富山に行って飲んでみたい! おすすめ日本酒(地酒)【北陸編】

富山に行って飲んでみたい! おすすめ日本酒(地酒)【北陸編】
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富山県は、日本有数の穀倉地帯である富山平野をはじめ、県内各地で米作りが盛んな土地。良質な米に恵まれた地域では、その米を原料とした日本酒造りも盛んになることから、富山県内の蔵元は約20を数えます。県内産の酒米を中心に、米の旨味を引き出した富山県の日本酒を紹介します。

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富山の酒造りを支える米作り

富山の酒造りを支える米作り

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富山県の酒造りの特徴のひとつは、原料に酒造好適米を使用する比率が8割以上もあること。全国平均が約2割ですから、その比率の高さは、そのまま酒造りにおける米へのこだわりの強さを示しています。

こうした蔵元のこだわりは、富山県の米作りにも影響しており、県西部に位置する南砺(なんと)市では、米の作付面積の約4割を酒造好適米が占めるほど。その品質にも定評があり、富山県内はもちろん、他県の酒蔵でも「南砺産の米を使用」とアピールしていることも。

酒造好適米としては、兵庫県生まれの「山田錦」、新潟県生まれの「五百万石」などが有名です。富山県でもこれら品種を栽培していますが、注目すべきは「雄山錦(おやまにしき)」「富の香(とみのかおり)」など、富山ならではの酒米として開発された品種です。どちらも「心白」と呼ばれるデンプンを多く含んだ中心部が大きく、吟醸酒や大吟醸酒に適しています。

富山湾の魚に合う淡麗旨口の酒

富山湾の魚に合う淡麗旨口の酒

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富山県の酒造りの中心地である富山平野は、立山連峰をはじめ、標高3,000メートル級の山々に囲まれた土地。冬に降り積もった雪が雪解け水となって、真夏でも冷たい水に恵まれています。急流の多い河川が酸素を豊富に取り込み、花崗岩質を多く含んだ扇状地がミネラル豊富な水質を保つ、全国でも有数の「名水の地」です。

水に恵まれた富山の環境は、酒造りに適しているだけでなく、漁業にも適しています。とくに富山湾は、表層を流れる対馬暖流と、日本海の深層水が入り混じった海水に、豊富な酸素と栄養分を含んだ雪解け水が流れ込む絶好の漁場。年間を通じて約500種もの魚が水揚げでき、「天然の生け簀(いけす)」とも呼ばれています。

富山で捕れた新鮮な魚介類には、やはり富山で醸された日本酒が合うというもの。富山の日本酒をひとことで表せば、切れのよい「淡麗」といえますが、蔵元や銘柄ごとの個性はじつに多彩。魚の種類や料理法に応じて、ベストな組み合わせを探し出すのもたのしいものです。

富山の人気銘柄

富山の人気銘柄

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富山湾の魚介類の味わいを引き立てる、自慢の米と水でできた富山県の人気銘柄を紹介します。

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