焼酎の銘柄が面白い! 名前のインパクトで選ぶ一押し焼酎銘柄5選
焼酎の銘柄名には、面白いものが少なくありません。焼酎選びのポイントとしては原料や産地などが一般的ですが、なかには銘柄名で選ぶという人も。名前の響きやラベルの字面から、直感的に選んだ焼酎が好みにマッチしていると喜びもひとしおです。ここではインパクトの強い、面白い名前の焼酎銘柄を紹介します。
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目次
銘柄名が面白い焼酎(1) 一度飲んだらクセになる芋・麦焼酎「鬼嫁(おによめ)」
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名前のインパクトに負けない力強い味わいが魅力
「鬼嫁」は、明治3年(1870年)に創業した鹿児島の焼酎蔵、岩川醸造が手がける本格焼酎。同じ銘柄名で芋焼酎と麦焼酎がラインナップされていますが、どちらも黒麹仕込みならではの芳醇な香りと、名前に負けない力強い味わいが魅力です。
岩川醸造の焼酎には、一度聞いたら忘れない印象的な銘柄が多数。鹿児島弁で「お疲れさま」を意味する芋焼酎「おやっとさあ」、音楽ユニットC&K監修の芋焼酎「へべれけ宣言」も、ぜひお試しください。
製造元:岩川醸造株式会社
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銘柄名が面白い焼酎(2) 味も名前もインパクト大! 芋焼酎「爆弾ハナタレ」
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「百年の孤独」の蔵元が造る冬期限定の芋焼酎
「爆弾ハナタレ」は、麦焼酎「百年の孤独(ひゃくねんのこどく)」「中々(なかなか)」、芋焼酎「㐂六(きろく)」などで有名な宮崎県の焼酎蔵・黒木本店が手がける冬季限定芋焼酎です。
名前に「爆弾」と付けているだけあって、アルコール度数は高く、焼酎の上限にほど近い44度。にもかかわらず、華やかで強い香りと、とろみのあるなめらかな口あたりが特徴です。水で割ればフローラルな風味が、お湯で割ればバナナのような風味が堪能できます。
製造元:株式会社黒木本店
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銘柄名が面白い焼酎(3) 他にはない味わい! 人参焼酎「珍(めずらし)」
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「こんなのあるんだ大賞」に輝くほどのインパクト
「珍」は、β-カロテンや食物繊維などを豊富に含む九州産のにんじんを原料に、特許取得の製法で造り上げた人参焼酎。その珍しさから、地方新聞社45社46紙が選ぶ「こんなのあるんだ!大賞2016」の優秀賞に輝いたほど。
この銘柄を開発した博多の焼酎蔵・研醸では、「珍」のほかにも独自の製法で造る焙煎麦焼酎「賢者の選択」や、発酵にこだわった米焼酎「千年寝坊助」など、珍しい銘柄名の個性派焼酎を多数手がけています。
製造元:研醸株式会社
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銘柄名が面白い焼酎(4) 懐かしい気分にひたれる麦焼酎「ぼくチュウチュウ」
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その名の由来は容器の意匠でもある「哺乳瓶」
「ぼくチュウチュウ」は、ミルク色の哺乳瓶型容器に入った黒麹仕込みの麦焼酎。名前も見た目もインパクト大のこの銘柄を手掛けるのは、大正8年(1919年)から宮崎県で小さな焼酎蔵を営む幸蔵酒造。蔵の名を冠した芋焼酎「幸蔵(こうぞう)」をはじめ、伝承かめ壺造りによるこだわりの焼酎造りを続けています。
「ぼくチュウチュウ」は、そんな硬派な焼酎蔵が、ちょっぴり疲れたお父さん世代に元気になってもらおうと造り上げた銘柄。芳醇な香りとやわらかい口あたり、何よりも癒やしに満ちた意匠が心身を癒してくれそうです。
製造元:幸蔵酒造株式会社
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銘柄名が面白い焼酎(5) 3つの麹の合わせ技が斬新な芋焼酎「かたじけない」
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深く頭を下げる武士のイラストにもインパクトが
「かたじけない」は、蔵の名を冠した「さつま無双」シリーズで名高い鹿児島の焼酎蔵が、3種の麹を合わせて造り上げたこだわりの芋焼酎。コクのある黒麹、すっきりとした味わいの白麹、華やかな香りの黄麹が放つ絶妙なハーモニーがたのしめます。
銘柄名の「かたじけない」とは、感謝の気持ちを心から表した言葉。ラベルやパックに描かれた、深く頭を下げた武士のイラストも秀逸です。
製造元:さつま無双株式会社
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銘柄名が面白い焼酎には、味わいや製法にもこだわりが光る逸品が多数。飲み比べもたのしめそうですが、親しい友人へのプレゼントなどにも重宝しそうです。