北海道のビール【大雪地ビール(たいせつじびーる)】大雪山系の雪解け水が育んだ地ビール
「大雪地ビール」は1996年、明治時代からの歴史をもつレンガ造りの建物を改装して誕生したビアレストラン「大雪地ビール館」が醸造する地ビール。北海道産の原料にこだわり、地元からも観光客からも愛される大雪地ビールの魅力を紹介します。
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「大雪地ビール」は、旭川を愛する心から生まれたビール
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「大雪地ビール館」は、地域の人々と観光客、どちらもたのしめる食文化の発信基地として、1996年に旭川に誕生したブルワリーレストランです。その建物は、明治時代に建てられたレンガ造りの倉庫を改築したという、歴史を感じさせるもの。なお、開拓時代の雰囲気漂うこの建物は、2001年に文化財登録されています。
「大雪地ビール」は、このブルワリーレストランが、大雪山を水源とする静水と、旭川周辺で生産される食材を使って造る地ビール。旭川を愛する心と、北海道の自然の恵みから生まれたビールです。
2000年に「ジャパン・ビア・グランプリ」を受賞したのを皮切りに、数々のビール品評会で輝かしい実績を誇るなど、各方面から高い評価を得てきました。
そんな「大雪地ビール」がめざすのは、飲んだ人が幸せになるビール。のどごしをたのしむだけではなく、色や香り、味わいと五感を使って堪能したいものです。
「大雪地ビール」の多彩なラインナップ
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「大雪地ビール」の定番ラインナップは、「大雪ピルスナー」「ケラ・ピルカ」「富良野大麦」の3商品。それぞれの特徴を見ていきましょう。
大雪ピルスナー
旭山動物園の白熊をラベルデザインに採用した「大雪ピルスナー」。下面発酵で造ったビールを長期熟成、キレとコクのバランスがよい商品です。
ケラ・ピルカ
上面発酵のエールタイプのビール。酵母の風味を活かしたフルーティな味わいが魅力です。
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