東京のビール「アウグスビール」 メイド・イン・ジャパンの本格派クラフトビール

東京のビール「アウグスビール」 メイド・イン・ジャパンの本格派クラフトビール
出典 : Igor Normann/ Shutterstock.com

「アウグスビール」は、酵母が生きたままの状態で出荷されコクのある深い味わいをたのしめるのが魅力の東京都文京区生まれの本格派クラフトビール。ここでは、アウグスビールのこだわりやおすすめのラインナップ、アンテナショップなどを紹介します。

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「アウグスビール」のこだわりとは?

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アウグスビール株式会社は、かつてはいくつもの大手ビールメーカーで重職を担っていた創業者の坂本健二氏が、「特徴あるおいしいビールを造りたい」との想いから、2003年に東京都文京区で創業したクラフトビールメーカーです。同じ大手ビールメーカーで醸造技術を培った、日本屈指の醸造学者・本庄啓介氏が醸造責任者として参加し、醸造から販売までをプロデュースしています。

アウグスビール社が掲げているのは、「旨いビールを知らない人生は罪だと思います」という、ビールへの熱い想いが込められたキャッチフレーズ。「ビール酵母を殺さない」「ろ過しない」「コク・深みのある」「酵母が生きている」などをキーワードに、さまざまなテイストの本格派クラフトビールを生み出していて、多くのビール好きの注目を集めています。

当初は自前の醸造施設を持たずに、外部の醸造所に委託する「ファブレスメーカー(ファントム・ブルワリー)」でしたが、2017年に隅田川近くのホテル内に「アウグスビール清洲橋醸造場」を設立して以来、自社で新たなクラフトビールを生み出しています。

なお、社名やブランド名にある「アウグス」は、「本来的な、本物の、威厳のある」などを意味する英語「august(形容詞)」に由来します。一般的な発音は「オーガスト」ですが、あえて歴史や伝統を感じさせるラテン語読みにしたそう。

ちなみに、名詞の「August」は8月の意味で、その語源はローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスであると考えられています。偉大なローマ皇帝のような「本物」へのこだわりが、「アウグスビール」ブランドを支えているともいえそうです。

マイクロブルワリー経営のノウハウを活かして提供

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「アウグスビール」は、「マイクロブルワリー」という形態で生産されているクラフトビールです。

マイクロブルワリー(クラフトブルワリー)とは、大手資本のメーカーとは異なり、独立した職人などが小規模でビール造りを行う醸造所のこと。そこで生産されるビールは「クラフトビール」などと呼ばれます。近年は個性あふれるクラフトビールの人気が高まっていて、醸造所を併設した店舗展開を希望する企業が増加傾向にあります。

このような需要を受け、アウグスビール社の子会社であるAugust International(アウグスインターナショナル)株式会社は、20年近くものクラフトビール製造の歴史を持つ親会社のアウグスビールとともに、「マイクロブルワリーパッケージ」の提供を行っています。

「マイクロブルワリーパッケージ」とは、「アウグスビール」で培われたノウハウを活かし、飲食店をはじめ地方自治体や温泉施設、アミューズメント・エンターテインメント業界などに、マイクロブルワリーの導入から醸造免許の取得申請、商品企画、OEM(製造委託)などの手法を包括的に提案、支援するサービスです。

日本国内のみならず、中国や東南アジアの国々からの問い合わせも増えているそうで、世界的なクラフトビール人気の高まりに比例して、この先もマイクロブルワリーのプロデュース事業は盛況となりそうです。

「アウグスビール」のおすすめビール

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本格派クラフトビール「アウグスビール」のラインナップのなかから、おすすめの定番商品を紹介します。

August Original アウグス オリジナル

贅沢な造りの正統派ピルスナービール。ピルスナービールは、1842年に現在のチェコ共和国ピルゼンで誕生したラガータイプのビアスタイルです。「アウグスビール」ではその原点に立ち返り、原料から製法、温度管理まで徹底してこだわり抜いて、オリジナルの無ろ過生ビールを誕生させました。

熱処理やフィルタリング(ろ過)をしていないため、ビール内の酵母が生きた状態で味わえるのが特徴で、なめらかなのどごしや、バランスがよくコクのある味わいを堪能できます。

August Pilsner アウグス ピルスナー

showcake/ Shutterstock.com

樽生の味を目指して造られたピルスナービール。原料のよさを最大限に引き立てるために、仕込み水には、ビール醸造に最適な超軟水で知られる富士山麓の地下伏流水が使用されています。

また、発酵を終えたビールをさらに低温で長期熟成させ、よい酵母を残すために無ろ過で仕上げることで、心地よいのどごしや深いコク、爽快なキレを実現しています。

「アウグス ピルスナー」は、赤いラベルが特徴の中瓶タイプと、小瓶タイプの2種類で展開されています。

August IPA アウグス IPA

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「アウグスビール」のIPA(アイピーエー)は、口の中に広がる鮮烈な苦味と濁りのない旨味、それらをやさしく包み込むような華やかな香りが特徴。3種類のモルトと4種類のホップを調和させ、しっかりとした奥行きのある飲み口とクリアな後味に仕上げられています。

なお、「IPA(アイピーエー)」は「India Pale Ale(インディア・ペールエール)」の略称です。

August Dark Pilsner アウグス ダークピルスナー

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スッキリしていて飲みやすいラガータイプの黒ビール。ローストしたモルトの香ばしいほろ苦さとほんのりとした甘さのハーモニーが絶妙で、芳醇な味わいをたのしめます。

August White アウグス ホワイト

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ベルギーのホワイトビールタイプのエールビール。大麦麦芽と小麦麦芽を原料に、オレンジピールやコリアンダーなどを加え、独特の香りと味わいを持つ白ビールに仕上げられています。さわやかな酸味や甘味とともに、深みがありながら驚くほど軽やかで透きとおった味わいを満喫できます。

「アウグスビール」が飲めるアンテナショップを紹介

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「アウグスビール」を満喫できる東京のアンテナショップと、お取り寄せ派にも好評のオンラインショップを紹介します。

アウグスビール ラボ・キッチン

木材を基調とした開放的な空間で、イタリアンやフレンチベースのおいしい料理と「アウグスビール」などのお酒をじっくりと味わえるラボ・キッチン。産地直送の新鮮な魚介を使ったカルパッチョなどの料理や、旨味たっぷりのソーセージやステーキ、コンフィといった肉料理など、「アウグスビール」とのペアリングを満喫できるメニューが充実しています。

樽生の「アウグスビール オリジナル」「アウグスビール IPA」「アウグスビール ホワイト」のほか、ローストしたモルトの苦味と甘味が特徴の褐色のラガービール「アウグスビール ヴィエナラガー」もたのしめます。

新日本橋を訪れた際に、ぜひ注目してみてください。

店舗名:Lab Kitchen(ラボ・キッチン)
公式サイトはこちら

谷中ビアホール

築80年を超える三軒続きの古民家をリノベーションして、2015年3月にオープンした複合商業施設「上野桜木あたり」。その1号館にあるのが、谷中ビアホールです。

谷中ビアホールはチケット制のお店で、まずは規定のチケットを購入し、カウンターでビールや料理をオーダーします。ここでは、「アウグスビール」の樽生だけでなく、谷中ビアホールのためにレシピ考案された「谷中ビール」もたのしめるのが特徴です。

厳選仕入れした肉や魚、野菜のほか、チーズやベーコン、ソーセージなどを伊賀焼の土鍋で調理した、お店自慢の和風バーベキュー料理は、「アウグスビール」との相性が抜群なのでぜひ試してみてください。

人気の谷根千エリアからほど近い場所にあるので、散歩がてら覗いてみてはいかがでしょう。

店舗名:谷中ビアホール
公式サイトはこちら

LYURO 東京清澄 ロビー

隅田川沿いのシェアホテル「LYURO 東京清澄」2階に2017年4月オープン。PITMANSは完全レストラン型のバーベキュー施設です。店内には「清洲橋醸造場」を擁し、ここでしか飲めない「清澄アンバー」や「中州ゴールデン」といったオリジナルビールをたのしめます。※2021年8月現在、「アウグスビール」の提供は中止されています。



「アウグスビール」は、酵母が生きた本格派のクラフトビールです。創業者が「世の中で一番 美味いビール」を目指して生み出したというその味わいを、ぜひ堪能してみてくださいね。


製造・販売元:アウグスビール株式会社
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