人気の「魔王」!プレミアム焼酎の魅力に迫る!

人気の「魔王」!プレミアム焼酎の魅力に迫る!

「プレミアム焼酎」という名前を聞いてことがありますか? 香りや味に加え、その希少性も手伝って、なかなか手に入りにくい焼酎のことです。なかでも、「3M」と呼ばれるプレミアム焼酎は、話題性もあり焼酎好き以外にも人気の芋焼酎です。

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プレミアム焼酎のおいしさと価格

プレミアム焼酎のおいしさと価格

jazz3311/ Shutterstock.com

東海道新幹線の東京、新横浜間に品川駅が開業した2003年頃、酒業界には「本格焼酎」ブームが到来しました。「本格焼酎」とは、原料の香味成分が溶け込みやすい単式蒸留機で蒸留した本格派の焼酎のこと。なかでも、麦焼酎の飲みやすさに代わって、芋焼酎が爆発的に大ヒットします。中でも鹿児島県の「森伊蔵」「魔王」「村尾」は「3M(スリーエム)」と呼ばれ、入手困難な「プレミアム焼酎」として脚光を浴びました。

現在も続く人気の原動力となった当時のブームは凄まじく、あまりの需要の高まりに生産が追いつかなくなるという事態に発展。もともと生産量が多いわけではなかったことに加え、天候不順による芋の不作もあって、品質の維持や安定供給という観点から生産者は出荷を規制することになりました。ネット上では1本の流通価格が定価数千円に対して数万円にまで一気に跳ね上がり、その結果、偽物を販売した不届き者まで現れたほどでした。

「3M」というプレミアム焼酎を生み出した鹿児島県は、2018年注目を集める薩摩藩士「西郷(せご)どん」こと、西郷隆盛のふるさと。約300年の芋焼酎生産の歴史があり、現在も約100軒の蔵元が芋焼酎を造っています。
芋焼酎は、原料になるサツマイモの独特な甘い香りが特徴です。その香りをこよなく愛する人もいれば、苦手だという人も。昔は傷んだり、鮮度の落ちたサツマイモが一部で使われたこともあり、「臭み」問題がありましたが、さまざまな研究や工夫が重ねられ「臭い芋焼酎」は、今は昔の話となっています。
プレミアム焼酎御三家「3M」である「森伊蔵」「魔王」「村尾」は、一世を風靡しただけあって、それぞれ秀でた特徴を兼ね備えた珠玉の味わい。「芋焼酎とはどんなものか」を知るために、出会えたら即、味わってみたいものです。

天使も誘惑する悪魔がもたらした「魔王」

天使も誘惑する悪魔がもたらした「魔王」

TungCheung/ Shutterstock.com

本土最南端の焼酎蔵である「白玉醸造」は1904年(明治37年)創業。いわずと知れた「3M」の1本、「魔王」の醸造元です。この蔵元があるのは九州の最南端、大隅半島の西部に位置する鹿児島県肝属郡錦江町。鹿児島湾と薩摩半島に面した街です。

「天使を誘惑し、魔界への最高の酒を調達する悪魔たちによってもたらされた特別な酒」という意味で付けられた本格芋焼酎「魔王」。お酒を樽で熟成する時に、時間がたつと樽の中で蒸発してしまう減少分を「天使の取り分(Angel’s Share)」というのですが、この現象にちなみ、その「天使」をも誘惑した悪魔がもたらしたお酒という由来だとか。どこかロマンチックなエピソードも、その存在の神秘性を高めていますね。

使われているのはデンプン量の多いコガネセンガン。そのサツマイモならではの甘さが香り、シャープな飲み口、そしてわずかな酸味が特徴で、ロックがおすすめという愛好家が多いです。

どうやって定価で手に入れるか?

どうやって定価で手に入れるか?

KPG Payless2/ Shutterstock.com

変わらず人気の一本で入手困難ではありますが、ネットなどで見つけることも可能です。ただし、正規価格で手に入れたいのであれば、直接、酒蔵に問い合わせるか、もしくは正規販売店に問い合わせるのがよいでしょう。

白玉醸造合名会社
問い合わせ先: 0994-22-0030

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