ウォッカベースのカクテル「雪国」は日本が生んだカクテルの傑作
「雪国」と呼ばれる日本生まれのカクテルを知っていますか? ウォッカをベースとしたスノースタイルのカクテルで、グラスの縁にあしらわれた砂糖が白い雪を想わせます。今回は半世紀以上にわたって世界で親しまれてきたカクテルの傑作、「雪国」の魅力に迫ります。
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目次
- 真っ白な雪を想わせるカクテル「雪国」って知ってる?
- 「雪国」は甘さのなかにすっきりとした酸味が感じられるカクテル
- カクテル「雪国」を作ってみよう
「雪国」の材料を用意する際のポイント
「雪国」の生みの親「ケルン」の井山氏は、サントリー製ウォッカとホワイトキュラソー、カクテル用ライムシロップを使用していたそうです。
自宅で作る場合は、「スミノフレッド」や「ギルビーウォッカ」、お好みのライムジュースなど、手に入りやすいものを使ってもよいかもしれませんね。
なお、ライムジュースは緑かがったものより透明に近いものを使うことで、雪国らしい透明感のある乳白色に仕上げることができます。甘口のカクテルが苦手という人は、無糖タイプのライムジュースを使用するとよいでしょう。
「春を感じさせる意匠」と表現されるにふさわしいカクテル「雪国」は、まさに日本が世界に誇るカクテルの傑作です。やさしい甘さのなかに爽やかな酸味が感じられる「雪国」をとおして、雪の間から新芽がのぞく初春の雪国・酒田の景色を感じてみではいかがでしょう。