日本酒ロックの魅力とは? おいしい理由やロックに向いている日本酒の種類、おすすめの銘柄などを紹介

日本酒に氷を入れて飲む「日本酒ロック」の魅力は、飲みやすくなることと味わいの変化がたのしめること。今回は、日本酒をロックで飲んでもよいかどうか、日本酒ロックの魅力の詳細、ロックに合う日本酒の種類、おいしい飲み方、おすすめの商品などを紹介します。
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日本酒は薄めずそのまま飲まれることが多いお酒。そもそもロックで飲んでもよいのでしょうか。
日本酒はロックで飲んでも大丈夫?

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日本酒は、種類にもよりますが、基本的に氷を入れてたのしむオン・ザ・ロック(ロック)スタイルで飲んでも大丈夫なお酒です。
日本酒ロックの歴史は意外にも古く、奈良時代の歴史書『日本書紀』にも登場します。近ごろは「日本酒ロック」と呼ばれ、日本酒のたのしみ方のひとつとして取り上げている記事も見かけるようになりました。
また、そもそもお酒のたのしみ方は人それぞれ。飲みすぎて体調を崩したり、周りに迷惑をかけたりするのはいただけませんが、飲み方は飲む人の自由といえます。
一方で、日本酒は繊細なお酒。氷やソーダなど割り材を入れるようなアレンジはせず、そのままの味わいと香りをたのしんでほしい、という蔵元の願いが込められた銘柄や商品もあります。
造り手の意志を尊重した飲み方をしてみることも、日本酒ファンとしての在り方のひとつです。まずはそのまま飲んでみて、このお酒はロックが合いそうと感じたら、グラスと氷を準備して、日本酒ロックを味わいましょう。
冷酒とはひと味違うおいしさ! 日本酒ロックの魅力は2つ

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なぜ日本酒ロックは魅力的なのでしょう。冷やして飲むことは同じでも、氷を入れて飲む日本酒ロックには、単純に冷やして飲む冷酒にはない魅力があります。
魅力その1|飲みやすくなる
お酒は冷やすと、味わいがスッキリし飲みやすく感じられる傾向があります。その点は、日本酒ロックも冷酒も変わりありません。
日本酒ロックならではといえるのが、氷がお酒に溶け出すことでアルコール度数が下がって飲みやすさが増すこと。日本酒を飲み慣れていない人も、飲みやすい日本酒ロックなら挑戦のハードルがぐっと下がることでしょう。
また、日本酒はビールなどと比較するとアルコール度数が高いお酒ですが、時間の経過とともに氷が溶け、アルコール度数が下がる日本酒ロックは、体への負担が幾分和らぐといえます。

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魅力その2|日本酒を氷で割ると味わいの変化がたのしめる
日本酒ロックのもうひとつの魅力は、氷が溶けるにつれて味わいの変化がたのしめること。
たとえば、比較的アルコール度数が高い原酒系の日本酒をロックで飲むと、のどにガツッとくるような強い味わいが、飲んでいるうちにだんだんとマイルドになっていく、その過程を存分にたのしめます。ゆっくり味わって飲むほど、味わいの変化が際立つので、ぜひ、その魅力を堪能してみてください。
ロックに合う日本酒の種類

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日本酒は種類が多いお酒で、個性も多種多様。種類が同じだからといって、味わいも同じとはかぎりません。
以下のロックに合う日本酒の種類についても同様で、あくまでもおおまかな味わいの傾向として紹介していきます。
数ある日本酒の種類のなかでも、ロックに合うものといえば、「原酒」や「にごり酒」、そして純米酒系のお酒が挙げられます。
日本酒は、製造過程で加水してアルコール度数を調整するのが一般的ですが、「原酒」は加水を行わないお酒。そのため、力強い味わいのものが中心となっています。
「にごり酒」は、細かなお米のかけらなどの「澱(滓/おり)」をあえて残した白濁しているお酒で、濃厚な味わいのものが多い傾向にあります。
また、特定名称酒のうち、米と米麹のみで造られる純米酒系のお酒の多くは、原料米由来の旨味やコク、甘味がしっかり味わえます。「純米酒」「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」などがこれに該当します。
これらのお酒は、力強さや濃厚さ、豊富な旨味や甘味があることから、氷が溶けていくなかでも、それぞれの個性を損なうことなく、味わいの変化がたのしめるのです。

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もうひとつ、ロックで試してみたいお酒が「生酒」です。加熱殺菌の工程である「火入れ」を1回も行わない生酒は、果実を想わせるフレッシュな味わいのものが多く、ほとんどの商品で冷やして飲むことが推奨されています。甘味や酸味が感じられるものも多いため、冷たい氷が溶けるうち、ほどよく薄まってさわやかさが増すことでしょう。
対して、華やかな香りを特徴とする「吟醸酒」や「大吟醸酒」は、氷で冷えすぎるとせっかくの香りや繊細な味わいが損なわれてしまうおそれがあるため、ロックで飲むのはあまりおすすめできません。
また、味わいが「淡麗辛口」の日本酒も、ただただ薄い味わいになる可能性があるため、ロックは避けておくほうがよいようです。
日本酒ロックのおいしい飲み方

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まずは、日本酒ロックの基本的な作り方からみていきましょう。
◆準備
1. 味わいの変化を感じやすい、飲み口が広く背の低いロック用のグラスを用意する。口当たりのよさをたのしみたい人は、薄手のタイプがおすすめ。
2. お酒とグラスはよく冷やしておく(氷が溶けにくくなり、お酒の本来の味が保たれます)。
3. 透明で大きめの氷を用意する(家庭で大きな氷は作りにくいので、市販の氷でOK)。
◆作り方
1. グラスに氷をたっぷり入れる。
2. お酒をグラスの6分目程度を目安に注ぐ。
3. マドラーなどでゆっくり軽く混ぜる。
アレンジとしては、スライスしたレモンなど柑橘類を入れるのがおすすめです。さわやかさが増します。
また、日本酒ロックにライムジュースやライムの搾り汁を入れると「サムライロック」というカクテルになります。
変わったところでは「燗ロック」という飲み方もあります。50度くらいに温めたお酒を、大きめの氷をたっぷり入れたグラスに注ぎ、瞬時に冷やしたところで飲むというもので、一般的な日本酒ロックより軽やかな味わいになるといわれています。
日本酒ロックで飲みたい! おすすめの4銘柄を紹介
ロックで飲むのにぴったりな日本酒を紹介します。
白瀧酒造「ロック酒 by Jozen 純米」|オン・ザ・ロックでたのしむための純米酒

出典:白瀧酒造株式会社サイト
ロックでたのしめるように造られたお酒。口当たりはやさしく、果物を想わせるスッキリとした甘味と爽快な酸味が特徴です。低アルコールで飲みやすいと評判の「by Jozen」シリーズにラインナップされた商品で、720ml、300ml、180ml(カップ酒)の
3種類から選べます。
製造元:白瀧酒造株式会社
公式サイトはこちら
三輪酒造「白川郷 純米にごり酒」|甘味と酸味のバランスが絶妙な濃醇にごり酒

出典:株式会社三輪酒造サイト
お米をふんだんに使って造られる濃厚さが特長の純米にごり酒。たいへん濃醇な味わいで、ロックで飲むのにぴったりな1本です。甘味と酸味のバランスがよく、原料米由来の自然なおいしさが堪能できます。
製造元:株式会社三輪酒造
公式サイトはこちら
賀茂泉酒造「純米吟醸生原酒ROCK HOPPER」|ほのかな甘味と飲みごたえがロックにぴったり

出典:賀茂泉酒造株式会社オンラインショップ
「ROCK HOPPER(ロックホッパー)」とは、ラベルに描かれたイワトビペンギンの英名。完熟した果実のような香りとほのかな甘味が特徴。ロックでもストレートでもおいしいフレッシュな味わいの1本です。
製造元:賀茂泉酒造株式会社
公式サイトはこちら
渡辺酒造店「飛騨のどぶ」|飲むほどにクセになる超濃厚なにごり酒

出典:有限会社渡辺酒造店サイト
飲むというより食べる感覚に近いといわれる超濃厚なにごり酒。飲むほどにクセになる味わいで、「全国燗酒コンテスト」などでも高評価。ロックはもちろん、初めて飲む人はサイダー割りもおすすめです。
製造元:有限会社渡辺酒造店
公式サイトはこちら
紹介してきたように、近年は日本酒ロック向けの商品も登場しています。日本酒は、冷酒、常温、燗酒と、さまざまな温度帯でたのしめるお酒です。常温や燗酒はいうにおよばず、冷酒で飲むときともまた違う、日本酒ロックならでは味わいをぜひ堪能してみてくださいね。























