「ジャックダニエル テネシーハニー」のおいしい飲み方!ハチミツの香りを満喫できるかんたんレシピも紹介
「ジャックダニエル テネシーハニー」は、アメリカのテネシー州で生まれたフレーバードウイスキー(リキュール)。ハチミツの豊かな風味と、芳醇な味わいがたのしめます。今回は「ジャックダニエル テネシーハニー」の特徴や味わい、飲み方について紹介します。
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目次
「ジャックダニエル テネシーハニー」の魅力とともに、おいしいレシピも紹介します。
「ジャックダニエル テネシーハニー」とは?
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「ジャックダニエル テネシーハニー」は、ジャックダニエルのスタンダードボトル「ジャックダニエル ブラック(オールド No.7)」をベースに、ハチミツの豊かな風味を加えたフレーバードウイスキーです。日本の酒税法上はウイスキーではなく、リキュールに分類されます。
「ジャックダニエル テネシーハニー」の造り手は、アメリカのテネシー州リンチバーグにあるジャックダニエル蒸溜所。1866年に、ジャスパー・ニュートン・ダニエル(通称ジャック・ダニエル)氏によって設立された、創業150年を超える老舗メーカーです。
ジャックダニエル蒸溜所のあるテネシー州といえば、「テネシーウイスキー」のふるさと。「ジャックダニエル テネシーハニー」のベースに使われている「ジャックダニエル オールド No.7」は、アメリカの連邦アルコール法の規定に準じて造られた、人気のプレミアムなテネシーウイスキーです。
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ちなみに、「ジャックダニエル オールド No.7」は、アメリカの連邦アルコール法上はバーボンウイスキーに分類されます。ただし、バーボンウイスキーの定義を満たし、かつテネシー州でチャコール・メローイング製法を用いて造られたウイスキーは、テネシーウイスキーを名乗ることが許されています。
なお、チャコール・メローイングは、創業者のジャック氏が確立した製法といわれています。ウイスキー原酒をサトウカエデの木炭で一滴一滴ろ過することで、まろやかでなめらかな味わいのウイスキーに仕上がるのが特徴です。「ジャックダニエル」が造るテネシーウイスキーが、「バーボンウイスキーとは別格」とうたわれる理由はこの製法にあります。
「ジャックダニエル テネシーハニー」の味わい
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「ジャックダニエル テネシーハニー」は、天然のハチミツ由来の甘く豊かな風味が特長で、初心者にも飲みやすい味わいです。「ジャックダニエル オールド No.7」の個性に、ハチミツの甘味とナッツのような香ばしさが加わり、このうえなく芳醇な味わいをたのしめます。まろやかな後味も魅力です。
アルコール度数は、「ジャックダニエル オールド No.7」が40%なのに対して、「ジャックダニエル テネシーハニー」は35%と低め。ストレートでも飲みやすいので、ぜひハチミツの香りとともにテネシーハニー本来の味を確かめてみてください。
なお、「ジャックダニエル テネシーハニー」のカロリーを「ジャックダニエル オールド No.7」と比べると、前者は248キロカロリーで後者は237キロカロリーと、甘味がある分だけテネシーハニーのほうが若干高めです。
まずはコレ! 「ジャックダニエル テネシーハニー」のかんたんレシピ
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公式サイトがおすすめする「ジャックダニエル テネシーハニー」の飲み方のなかでも、手軽に作れるのが「ジャックハニー・オン・ザ・ロック」と「ジャックハニージンジャー」。おいしいレシピを紹介します。
ジャックハニー・オン・ザ・ロック
「ジャックハニー・オン・ザ・ロック」はストレートでもおいしい「ジャックダニエル テネシーハニー」を、ロックスタイルでたのしむ飲み方。作り方は、氷を入れたロックグラスに「ジャックダニエル テネシーハニー」を35ミリリットル注いで、マドラーなどで軽く混ぜます。ミネラルウォーターなどのチェイサーとともに、ゆっくり味わいます。
ジャックダニエル蒸溜所のマスターディーラーは、「ジャックダニエル テネシーハニー」のことを、「グラスに入ったピーカンパイのようだ」と評しています。サンクスギビング(感謝祭)やクリスマスなどに食べられている甘いパイのような味わいを、ぜひオン・ザ・ロックで満喫してみてください。
「ジャックハニー・オン・ザ・ロック」のレシピはこちら
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ジャックハニージンジャー
「ジャックハニージンジャー」は、ハチミツとジンジャーの風味がマッチしたさわやかなカクテル。作り方は、ハイボールグラスの3/4くらまで氷を入れ、「ジャックダニエル テネシーハニー」を50ミリリットル、ジンジャーエール(ジンジャエール)を適量注いで、カットライムを飾ります。
「ジャックハニージンジャー」は、「ジャックダニエル オールド No.7」で作る定番カクテル「ジャックジンジャー」のアレンジレシピ。両者を飲み比べて、味の違いを確かめてみてはいかがでしょう。
「ジャックハニージンジャー」のレシピはこちら
「ジャックジンジャー」のレシピはこちら
暑い日にぴったり! 「ジャックダニエル テネシーハニー」のさわやかレシピ
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「ジャックダニエル」ブランドサイトでは、ひと手間かけて作るカクテルレシピも紹介しています。暑い日に飲みたい「ジャックハニースマッシュ」と「ジャックハニーレモネード」を紹介します。
ジャックハニースマッシュ
「ジャックハニースマッシュ」は、シェイカーで作るカクテル。ミントが香る、夏の暑い日にぴったりの爽快さが魅力です。
作り方は、まずシェイカーの1/2くらいまで氷を入れて、「ジャックダニエル テネシーハニー」を50ミリリットル、レモンジュースとシュガーシロップをそれぞれ12.5ミリリットルずつ入れます。ミントの葉を加えたら、15~20秒ほど激しくシェイク。氷でミントの葉が細かく砕かれ(マッシュ)ます。
クラッシュアイスをグラスの2/3くらいまで入れ、シェイクした液体を濾(こ)しながら注ぎます。最後にミントの葉をグラスに飾れば完成です。
「ジャックハニースマッシュ」のレシピはこちら
ジャックハニーレモネード
「ジャックハニーレモネード」も暑い夏に最適なカクテル。作り方は、ハイボールグラスの3/4くらいまで氷を入れて、「ジャックダニエル テネシーハニー」を50ミリリットル注ぎます。そこに適量のレモネードを注いで、カットレモンを飾ります。
アメリカのバージニア州リンチバーグでは、古くからレモネードとテネシーウイスキーを組み合わせた飲み方が愛されてきました。酸味のあるレモネードに、ほんのり甘いテネシーハニーはよく合います。
「ジャックハニーレモネード」のレシピはこちら
意外な組み合わせも!「ジャックダニエルテネシーハニー」のアレンジレシピ
「ジャックダニエル テネシーハニー」は、ミルクやコーヒーと合わせてもおいしくたのしめます。ここでは、ミルク割りとコーヒー割りのレシピを紹介します。
「ジャック ダニエル テネシーハニー」のミルク割り
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ウイスキー×ミルクのカクテルといえば「カウボーイ」。氷を入れたグラスにウイスキー約45ミリリットル、ミルク約105ミリリットルを入れ、お好みの量の砂糖を加えて作ります。ウイスキーベースのリキュール「ジャックダニエル テネシーハニー」でもおいしく作れるので、ぜひためしてみてくださいね。ハチミツの甘い風味があるため、砂糖は控えめでもよいかもしれません。
ミルク割りはホットもおすすめです。耐熱グラスに「ジャックダニエル テネシーハニー」と牛乳を1:3くらいの割合を目安にして注ぎ、電子レンジで温めれば「ホットハニーミルク」のできあがり。ほのかに甘くて香ばしい、やさしい味わいをたのしめます。
「ジャック ダニエル テネシーハニー」のコーヒー割り
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「ジャックダニエル テネシーハニー」はコーヒーとの相性も抜群です。ホットコーヒーに数滴加えれば、テネシーウイスキーの風味とハチミツの風味が豊かに漂います。ウイスキーを染み込ませた角砂糖をスプーンにのせ、火をつけて風味づけする「ウイスキー・カフェ・ロワイヤル」に使ってもよいかもしれません。
もちろんアイスコーヒーにも合います。「ジャックハニーカフェ」は、氷を入れたグラスに「ジャックダニエル テネシーハニー」とアイスコーヒーを1:3くらいの割合で注いで作ります。お好みでミルクやホイップクリームをプラスするのもおすすめ。1:2の割合で作ってもOKです。
「ケンタッキーコーヒー」もおいしい飲み方のひとつ。耐熱カップにバーボンの代わりにテネシーハニーを入れ、シロップやリキュール、ホットコーヒーを順に注ぎ、ホイップクリームをのせます。食後に飲む一杯として最適ですよ。
アメリカのテネシー州で造られているフレーバードウイスキー「ジャックダニエル テネシーハニー」。ハチミツの豊かな風味とテネシーウイスキーの個性を、ぜひストレートやオン・ザ・ロック、多彩なカクテルでたのしんでみてくださいね。
国内販売元:ブラウンフォーマンジャパン株式会社
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