山形の焼酎【new爽(さわやかきんりゅう):金龍】地元で大人気の知る人ぞ知る甲類焼酎
「new爽」は、山形県の酒造メーカー、金龍の焼酎銘柄です。地元で圧倒的な人気を誇る甲類焼酎で、名前のとおりのさわやかな香りと、まろやかな味わいが魅力です。炭酸などで割って飲むのはもちろん、ロックでもたのしめる「new爽」の魅力に迫ります。
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目次
- 「new爽」の造り手、金龍とは?
- 「new爽」はまろやかな味わいの甲類焼酎
- 「new爽」の造り手が手掛ける焼酎銘柄
■「new爽」をはじめとする甲類焼酎とは?
「new爽」をはじめとする甲類焼酎とは、どんな焼酎でしょう。
甲類焼酎は、酒税法で区分されている「連続式蒸留焼酎」の便宜上の呼称で、旧区分名の「焼酎甲類」に由来しています。
連続式蒸留焼酎とは、国税庁のホームページによれば、
◇アルコール含有物を蒸留した酒類のうち、連続式蒸留機で蒸留したもの
◇アルコール分36度未満のもので、ウイスキー、ブランデー、ウオッカ、ラム、ジンなどに該当しないもの
と定義されています。
明治の終わりにイギリスから導入された連続式蒸留法は、その名のとおり連続的に蒸留を繰り返す方法です。大量生産を可能にするとともに、純度の高いクリアな味わいを生み出すのが特徴です。
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■「new爽」など甲類焼酎のたのしみ方
「new爽」などの甲類焼酎は、クセが少なく、すっきりとした飲み口のものが多くを占めます。割り材との相性もよく、幅広いたのしみ方ができます。
ポピュラーな飲み方の筆頭に挙げられるのが、「チューハイ」や「サワー」でおなじみの炭酸飲料割りです。レモンなどの果汁を入れたり、ショウガの搾り汁を加えたり、お好みのアレンジもたのしめます。
寒い季節には、お湯割りもおすすめ。冷たい水やお茶で割るときとは逆に、先にお湯、あとから甲類焼酎の順で耐熱容器に注ぎ、軽くかき混ぜるだけで完成。手軽に味わえます。こちらも梅干しやレモン、はちみつ、ジャムなどをアレンジして、ひと味違った味わいも試してみてくださいね。
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「new爽」の造り手が手掛ける焼酎銘柄
■「new爽」以外の甲類焼酎もラインナップ
「new爽」を製造している金龍では、「new爽」以外の甲類焼酎も造っています。そのうちの2銘柄を紹介します。
【爽(さわやかきんりゅう)】
「new爽」に先駆けて発売された、「爽」シリーズの原点。アルコール度数は25%と20%。大容量のペットボトルから200ミリリットルのペットカップ入り「爽mini」まで、幅広くラインナップされています。
【爽「琥珀」-KOHAKU-】
平成31年(2019年)に誕生した新商品。樽で貯蔵した「new爽」を長期熟成させ、選び抜いた十数樽をブレンド。樽貯蔵酒ならではの深い香りとコクのある味わいがたのしめます。ロックや水割り、焼酎ハイボールがおすすめ。
■「new爽」の造り手が手掛ける甲乙混和焼酎
「new爽」の造り手である金龍では、甲類焼酎と、米焼酎などの乙類焼酎(単式蒸留焼酎)をブレンドした甲乙混和焼酎(焼酎甲類乙類混和)も造っています。3商品それぞれの魅力を紹介します。
【さわやかきんりゅうつや姫仕込】
金龍の代名詞である爽と、食味がよい山形の人気ブランド米「つや姫」から造った米焼酎をブレンド。ふんわりとほのかに香る米の香りと、ふくらみのある味わいがたのしめます。
【爽金龍かおり】
甲類・乙類ともに原料は100%山形県産のお米を使用し、特に乙類には山形の人気ブランド米「つや姫」を使用した逸品。芳醇なお米の味わいを堪能できるロックや水割り、お湯割りなどで味わうのがおすすめです。
【さわ麦】
すっきりとしたさわやかな飲み口と、深く香ばしい麦の香りを感じさせる混和麦焼酎。料理に合わせやすく、晩酌にもぴったり。ロックから炭酸割りまで、好みに合わせた自在な飲み方がたのしめます。
焼酎の種類はさまざま! 原料や製法による分類と種類ごとの特徴を知っておこう
長年にわたり山形の人々の熱烈な支持を受けてきた甲類焼酎「new爽」。他地域ではなかなかお目にかかれない銘柄ではありますが、機会があれば、飲み飽きしない「new爽」のおいしさを味わってみてください。
製造元:株式会社金龍
公式サイトはこちら
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