ウォッカベースのカクテル「雪国」は日本が生んだカクテルの傑作

ウォッカベースのカクテル「雪国」は日本が生んだカクテルの傑作
出典 : Shootov/ Shutterstock.com

「雪国」と呼ばれる日本生まれのカクテルを知っていますか? ウォッカをベースとしたスノースタイルのカクテルで、グラスの縁にあしらわれた砂糖が白い雪を想わせます。今回は半世紀以上にわたって世界で親しまれてきたカクテルの傑作、「雪国」の魅力に迫ります。

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目次

  • 真っ白な雪を想わせるカクテル「雪国」って知ってる?
  • 「雪国」は甘さのなかにすっきりとした酸味が感じられるカクテル
  • カクテル「雪国」を作ってみよう

カクテル「雪国」ってどんな味わい? 気になるアルコール度数は?

春の訪れをイメージさせるグリーンと、淡雪の寒色系でまとめられた「雪国」は、誰にでも好まれるさっぱりとしたやさしい甘さが魅力です。グラスの縁に砂糖をまぶしたスノースタイルのカクテルで、お酒が苦手な人でも飲みやすい味わいになっています。

とはいえ、ウォッカを使った「雪国」のアルコール度数は25度前後となかなか強め。爽やかな飲み口につられてつい飲みすぎてしまわないように注意が必要です。

スノースタイルのカクテル「雪国」へのこだわり

カクテルのスノースタイルといえば「ソルティードッグ」や「マルガリータ」など塩を使ったものが多いですが、「雪国」では塩ではなく砂糖をあしらっているのもこだわりのひとつ。

また、スノースタイルのカクテルは、お好みでグラスの縁の砂糖や塩を舐めながら飲むのが基本スタイルですが、砂糖や塩が内側についていると飲んでいるうちに溶けて流れ落ち、カクテルの味が変わってしまうことがあります。

井山氏は、砂糖が溶けて味が変わってしまうことのないように、グラスの内側ではなく外側だけに砂糖をまぶすことにこだわっていたそうです。

カクテル「雪国」を作ってみよう

カクテル「雪国」を作ってみよう

Maksym Fesenko/ Shutterstock.com

「雪国」の材料

グラスの縁にまぶした砂糖が白い雪を連想させる「雪国」。爽やかさと甘さがたのしめる「雪国」の材料を見ていきましょう。

<材料>
◇ウォッカ 約40ミリリットル
◇ホワイトキュラソー 約10ミリリットル
◇ライムジュース 約10ミリリットル
◇ミントチェリー 1個
◇レモン(レモン果汁)、砂糖 適量

グラスは、カクテルグラスがおすすめです。ウォッカやカクテルグラスは、事前によく冷やしておきましょう。

「雪国」の基本的な作り方

カクテルグラスの縁の外側をレモン果汁でよく濡らし、砂糖をまぶしてスノースタイルにします。続いて、シェイカーに材料をすべて入れてシェイク。カクテルグラスに注ぎ、ミントチェリーを沈めれば「雪国」の完成です。

スノースタイルにする際のポイントは、グラスの内側に砂糖がつかないように気をつけること。まず、グラスの口を下にして斜めに傾け、カットレモンの切り口をグラスの縁にあて、果汁をつけながら一周させます。それから、外側だけに砂糖がつくように、上から慎重にまぶしていくとよいでしょう。

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