「富士山麓」は国境を越えた蒸溜技術が結実したブレンデッドウイスキー

「富士山麓」は国境を越えた蒸溜技術が結実したブレンデッドウイスキー
出典 : キリンサイト

「富士山麓」は、英国・米国・日本と3カ国の蒸溜技術を結集して造られたウイスキーです。モルト原酒とグレーン原酒をひとつの蒸溜所で造るという世界でも珍しい試みから、さまざまな味わいを持ったブレンデッドウイスキーを生み出しました。

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「富士山麓」は蒸溜所そのものがブレンダー!

「富士山麓」は蒸溜所そのものがブレンダー!

出典:キリンサイト

「富士山麓」を造るキリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所は、昭和47年(1972年)、米国のJEシーグラム社、英国のシーバス・ブラザース社、日本のキリンビールによる3社合弁事業としてスタートしました。

富士御殿蒸溜所が位置する御殿場は、良質なミネラルを含んだ富士の伏流水が豊富なうえに、涼しい夏や厳しい冬、湿潤な気候など、ウイスキー造りには欠かせない自然条件がそろっています。

富士御殿場蒸溜所では、こうした富士山麓の自然の恵みのもと、モルト原酒とグレーン原酒をひとつの蒸溜所で造るという、世界的にも稀な試みを続けてきました。
しかも、一般的なマルチカラム(多塔連続)式に加え、ケトル式、タブラー式といった複数の蒸溜器を使い分けることで、ヘビー、ミディアム、ライトと異なるタイプのグレーン原酒を造り分けています。
「富士山麓」をはじめ、富士御殿場蒸溜所で造られてきた歴代のウイスキーは、いずれもこれら多彩な原酒をブレンドして生まれたもの。いわば蒸溜所そのものが、ブレンデッドウイスキーを造るために生まれたブレンダーといえるかもしれません。

「富士山麓」の味わいの秘密は個性あるグレーンウイスキー

「富士山麓」の味わいの秘密は個性あるグレーンウイスキー

出典:キリンサイト

「富士山麓」は昭和47年(1972年)の誕生以来、「ロバートブラウン」や「ボストンクラブ」など、数々の国産ウイスキーを世に送り出してきた富士御殿場蒸溜所が、培ってきた技術とノウハウを結集し、2005年に発表したブランドです。

これまでの銘柄とは異なる、「富士山麓」という漢字の銘柄には、その品質を根底から支える富士の大地への感謝の気持ちとともに「日本人の味覚に合ったウイスキーを造る」という設立当初の想いが込められているのでしょう。

「富士山麓」の深みのある味わいを支えているのが、質のよいモルトとグレーン、両原酒の絶妙なブレンドです。
通常、ブレンデッドウイスキーの味わいを決定づけるモルト原酒のこと「キーモルト」と呼びます。「富士山麓」はグレーン原酒もまた重要なピースであるとの考えから「キーグレーン」と位置づけ、香味豊かなミディアムタイプのグレーン原酒をブレンドの軸としています。

そうした独自のこだわりが、口当たりよい澄んだグレーンの味わいのなかに、奥深いモルトの甘味と樽熟成による豊かな香りを感じされる「富士山麓」ならではの味わいを実現しているのです。

「富士山麓」の自信作「Signature Blend(シグニチャーブレンド)」の魅力

「富士山麓」の自信作「Signature Blend(シグニチャーブレンド)」の魅力

出典:キリンサイト

「富士山麓」ブランドが2017年に新たに開発したのが「富士山麓 Signature Blend(シグニチャーブレンド)」です。当初は富士御殿場蒸溜所のファクトリーショップと、キリンオンラインショップでの限定発売でしたが、好評に応えて2018年8月から全国発売を開始しました。

「富士山麓 Signature Blend」を生み出したのは、ウイスキー業界の世界的アワードである「アイコンズ・オブ・ウイスキー2017」において、世界最優秀のブレンダーに輝いたマスターブレンダー、田中城太氏。磨き抜かれた熟練の技術で、熟成のピークを迎えた原酒だけを厳選し、絶妙なバランスでブレンドしました。
原酒それぞれの個性が鮮やかに浮かび上がりながら、折り重なるよう複雑な味わいを醸し出す、奥深いウイスキー。それが富士御殿場蒸溜所の新たなフラッグシップとなる「富士山麓 Signature Blend」です。

「富士山麓」は、その名のとおり、富士山麓に豊かな自然の恵みを受けて、海外と日本で育まれたウイスキー造りの技術を結集した生まれたウイスキー。日本人なら一度は登ってみたい富士山のように、一度は飲んでもらいたいウイスキーです。

製造元:キリンディスティラリー株式会社 富士御殿場蒸溜所
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