽にたのしめます。今回は、フランス生まれのカクテル「パナシェ」の魅力とレシピを紹介します。
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「パナシェ」は手軽に飲める女性に人気のビールカクテル
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「パナシェ」とはどんなカクテル?
「パナシェ」は、フランス生まれのカクテルで、もともとはビールとレモネードを同量(1対1)で割ったカクテルのこと。ただし、現在ではビールとレモネードの組み合わせだけでなく、ビールと透明な炭酸飲料を混ぜ合わせたもの全般を幅広く「パナシェ」と呼ぶようです。
一般的には、レモン味の炭酸飲料が多く使われ、できあがりに透明感があることが重要だとされています。見た目にも涼しげでさわやかな味わいは、夏の暑い日にうってつけのカクテルです。
ちなみに、「パナシェ」とは、フランス語で「混ぜ合わせた」という意味だとか。シンプルでオシャレなカクテルにピッタリのネーミングですね。
「パナシェ」はだれもが気軽にたのしめる飲みやすさが特徴
「パナシェ」は、ビールのほろ苦さと炭酸飲料のさわやかさがベストマッチのカクテルです。アルコール度数も2.5前後と低めなので、だれもが気軽にたのしめます。
その飲みやすさから、最近では、これまでランチのときにワインを飲んでいたフランス人が、こぞって「パナシェ」に変えているのだとか。外で飲むのはもちろん、ビールと炭酸飲料さえあれば、自宅でも簡単にたのしめ、ちょっとしたパーティーなどでも大活躍します。
「パナシェ」の基本的な作り方
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パナシェのレシピはとても簡単!
「パナシェ」の作り方は、いたって簡単です。用意するのはビールと、サイダーやレモンソーダなどの炭酸飲料だけ。あとは同じ量だけ注いで混ぜ合わせれば完成です。
おいしく飲む秘訣は、ビールと炭酸飲料を事前によく冷やしておくこと。また、混ぜ合わせる際には、基本的にステア(かき混ぜること)はせず、できるだけ静かに注ぎましょう。味が薄くなってしまうので、氷も使わないのが基本です。
パナシェに使うビールや炭酸飲料の種類は好みに合わせて
「パナシェ」の作り方は、とてもシンプルですが、ビールと炭酸飲料の種類や割合を変えれば、さまざまな味わいがたのしめます。
ただし、混ぜ合わせる炭酸飲料は、ビールの苦味と合うように、ほんのり甘味のあるものがおすすめです。いろいろと試してみて、ぜひ自分の好みに合う組み合わせを探してみてください。
「パナシェ」の手軽にたのしめるバリエーション
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「パナシェ」は工夫次第で自分好みのカクテルに
「パナシェ」はビールに炭酸飲料を混ぜ合わせるだけの簡単なカクテルですが、工夫次第で幅広いバリエーションがたのしめます。
たとえば、ビールとソーダの組み合わせに、少しハチミツを加えることで、より甘味が増して飲みやすくなります。
また、ソーダの替わりに、炭酸入りのオレンジジュースや梅ジュースなどを使えば、より個性的な味わいの「パナシェ」がたのしめます。
「パナシェ」のバリエーション、ジンジャーエールを使った「シャンディガフ」
「パナシェ」と同様、ビールと炭酸飲料を同じ量、混ぜて作るカクテルとして有名なのが、「シャンディガフ(シャンディー・ガフとも)」です。これは、ビールとジンジャーエールを同量、混ぜ合わせたもので、イギリスのパブなどでよく飲まれています。
ちなみに、イギリスではビールとレモネードで作る「パナシェ」のことも「シャンディガフ」と呼ぶのだとか。「パナシェ」が気に入った人はぜひ、「シャンディガフ」にもチャレンジしてみてください。
さわやかな飲みごこちが魅力の「パナシェ」は、ビールは苦手という人でも無理なく飲むことができるビールカクテル。自宅でも気軽に作れるので、まだ飲んだことがないという人もぜひ試してみてください。