山形の日本酒【十四代(じゅうよんだい)】日本酒の流れを変えたフルーティな吟醸酒

山形の日本酒【十四代(じゅうよんだい)】日本酒の流れを変えたフルーティな吟醸酒
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「十四代(じゅうよんだい)」が発売された時、25歳の若い杜氏が醸したとは思えない完成度の高さに、誰もが驚いたそうです。日本酒の新時代を切り開いたといわれる、十四代の魅力を紹介します。

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十四代が入手困難の酒といわれるワケ

十四代が入手困難の酒といわれるワケ

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「十四代」は、「入手困難な」「幻の」「次世代の」など、さまざまな枕言葉で語られる知名度の高い日本酒です。入手困難といわれる大きな理由は、全国的な人気になっても蔵元が生産量を増やさないため、市場に出回る絶対数が少ないことが挙げられます。

また、十四代の蔵元である高木酒造では、公式のWebサイトを開設せず、宣伝も一切していないため、お酒に関する情報が非常に少ないことも「手に入りにくい」というイメージを強めている要因でしょう。
「手に入らないものほど欲しくなる」というのは人間の心理。このため十四代は、ネット通販やオークションなどでは、かなり高額で販売されており、プレミア感がさらに強くなっています。

とはいえ、蔵元は意図的に「入手困難」の状況を作り出しているわけではなく、困惑しているというのが本音のよう。ブレイクのきっかけとなった「十四代 本丸 本醸造 秘伝返し」は、一部での価格高騰をよそに、現在でも定価は2,000円という良心的なもの。蔵元の思いに応えるためにも、転売目的での買い占めなどは御法度です。

十四代の名前は偶然から生まれた!?

十四代の名前は偶然から生まれた!?

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「十四代」を醸す高木酒造は、江戸時代初期の1615年に創業した歴史ある蔵元です。十四代を醸造する前は「朝日鷹」と呼ばれる銘柄をメインにしていました。
現在でも、地元である山形県村山市に行けば、酒屋の店頭には朝日鷹が並んでいますが、十四代の知名度の高まりにつれて、最近ではこちらも売り切れとなるケースが増えているそうです。

「十四代があるということは「十二代」や「十三代」という銘柄もあるのでは? 」と思うかもしれません。残念ながら、高木酒造では、数字のついた銘柄は十四代だけです。
じつは、通常、商品登録では数字を含む名称は認められていないのだとか。そうとは知らなかった蔵元が「十三代」「十四代」「十五代」「十六代」などの銘柄名で商標登録を出願したところ、なぜか「十四代」だけが登録されたそうです。
「トシヨ」など名前と間違われたのではないかという説もありますが、真相はわかりません。

奇跡的ともいえる偶然から生まれた十四代。誕生の経緯からしても、伝説となる運命だったのではないかと思わせる酒です。

十四代の魅力は日本酒の流れを変えたフルーティな味わい

十四代の魅力は日本酒の流れを変えたフルーティな味わい

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「十四代」が世に出たのは1990年代前半。当時の日本酒業界で流行していたのは、すっきりとした大吟醸でした。十四代は、そうした流行とは一線を画す、果物がはじけたような芳醇な味わいの日本酒です。

十四代を生み出した高木酒造の当主は、百貨店などの日本酒売場で、大吟醸の酒がよく売れるのを目の当たりにしながらも、「これからは、米の旨味が感じられる日本酒の時代が来る」と、時代の一歩先を見据えていたそうです。

そうした考えのもとに生み出された十四代は、米の旨味と甘味を最大限に引き出した心地よい味わいで、またたく間に人気となりました。
十四代の人気をきっかけとして、日本酒のトレンドは、それまで主流であった「淡麗辛口」から「芳醇旨口」へと転換。以来、十四代は新時代を切り開いた酒として、語り継がれる存在となったのです。

衝撃的なデビューで日本酒の流れを変えた十四代は、20年以上たった今も進化し続けています。飲食店でも取り扱う店が増えていますので、料理に負けない深いコクと味わいをたのしんでください。

製造元:高木酒造株式会社
公式サイトはありません

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