焼酎の本場、鹿児島生まれの「黒千代香」でおいしい焼酎を
- 更新日:
直接火にかけてお燗ができる焼酎用酒器
寒い冬は温かい焼酎のお湯割りが恋しくなりますよね。お湯と焼酎で簡単に作れるお湯割りですが、意外にも飲み方はいろいろあるようです。ちなみに、焼酎の本場・鹿児島には、お燗にして飲むための伝統的な酒器があるのはご存知でしょうか?
「黒千代香」と書いて「黒ちょか」「黒ぢょか」と読みますが、注ぎ口が付いた陶磁器の土瓶で、平べったい形が特徴です。飲む前日までに前もって「割水」をしておいた焼酎を、黒千代香に注いで弱火にかけて使用しますが、この黒千代香で飲むと、お酒を非常にまろやかに感じられておいしく飲むことができます。
鹿児島焼酎通販ショップ「無双蔵」では、鹿児島の伝統工芸、薩摩焼で作られた黒千代香とぐい吞みをセットで販売中。鉄分の多い火山性の土で作られた「黒薩摩」は漆黒の光沢を持ち、重厚な面持ちが特徴。ふくよかな味わいが広がる焼酎のイメージにぴったりです。
ちなみに、黒千代香は使い込むほどに味が浸み込むので、洗わないのが一般的なのだそう。焼酎ファンの方にはぜひ常備していただき、使い込んで育てるたのしみを味わってもらいたいですね。
<上写真>
「薩摩焼 黒千代香 ぐい呑み3個付き 錦江陶芸」
価格:4,860円(税込)
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
温めることで遠赤外線効果が生まれ、お酒がまろやかになるそう。直接コンロに乗せて火にかけられますが、弱火にするのがポイント。ほんのり湯気が立つくらいが飲み頃です
<商品のお問い合わせ先>
鹿児島焼酎通販ショップ 無双蔵
http://www.kura-musou.net/shopdetail/000000001218/
ライタープロフィール
阿部ちあき
全日本ソムリエ連盟認定 ワインコーディネーター