ビールとトマトのカクテル「レッドアイ」の魅力とは?
「ビール」と「トマト」は相性抜群なことをご存知ですか?定番のカクテル「レッドアイ」はすっきりとした味わいで飲みやすく、自宅でも簡単に作ることができます。今回は、相性のよさに隠された秘密や作り方のコツを紹介します。
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ビールとトマトの相性がよい秘密
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ビールをトマトジュースで割る「レッドアイ」は、それぞれの魅力を引き立てる相乗効果で人気の高い定番カクテルです。どうしてビールとトマトはこんなにも相性がよいのでしょうか?
両者の味わいはというと、ビールは苦味、トマトは酸味が特徴的です。これらが組み合わさることで、トマトの酸味がビールの苦味を中和する役割を果たし、お互いが支え合ってマイルドな味わいになります。
もうひとつのポイントがビジュアル。ビールをトマトジュースで割ることで、「レッドアイ」という名のとおりの鮮やかな赤色に変化します。
このように、ビールとトマトジュースの組み合わせは、味わいはもちろん、見た目の美しさという面でも好相性なのです。
ビールとトマトはヘルシーな組み合わせ
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ビールとトマトの相性のよさは、味わいや見た目だけではありません。健康が気になるという人にとっても、ビールとトマトは魅力的な組み合わせです。
というのも、トマトにはビタミンCやビタミンB群などの栄養素が豊富に含まれています。アルコールを体内に吸収すると、本来必要なビタミン類も体外に排出されてしまいがちですが、トマトを一緒に摂取することで、必要な栄養素を補う役割も期待できます。
また、最近の研究では、トマトに含まれる水溶性成分がアルコールの分解を助けてくれる役割があることもわかっています。
このように、栄養面から見てもビールとトマトの相性は抜群。もしトマトジュースが苦手という人は、お酒のつまみとして冷やしトマトやトマトのサラダなどを選んでみるのもよいでしょう。
ビールとトマトのカクテル「レッドアイ」のおいしい飲み方
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ビールとトマトジュースを組み合わせたカクテル「レッドアイ」は自宅でも簡単に作ることができます。
基本的な作り方は、ビールとトマトジュースを1:1の割合で混ぜ合わせるというシンプルなもの。この比率はあくまでも目安で、味やアルコール度数などの好みに応じて調節してみましょう。
なお、トマトジュースにも有塩と無塩のものがありますが、よりヘルシー志向に仕上げるのであれば無塩タイプがおすすめです。
完成したレッドアイにレモンやライム、塩、タバスコなどをお好みで加えてみれば、さまざまな味のバリエーションをたのしめます。
ビールとトマトは味の相性だけではなく、栄養面から見ても優れたパートナーであることがわかります。定番のカクテルであるレッドアイは自宅でも簡単に作ることができ、好みの味に調整することも可能なので、ぜひ、たのしんでみてください。