【チェリーブランデー】世界で愛されるサクランボのリキュール

【チェリーブランデー】世界で愛されるサクランボのリキュール
出典 : Igor Normann/ Shutterstock.com

チェリーブランデーは、その名前から蒸溜酒であるブランデーの一種と思われがちですが、実際はその多くがリキュールに分類されます。サクランボ由来の深みのある赤い色と豊かな香りが特徴で、カクテルベースとしても親しまれています。その特徴やたのしみ方を見ていきましょう。

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目次

  • チェリーブランデーとは?
  • 個性豊かなチェリーブランデーのブランド
  • チェリーブランデーの定番カクテル

チェリーブランデーとは?

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サクランボのお酒

チェリーブランデーは、世界で愛されるサクランボのお酒。その名からブランデーの一種と思われがちですが、実際はスピリッツにサクランボを漬け込み、シナモンなどの香料や糖類を加えて造られる果実系リキュールである場合が多いのが実態です。

ベースとなるスピリッツにブランデーが多く使われることから、「チェリーブランデー」と呼ばれるようになったそう。

チェリーブランデーはサクランボの「リキュール」

チェリーブランデーは、その製法から大きく2種類に大別されます。

ひとつは、リキュールの代表的な製法「浸漬法」によって造られる、いわゆる果実系リキュールです。国によってリキュールの定義は異なりますが、一般的には、スピリッツ(=蒸溜酒)に果実や花、薬草、香草、ナッツなどの香味成分を加えて造る混成酒を指します。ブランデーなどの蒸溜酒にサクランボを浸漬して造るチェリーブランデーは、ライチを主原料に造られるリキュールがライチリキュール、レモンを主原料としたリキュールがレモンリキュールと呼ばれるのと同様に、「チェリーリキュール」と呼ばれることもあります。

もうひとつは、サクランボを主原料にブランデーの製法で造り上げた蒸溜酒です。こちらはサクランボの果汁を発酵させて醸造酒を造り、蒸溜するというもの。こちらはブドウ以外の果実(サクランボ)を原料とし、「チェリーブランデー」の言葉どおりの「サクランボ原料のブランデー」で、ブランデーの一種である「フルーツブランデー」に分類されます。

このように、チェリーブランデーといっても種類はさまざま。なかにはベースに中性アルコールを使用するなど、ブランデーがまったく使われていない銘柄もあるため、純粋にブランデーの一種としてたのしみたい場合は、購入前のチェックが不可欠といえそうです。

キルシュワッサーは「フルーツブランデー」

チェリーブランデーの代表的なものに、ドイツ生まれの「キルシュワッサー(Kirschwasser)」があります。「キルシュ」や「キルッシュ」、「キルシュバッサー」とも呼ばれるこのお酒は、ブドウ以外の果実を発酵させて造った醸造酒を蒸溜・熟成したフルーツブランデーの一種で、ケーキなどの風味づけにも使われるポピュラーなお酒です。

ブドウを主原料にしたブランデーは樽熟成を行うのが一般的ですが、熟成に樽を用いないキルシュワッサーは無色透明に仕上がります。

チェリーブランデーの飲み方は?

チェリーブランデーの飲み方は、種類によって若干異なります。

各国のリキュールメーカーが販売する、リキュールタイプのチェリーブランデーの多くは美しいサクランボ色。色鮮やかなカクテルのベースとして、真価を発揮します。チェリーブランデーを使ったおいしいカクテルはたくさんあるので、いろいろ飲み比べてみてください。

いっぽう、フルーツブランデーのキルシュワッサーは、アルコール度数が約40度とやや高めですが、独特の香味と甘味を堪能するならストレートがおすすめ。本場ドイツには、ビールをチェイサーに交互に飲むというたのしみ方もあるので、機会があったらキルシュワッサーとビールの絶妙なハーモニーを味わってみてください。もちろん、オン・ザ・ロックや水割りで、またカクテルのベースに使用してもおいしくいただけます。

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