ハロウィンカラーのカクテルで、ハロウィンナイトを盛り上げよう!

ハロウィンカラーのカクテルで、ハロウィンナイトを盛り上げよう!
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ハロウィンカラーのカクテルは、たのしげな鮮やかな色合いでハロウィンの夜を盛り上げます。今回は、オレンジや赤といったハロウィンカラーのカクテルのなかでもおすすめのものをピックアップ。カクテルをハロウィン仕様にデコレートする方法と合わせて紹介します。

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ハロウィンといえばジャック・ランタン! パンプキン色のカクテル

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ハロウィンといえばジャック・ランタンを連想する人も多いでしょう。ここではまず、ハロウィンのシンボルカラーともいえるパンプキン色のカクテルを紹介します。

スクリュードライバー

パンプキン色を再現するにはオレンジジュースを原料にするカクテルが最適です。なかでもスクリュードライバーは、甘酸っぱくてすっきりした味わいで飲みやすいのが魅力。

作り方は氷を入れたタンブラーに、適量のオレンジジュースとウォッカを注いで混ぜるだけととてもかんたん。アルコールの分量は、好みに合わせて調整してください。

テキーラサンライズ

その名が示すように、夜明けの太陽光のような色合いが美しいテキーラサンライズ。かつて世界的なロックバンド、ローリングストーンズのミック・ジャガーに愛飲されたことで、世界中で人気となったカクテルです。

こちらのカクテルも作り方がシンプル。氷を入れたグラスに適量のテキーラとオレンジジュースを注ぎ、最後にザクロ果汁と砂糖で作られたグレナデンシロップを加えて混ぜるだけで完成です。

テキーラサンライズはとても甘口のカクテルなので、お酒が苦手な人でもおいしく飲むことができるでしょう。

ラム・オレンジ(キューバンスクリュー)

ジャマイカ生まれで濃厚な味わいが特徴のラム酒を使った「ラム・オレンジ」も、パーティーで好まれるカクテルのひとつ。じつは、スクリュードライバーのウォッカをラムに変えたアレンジカクテルです。

作り方は、適量のラムとオレンジジュースを混ぜるだけ。カットオレンジやミントを加えると、よりおいしくたのしめます。

ストレートやオンザロックでもおいしく飲めるラムと、オレンジジュースの酸味が織りなす風味は、口当たりがよく香りも豊か。ぜひ試してみてください。

ファジーネーブル

ファジーネーブルはフルーティーなカクテルです。1980年代にアメリカで大流行したこのカクテルは、比較的アルコール感が弱めなので、お酒にあまり強くない人を中心に好まれています。

「曖昧(あいまい)」や「桃の産毛」という意味の「ファジー」と、ネーブルオレンジの「ネーブル」を合わせた名前が示すように、ピーチリキュールとオレンジジュースが絶妙にマッチする甘酸っぱい味わいが特徴。シェイカーを使わないので手軽に作れます。

パンプキンティーニ(パンプキンマティーニ)

ここまでオレンジジュースを使ったパンプキン色のカクテルを紹介してきましたが、正真正銘パンプキン味のカクテルもあります。

「パンプキンティーニ」は、カボチャフレーバーのリキュールとウォッカ、パンプキンピューレなどで作る、まさにハロウィン仕様のカクテル。甘くクリーミーな味わいが魅力です。

作り方は、氷入りのシェイカーに適量の材料を入れてシェイクするだけ。カクテルグラスに注いだあとに、ホイップクリープを添えたり、薄切りのナツメグ(香辛料)などを振りかけたりするとよいアクセントになります。

ハロウィンにヴァンパイア気分をたのしめる? ムード満点の赤色のカクテル

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ハロウィンといえば「ヴァンパイア」を連想する人も多いでしょう。ここではヴァンパイア気分を満喫できそうな、赤色のカクテルを紹介します。

キール・ロワイヤル

カシスリキュールとスパークリングワイン(本来はシャンパーニュを使用)で作る「キール・ロワイヤル」は、透明感ある赤色の食前酒。炭酸が弾けるスパークリングワインならではの酸味と、カシスの甘味が織りなすさっぱりした味わいが特徴です。

カクテル名の「ロワイヤル(英語:royal)」は、日本語で「王の/王室の」という意味を持つ言葉。その名のとおり、見た目と味わいともに高級感があるカクテルです。

作り方のポイントは、混ぜすぎないこと。混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので、基本的には仕上げに一回だけ静かに混ぜるようしましょう。また、グラスとスパークリングワインを事前にしっかり冷やしておくこともポイント。「キール・ロワイヤル」は氷を入れないカクテルなので、早めに飲み切ることも大切です。

このようなポイントを押さえれば、おいしい「キール・ロワイヤル」がたのしめます。

レッド・アイ

ビール類をトマトジュースで割って作る「レッド・アイ」は、ヴァンパイア気分に浸るのに適したカクテルです。ビール特有の苦味とトマトジュースの酸味が調和した、さっぱりした味わいなので、ふだんビールを飲まない人でも親しみやすいでしょう。

カロリーが低めで、ベースとなるトマトジュースにビタミンが豊富に含まれているため、ヘルシーさに魅力を感じる人も多いカクテルです。

また、「レッド・アイ」はアレンジの幅が広いカクテルでもあります。タバスコやコショウを加えてスパイシーな後味にしたり、ウスターソースを加えて味にコクを足したり、搾ったレモン果汁を加えて味を引き締めるなど、いろいろな工夫をしてたのしめます。

マドラー代わりに細切りにしたきゅうりやセロリを添えて、カクテルを混ぜたあとにおつまみにするというたのしみ方もおすすめです。

ジキル博士

「ジキル博士」は、名実ともにハロウィンナイトにうってつけのカクテル。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの有名ホラー小説『ジキル博士とハイド氏』の登場人物から名が取られていて、材料であるクランベリージュースの赤色が見映えします。

作り方は、ベースのテキーラにクランベリージュースを注いだあと、少量のグレナデンシロップとソーダを足して混ぜるだけ。テキーラはアルコール度数の高いお酒なので、飲むのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、クランベリージュースと相まって、「独特な味わいながら飲むとクセになる」というファンも多くいます。

小説に登場するジキル博士のように、さまざまなシーンで飲む人を魅了するカクテルです。

ハロウィンカラーのカクテルをデコレートしよう!

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ハロウィンカラーのカクテルをデコレートすると、ハロウィンムードはもっと高まります。その方法をいくつか紹介しましょう。

ストローやグラスにクモやコウモリの飾りをつける

カクテルに添えるストローに、クモやコウモリの飾りをつけるだけで、ハロウィン感がグッと増します。

デコレート用の飾りは市販品もありますが、画用紙などを使って、自分だけの可愛くてちょっと怖いアイテムを手作りするのもおすすめ。魔女の帽子やジャック・ランタン、西洋の白いシーツをかぶったおばけなど、アイデア次第でバリエーションは増えます。さまざまな飾りを作って、オリジナルのカクテルにデコレートしてみてはいかがでしょう。

また、グラスのなかに目玉型やコウモリ型のゼリーを入れるのも手です。

フラスコや試験管をカクテルグラス代わりに

ハロウィンナイトの醍醐味は非日常感。その演出方法として変装や部屋の飾りつけに目が行きがちですが、一風変わったアイテムにカクテルを入れても、ハロウィンナイトは盛り上がります。

おすすめは、フラスコや試験管。カクテルグラスの代わりに使えば、食卓はたちまち怪しげな実験室風になるでしょう。

また、先述のカクテル「ジキル博士」を作る際に、あえてフラスコや試験管に材料のテキーラ、クランベリージュース、グレナデンシロップ、ソーダをそれぞれ入れて、飲む直前に配合するのもたのしそう。博士が着るような白衣を着用すれば気分満点です。

ハロウィン用の注射器や輸血パックを使用しても

注射器も、カクテルをハロウィン仕様にデコレートするのにぴったりのアイテム。とくに赤色のカクテルとの相性は抜群で、ヴァンパイア気分がいっそう高まるはずです。

たとえば「キール・ロワイヤル」の場合、スパークリングワインを注いだカクテルグラスと、注射器に入れたカシスリキュールを用意。飲む直前に、注射器からカシスリキュールをカクテルグラスに注入すれば、赤い色合いのカクテルに変化する様子をたのしめます。

また、輸血パック(を模したシリコン素材のパック)のなかにジュースなどの割り材を入れておくのも、ムードを出すのに最適です。

色のついたリキュールやジュースを注射器や輸血パックなどであとから入れる方法は、エンターテインメント性に優れているだけでなく、カクテルを好みの味や濃度に調整しやすいというメリットもあります。

どちらのアイテムも通販サイトを探すとハロウィン仕様のものが見つかるので、ぜひ試してみてください。


ハロウィンカラーのカクテルは、ハロウィンナイトを盛り上げるのに欠かせないドリンクです。また、ストローやグラスにちょっとした工夫を凝らすだけで、ハロウィンのムードはいっそう高まります。この記事を参考に、最高のハロウィンの夜を過ごしてみてはいかがでしょう。

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