焼酎をお燗でたのしもう! お燗のつけ方から応用まで

焼酎をお燗でたのしもう! お燗のつけ方から応用まで
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焼酎をお燗にして飲んだことはありますか? 焼酎をホットで楽しむ場合、お湯割りにする人が多いかもしれませんが、焼酎をそのままお燗にするのも、なかなかおいしいもの。ここでは、焼酎のお燗のつけ方やたのしみ方、伝統的な飲み方などを紹介していきます。

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焼酎のお燗の基本を知ろう!

焼酎のお燗の基本を知ろう!

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焼酎を燗酒にしてたのしもう!

焼酎や日本酒などの酒を加熱することを、「お燗する」「燗をつける」と言い、燗をつけたお酒を「燗酒(かんざけ)」と呼びます。一般に、燗酒というと日本酒をイメージしがちですが、焼酎の消費量が多い鹿児島や宮崎では、古くから伝統的に焼酎の燗酒が飲まれてきました。
アルコール度数が15度前後の日本酒は、徳利(とっくり)などの酒器にそのまま注いで湯煎で加熱しますが、焼酎はアルコール度数が20〜25度とやや高いこともあり、加水して度数を下げてから燗をつけることもあります。

焼酎のお燗と「お湯割り」の違いとは?

焼酎をホットでたのしむ場合、焼酎にお湯を加える「お湯割り」という手法が一般的で、何より手間がかかりません。それに対し、焼酎の燗酒は、お燗用の器を用意し、加熱するという手間がかかります。しかし、とくに素材本来の香りや味わいを魅力とする「本格焼酎」をホットでたのしむ際は、このひと手間が重要になります。
本格焼酎をお湯割りにすると、素材の香りが引き立ち、よりふくよかな味わいになると言われていますが、こうした魅力はお燗することでいっそう際立ちます。香り豊かな芋焼酎や、素材の香ばしさを引き出した麦焼酎を手に入れたときは、ぜひ一度試してみてください。

焼酎をお燗するなら「前割り」がおすすめ

焼酎をお燗するなら「前割り」がおすすめ

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焼酎の「前割り」は燗酒にオススメ!

焼酎をお燗でたのしむ場合、焼酎をそのままお燗して飲むケースもありますが、これはあくまで焼酎をストレートで飲みなれている人や、アルコールに強い人の話。日頃、水割りやお湯割りで焼酎をたのしんでいる人は、加水したものを温めたほうが、だんぜんおいしくいただけます。
そこでオススメしたいのが「前割り」。飲む前にあらかじめ焼酎を水で割っておき、ひと晩からふた晩寝かせることで焼酎と水をなじませるという、焼酎ならではの飲み方です。
前割りにした焼酎を器に注いで、ほどよい温度に温めることで、香り豊かでまろやかな味わいの燗酒がたのしめます。

焼酎のお燗のたのしむためのポイント

焼酎のお燗のたのしむためのポイント

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お気に入りの焼酎を選ぶ

本格焼酎はお燗をすることで、原料由来の香りや甘味、旨味がよりいっそうたのしめます。お燗したときの香りや味わいは、芋、米、麦といった原料の種類や、種麹の種類、蒸溜方法や貯蔵・熟成の期間・方法によっても変わってくるので、その日の気分や食事に合わせて、お気に入りの焼酎を選びましょう。

焼酎と水との黄金比を見つけよう

焼酎に加水してお燗にする場合は、焼酎と水の割合によっても、味わいは変わってきます。アルコール度数25度の場合、6:4程度が目安ですが、7:3、5:5…とお好みで比率を変えてみて、自分にあった銘柄ごとの黄金比を探してみてください。

好みの温度を見つけよう

焼酎をお燗で飲む際の味わいを左右するのは、でき上がりの温度。ほんのりと立ち上がる香りをたのしむなら30度程度の「日向(ひなた)燗」、香りを存分に味わうなら40度程度の「ぬる燗」、キレの良さをたのしみたいときは50度程度の「熱燗」がオススメ。加熱しすぎると、焼酎本来の香味が飛んでしまう可能性があるので注意しましょう。

焼酎のお燗に用いる酒器「黒千代香(くろぢょか)」の魅力

焼酎のお燗に用いる酒器「黒千代香(くろぢょか)」の魅力

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焼酎をお燗するなら器にもこだわりたい

焼酎をお燗する際は、徳利や湯のみに入れて湯煎するのが一般的ですが、一度は試したいのが専用の酒器を直火にかける「直燗(じかかん)」です。そこでオススメなのが、焼酎王国・鹿児島で古くから親しまれてきた焼酎のお燗用の酒器「黒千代香(くろぢょか)」です。
「黒千代香」は、黒い釉(うわぐすり)で仕上げた薩摩焼の土瓶で、平べったい形状が特徴。芋焼酎を注いで囲炉裏にかけ、人肌に温めて飲むのが薩摩地方の伝統的な飲み方です。素朴で趣ある見た目はもちろん、囲炉裏の弱火でじわじわと温めることで焼酎の味や香りを引き立て、保温性もあることから、囲炉裏を使わなくなった今も通の間で親しまれています。お揃いのぐい呑でちびちびいただく焼酎の味は、また格別と言われています。

焼酎の本場、鹿児島生まれの「黒千代香」でおいしい焼酎を

焼酎のお燗は、寒い冬を乗り切るにはもってこいのたのしみ方。あまり焼酎を飲みなれていな人も、機会があればぜひ、ためしてみてください。

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