【幻の日本酒9選】「幻の酒」と呼ばれる日本酒の最新事情
「幻の酒」と聞くと、日本酒についてよく知らない人でも飲んでみたくなるもの。なぜ、「幻」と称されるようになったのか? 幻の酒の最新事情を紹介します。
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目次
- 「幻の酒」の定義とは?
- 「幻の酒」と呼ばれる日本酒9選
- 入手困難だからこそ買いたい! 「幻の酒」を手に入れるコツとは?
【七田(しちだ)】
佐賀県の天山酒造が作る「七田」。精米歩合が高いほどおいしいといわれるなか、「磨き過ぎない方が米の旨味が引き出せる」と、7割5分という低い精米歩合にこだわりました。雑味は一切なく、きれいなコクと酸味が感じられます。
近年、フランスの日本酒コンクールで最高賞を獲得したことから注目が高まり、店頭に並ぶ前に売り切れるほどの人気となっています。
入手困難だからこそ買いたい! 「幻の酒」を手に入れるコツとは?
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入手困難とされる「幻の酒」を入手するには、どんな方法があるでしょうか。
近所の酒屋さんなどで手に入らない場合には、特約店を探すという方法があります。特約店とは蔵元と信頼関係を構築し、蔵元から直接お酒を仕入れることができる店舗のことで、蔵元のWebサイトにその一覧が掲載されていることもあります。蔵元のサイトに掲載がない時には、蔵元が所在する県の酒造組合などのサイトをチェックしてみましょう。
特約店に行っても、店頭に並んでいない場合、「幻の酒だけください」と言っても、数少ない貴重なお酒なので、譲ってくれない場合がほとんどです。普段から贔屓にして、他の商品も買ってくれる常連さん、お得意さんに優先的に販売して差し上げたいのが人情。普段からのお付き合いが大切ですね。
また、各地にある物産館などでも、まれに「幻の酒」に出会えることがあるので、近くに立ち寄った際に足を運んでみてはいかがでしょう。
そして、一番簡単なのが、ネットなどの通信販売です。限定や少数入荷のお酒も扱っている店舗なら、購入できる確率は高くなるかもです。
「幻の酒」といわれるのには理由があります。それは一度口にすればきっとわかるはず。まずは自分の舌で確かめてみてください。