【山梨の日本酒|七賢(しちけん)】世界一おいしい日本酒の魅力に迫る!
「七賢」を飲んだことはありますか?山梨県・白州で生まれたこの日本酒は、地元の水と米で醸され、世界一の賞を獲得しています。今回は、七賢の魅力や、純米大吟醸酒などの多彩なラインナップをご紹介します。
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「七賢」は、白州の水の素晴らしさを体現する酒
出典:山梨銘醸サイト
「七賢」を醸すのは、寛延3年(1750年)創業の歴史ある蔵元、山梨銘醸。かつて明治天皇がこの地に行幸された際に、母屋の奥座敷が行在所(あんざいしょ)に指定されたほど由緒ある蔵元です。なお、この奥座敷は国の史跡に指定されています。
そんな山梨銘醸が蔵を構えるのは、“名水の地”として名高い白州。甲斐駒ヶ岳を源流とする伏流水は、そのまま飲んでもおいしく、酒造りにも最適。このためミネラルウォーターの生産量は日本一を誇り、ジャパニーズウイスキーを代表するサントリーも蒸溜所を設けています。
「七賢」は、この地で唯一の酒蔵が、「地元白州の水を体現できる酒」を掲げて造り上げた珠玉の日本酒。白州の水に惚れ込み、この地で酒造業を始めた創業者の想いを受け継ぎ、この水の良さを消さないよう、水の良さをより伝えられるよう、「七賢」は醸されています。
また、豊かな水で育つ地元産の米にもこだわり、自ら農業法人を設立し、地元農家とタッグを組んで酒造好適米自社栽培に取り組んでいます。「地の水」と「地の米」を用いて、「地の人の手」で醸す、まさに「地の酒」。それが「七賢」という日本酒です。
「七賢」は誰もがその品質を認める珠玉の酒
出典:山梨銘醸サイト
七賢は、蔵元である山梨銘醸が250年を超える歴史のなかで、常によりよい品質を求めて、進化させてきた酒。現在、その魅力は地元・山梨はもとより、広く全国、そして世界から高く評価されています。
たとえば、日本で最もおいしい市販酒を決める、出品品数が世界最多の日本酒コンペティション「SAKECOMPETITION 2017」において、「七賢 純米大吟醸 大中屋 斗瓶囲い」が「スーパープレミアム部門」と「ダイナースクラブ若手奨励賞」の2部門でダブル受賞に輝くという快挙を達成しました。
これだけの評価を得た日本酒造りの一端に触れようと、山梨銘醸の蔵見学には、多くの地酒ファンが訪れています。その際、あわせて訪れてほしいのが隣接地にある直営レストラン「臺眠(だいみん)」です。白州の豊かな自然の恵みを活かしたメニューとともに、「七賢」を堪能できます。
山梨を訪れる機会がなかなかないという人のために、公式のWEBショップも開設していますので、チェックしてみることをおすすめします。
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「七賢」の魅力は、多彩な個性をもったラインナップ
出典:山梨銘醸サイト
「七賢」という銘柄には、異なる個性をもった多彩な酒がラインナップされています。幅広い選択肢のなかから、自分の好みにピッタリの味わいを探すのも、「七賢」のたのしみ方のひとつ。
たとえば、酒造好適米「山田錦」を37%まで磨いた贅沢な純米大吟醸「七賢 大中屋」は、贈答用の酒やハレの日用の酒として多くの人に選ばれています。
また、地元山梨で食中酒として長く愛され続けている本醸造酒「七賢 甘酸辛苦渋(かんさんしんくじゅう)」は、地元の契約農家で栽培した酒造好適米「ひとごこち」を使用。地元で育てられた酒米は、白州の水とも相性が良く、クセがなくスッキリとした飽きのこない酒として人気です。
なかでも、ひときわ個性的なのが「米のスパークリング」という新たなコンセプトのもとに開発した「七賢スパークリング」の1本、「杜ノ奏(もりのかなで)」です。同じ白州地域でウイスキー造りを営むサントリーとのコラボレーションにより、ウイスキー樽で「七賢」を寝かせることで誕生しました。
「七賢スパークリング」としては、2018年には2,000本限定の新商品「EXPRESSION 2018」も発売されましたが、残念ながら早々に完売となりました。来年の新たな挑戦が、今からたのしみです。
米、水、風土と真摯に向き合う蔵元が醸す日本酒「七賢」は、清らかで潔さを感じさせる味わいが魅力です。素材の良さを余すことなく活かしたラインナップは、飲めば飲むほどに好きになること間違いなし。自然の恵みを体現する「七賢」を、ぜひたのしんでみてください。
製造元:山梨銘醸株式会社
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