焼酎のサイズを徹底解説! 自分に合ったものを選ぼう

焼酎のサイズを徹底解説! 自分に合ったものを選ぼう
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焼酎を選ぶ時「どのサイズにしよう」と迷ったことはありませんか?一升瓶、4合瓶、5合瓶や紙パックがどれくらいの容量か、ご存知ない方もいるのではないでしょうか。今回は、焼酎のサイズと容器の材質、それぞれのメリットを紹介します。

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大きいサイズの焼酎は、とにかくコスパ抜群

大きいサイズの焼酎は、とにかくコスパ抜群

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大型ペットボトル

1本あたりの容量が一番多いのは、やはり大型のペットボトルでしょう。おもな容量の種類は、2.7リットル、4リットル、5リットル。ペットボトルは軽くて強度もあるため、大容量の容器に向いています。また、比較的劣化しにくい焼酎やウイスキーなどの蒸溜酒に使われることが多いのも特徴です。

焼酎だと「大五郎」や「ビッグマン」が代表例。とにかくコストパフォーマンスがよく、大容量なので長くたのしめるのもうれしいところ。頻繁に飲む機会があるという人にはうってつけのサイズですね。

1升瓶

1升瓶の1升とは、日本古来の「尺貫法」という計算法で定められた単位のひとつ。「1升=1.803906837リットル」が正確な量ですが、1升瓶の容量は1.8リットル±15ミリリットルと定められているため、「1升は約1.8リットルに相当する量」と覚えておくとよいでしょう。

1升瓶はおもに、焼酎や日本酒で使われていますが、ペットボトルなどの普及により生産数は減少傾向です。しかし、「やはり瓶のほうがいい」という声も多く、日本ならではの容器として大切にされています。

ちなみに、底部直径10.4×上部直径3.1×高さ39.8センチメートルと、瓶のサイズも定められています。

中サイズは、ちょうどよい手頃感で人気

中サイズは、ちょうどよい手頃感で人気

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5合瓶

「合」も、升と同じく尺貫法で定められた単位です。5合は約900ミリリットルで、1升の半分にあたります。焼酎の容器はもともと1升瓶が主流でしたが、三和酒類の「いいちこ」が5合瓶を採用したのをきっかけに、よく使われるようになりました。次に紹介する4合瓶とともに、ほどよく量がありながら、比較的短期間に飲み切れるサイズとして親しまれています。

4合瓶

4合瓶は日本酒のイメージが強いかもしれませんが、焼酎でも使われています。市場に5合瓶の焼酎が増えたあと、ワインやウイスキーなどに合わせるために4合瓶も増えてきたそう。

なぜ4合で区切りをつけるようになったかというと、江戸時代より前の日本には「盃(はい)」という容量を量るための単位があって、1盃が4合(約720ミリリットル)に相当していたためといわれています。

紙パック

1.8リットル、900ミリリットルなどの容量がある紙パック。紙パックはペットボトルほどの大容量には耐えられませんが、家に置いておく中サイズとしては申し分のない量でしょう。

紙パックの大きな利点は、瓶よりも軽くて持ち運びがラクなことでしょう。また、ほかと比べて輸送費や素材コストが安いため、販売価格がリーズナブルな傾向にあるのもメリットです。

今は飲み切りサイズの焼酎もたくさん

今は飲み切りサイズの焼酎もたくさん

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ペットボトル製カップ

いわゆるワンカップのことで、容量はおよそ180〜200ミリリットル。素材は、日本酒のワンカップはガラス製のものが主流ですが、焼酎は軽くて持ち運びしやすいペットボトルタイプが一般的です。焼酎のワンカップには蓋がついていて、再密閉できるものが多く、急いで飲み切らなくてもよいのが嬉しいところ。また、コンビニなどでも扱われているので、気軽にたのしめるようになっています。

ちなみに、180ミリリットルは、およそ1合に相当する量。1合は1/10升(正確には0.1803906837リットル)にあたります。

小瓶

100ミリリットル、180ミリリットル、300ミリリットルなど容量はさまざま。お土産品として、複数の銘柄の小瓶が一緒になった「飲み比べセット」などを見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。

近年、カップや小瓶などの少量サイズが人気ですが、その理由として、飲み切れる気軽なサイズであること、それゆえに複数の種類を同時にたのしめることなどが挙げられます。

また、デザインがオシャレなものも多く、収納スペースをとらないのも人気の理由のようです。

同じ種類のお酒でも、状況や飲む量に合わせて量や形状を使い分けたいですね。ぜひお酒を注文するとき、購入するときの参考にしてみてください。

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